チャプター 4

・Ch.3-2


  • 目的の惑星系は途轍もない遠方にあった
  • ショックの強行は危険だったが、
 マーカーの信号の発生源を発見しなくてはならない
  • サントスがユードラのためにショック用ビーコンを投下した

  • 調査のため惑星に近づいたら、機雷に襲われた
  • その後、比較的無事なCMSロアノークに乗り込んで
 バッケルの手当を行った
  • 救難信号を出してから捜索を開始
 気が狂った提督が提督室に閉じ込められたことを知った

  • そこにはマーカーの文字で何かが書かれていた
  • これを解読できるのはロバートが連れて来てくれる彼だけだ
  • 予定通りに来なければ、飢えか窒息で死ぬだろう


Ch.4-1

アイザック、ごめんなさい 本当に色々あって…

それで、ノートンか? 手の早いことで

世界の危機なのに、考えるのは私達のことだけ?

ああそうだ! 君を諦めたつもりはない

いいえ、貴方は諦めたのよ 全てを

おい、まだやれって言うのか! 一生分の災難に遭ったと思うぞ?

アイザック、これはやるか死ぬかなの!
あなたがいないと先に進まないわ! わかってる?

やるしか無いらしいな

最高だな! さあ何だ?

何だぁッ? ああ、クソっ!

アイザック、こちらカーバー 全員の安全を確保した

皆の様子は?

普通だ 提督室で会おう あまり待たせるな


Ch.4-2


これは…

エリー、カーバーだ 提督室に到着した
アイザックは… おい、アイザック!

アイザック? カーバー、何が起きてるの?

アイザック! おい! おいッ!

何よ? 何が起きてるの?

いや、いや何でもない 何でも…ない

エリー、提督は鍵作りに必死になっていた…

何の鍵?

おい! 何の鍵だ?!

何らかの地球外装置… 機械だ
マーカーをコントロールしている物だと考えていたのか?

何てこと…!

彼女はそれを止めたかったんだな
何度も何度も、マントラみたいに書きつけてある

指示かもしれないわ! まさにそれを探してたのよ!
この星には意味があるわ、アイザック

彼らは発端を見つけたのよ! マーカーの故郷を!

そんな馬鹿な事があるか

マーカーの故郷…

じゃあ、コントロール・ルームで合流しましょう
次の手を考えるわよ!

クラーク! シャンとしろ! 行くぞ! クラーク!



あのな、マージョリー! 儂は多くの勇気ある者達を
あの氷の星で危険に晒させている

母国での戦争に出すべき兵士達をな!
後生だ、さあ教えてくれ、我々は一体何を探している?

希望ですよ、将軍

何を言うかと思えば…

我々の戦闘能力とその支援は日に日に衰えています
我々には資源も、支持も、時間もありません

質問に答えろ 我々は何を探しているんだ?

マーカーです

冗談だろう…

いいえ将軍 本気ですよ
後ほどセラーノ博士がご説明に伺います

まともな考えじゃ…

将軍… 退室を

トめろってそれがトめろアタマのナカでダレにも
キこえないワタシだけキこえるワタシだけトめろ
トめろトめろそうすればゼンブいなくなってゼンブトまる

日記:エリー・ラングフォード
  • 彼と別れる前に、彼の中の悪魔といつ向き合うのか聞いた
  • 彼は過去を掘り返しても良い事はないと言った
  • それを、こんな所で一緒にやる事になるとはね



バッケルだ クロージャーという
廃棄された輸送シャトルの記録を発見した

それを飛べるようにすれば、
惑星に降りるのに使えるわね

使わない シャトルを見つけたら
それでここから脱出する

あのねロバート、マーカーを止めなければ
戻った所で意味が無いのよ!

どちらにせよ、そのシャトルしか手がなさそうだな 場所は?

艦隊最大の艦― テラ・ノヴァだが、かなり遠いぞ

でも、艦間移動の手段はあったはずよね

あるのなら、探してみようか


ごきげんよう、将軍
こちらの説明をグレイブス提督に頼まれましてな

2214年に地球でブラック・マーカーが発掘された時、
我々の科学知識は打ち砕かれました

我々の資源に依存した技術をまさに裏切り
それは無尽蔵のエネルギーを生み出しておりました

その技術を理解し、エネルギーを己のものとするため、
マーカーの複製が試みられました

しかしそれはエネルギーを生み出す物ではなく―

深宇宙のどこかから送られる搬送波から
エネルギーを受け取る物だったのです

この"マーカー信号"を逆算し
未知の惑星、タウ・ヴォランティスが発見されました

我々はその発信源を発見し、
エネルギーの直接利用を考えております

これが上手く行けば、我々全ての明るい未来に
繋がるかもしれません 将軍、ご清張ありがとうございます

アイザック、来たのね!

他の皆は?

ここから出る方法を探してる
サントス、さっきのを説明してあげて

もちろん! "スキップ"という小型のメンテナンス艇を見つけたわ
船速も航続距離も控えめだけど… 艦間移動だけなら十分よ

これよ、座標を送るわ

早くシャトルを手に入れて、さっさと帰還するぞ

ロバート! 私達は帰らないって―

おい待て! 何をするにもまずはシャトルの入手だ
俺は外に出て"スキップ"とやらを見てくる


Ch.4-3

アイザック、ノートンだ

わざわざ秘匿回線で何の用だ?

君がこちら派かどうか知りたくてね

どちら派の話だ?

君達二人の"仲"は知っているが、今は私のモノだ
そして、愛する彼女にこんな事をさせるつもりはない

彼女が正しいなら、ここがマーカーの故郷の星だ
止める方法もあるかもしれない

おいおい、君だってこの先どうなるかわかってるだろう

もし200年前にマーカーの止め方がわかっていたなら、
今は何もないはずだろう? 辻褄が合ってない!

ああ、なるほど、君は君と彼女が… そうか
まあ、忘れてくれ! 彼女は君と何もない、だろう?

通信開始… P S … P S…

今の聞こえたか?
俺のRIGがループしてるメッセージを拾ったんだが

暗号化されてる感じね 調査船 CMS グリーリーから来てるわ
重要なものかもしれない!

機会があれば調べに行ってみるか アイザック ―以上

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最終更新:2013年02月22日 21:39