チャプター 16 ~ 19


・Ch.16-1


畜生ッ! あいつまだ生きてるぞ!

橋班! 奴はそっちだ!

見つけた!


こいつら爆発するぞ! 離れろ!

出ろ、出ろ! 奴は壁の上― 何だアレは!

クソ、何なんだアレ?! あの大きさを見ろよ!


他の者は?

全員死亡です! アイザック・クラーク、奴に撃たれて!

なら増援を呼べ!

ですが、ここまで来れるでしょうか?

換気口をここから開け
降下艇の道を作るのだ! 急げ!

アイザック? 大丈夫か?

カーバー、奴がいる "機械"の方に向かったぞ!

追いつけるか?

そうしたいがな 市街地への道を探そう その途中で合流するぞ!

日記:アール・セラーノ博士
  • 深部発掘地点では毎日、心が震えるような人類初の発見が続いた
  • 昨日、不気味な緑色の光に満たされた巨大な空洞を掘り当てた
  • 深部発掘隊の荒い映像には、壮大な建築物による街と
 霧の中でそびえ立つ像が見えていた

個人ログ:アール・セラーノ博士
  • この種は頭蓋に開いた6つの穴と共鳴腔に空気を流し、
 複数の振動膜を活用することで"語"を生成する
  • この語は発見された建物の表面に彫られている文字と
 合致している 文字には6つの基本文字、あるいは"語"があり、
 それぞれの発音の長さが併記されていた

  • その言語を使っていた者が発音方法を書くというのは不自然だ
  • まるで、己の命運が永くないと知った者達が、
 後にこれを発見した者に重要な事を伝えるため、
 発音を追記したように見える
  • 墓の下から我々に話しかけるために遺した、とも言えるな!


軌道上の不完全な月… マーカーを制御しているのはそれだ
それはここの化物共の成れの果て… だったもの、と言うべきだろう

知っているように、この星の住民は形成途中の月を凍らせる
"機械"を構築したが、それでは不十分だったのだ

未完成であっても、月のマーカー信号は母星のマーカー達に届いた

そしてさらに、星々を跨いだ"兄弟月"間のネットワークが存在するのだ
月が完成するたび、それはネットワークに加わって情報をもたらす

もしこの月が完成したら、その兄弟も来るだろう ―食べ物を探しに

しかし希望はある! この"機械"は設定が未完了で、本来の機能は
ただ月を凍らせるのではなく、月を破壊するための物なのだ!

コーデックスを使え それが機械を再設定するための鍵なのだ!
私の残した道を辿って機械の中心へ行き、この悪夢を終わらせてくれ


カーバー、今のを聞いたか? "機械"で月を砕けるぞ!
ちゃんと設定してやるだけでだ!

ダニックはどうする?

ダニックを止めるだけでは駄目だ コーデックスを取り戻さないと!
あれが"機械"を再設定するための鍵だ!

だがセラーノはエイリアンの文字のようなもので道を塞いでる
ここを通る方法を探してみる


・Ch.17-1


無重力環境を離脱

無重力環境です

無重力環境を離脱

"せんし"


"最後"

個人ログ:アール・セラーノ博士
  • 一部の遺物は化石化したイボのようなもので覆われていた
  • 何百万年も前のモノだ 当然死んでいるものと思っていた
  • それの反重力輸送中、いくつかの大型ポッドが孵化するように動きだした
  • 兵士が近づくと、中から… 恐ろしいモノが出てきて、兵士数人を失った
  • 怪物は輸送シャフト内に封じ込め、他のシャフトには検知装置を設置した


日記:アール・セラーノ博士
  • マーカーからの信号による影響は人によって異なる
 怒り狂う者もいれば、幻覚を見る者も、錯乱する者もいる
  • しかし最も警戒すべきは、知らぬ間に操られている可能性だろう
 引き返せなくなってから、そうであったと気づいては手遅れだ

  • "機械"を止めたい気持ちに逆らう事は正道なのか?
 マーカーを止めるために"機械"を完成させるというのは正しいか?
 私は宇宙の生命を消し去らんとする大いなる存在の奴隷なのか?
  • 今は知る由もない。


・Ch.17-2


"犠牲"


無重力環境です

無重力環境を離脱

カーバー! 床にある円盤に乗ると、死ぬほど痛いが
キネシス出力が増大するぞ!

ステイシスはどうだ?

それがどうした?

そっちも強化されるのか?

それはお前が試してくれ


・Ch.18-1


君は今、"機械"中心部の奥深くにいる どうやら、
ここからは2つの基礎設定ポイントに行けるようだ

一つは既に起動済みであろう西のポイントで、もう一つは北にある
それらを適切に操作出来れば―

いや、正直に言おう どうなるかはわからない
私にできる助言は1つだけだ ―観察せよ 手掛かりはそこにある

日記:アール・セラーノ博士
  • 徴は周りにあった どうして気づかなかったのか マーカーだ
  • マーカーは死者を動かすだけではない
 我々を操ってマーカーを拡散させようとする宇宙規模のウイルスだ
  • タウ・ヴォランティスは、感染が広まらぬよう自害の道を選んだのだろう


・Ch.18-2


深掘隊員がこの辺りに繁殖しているネバネバした網に邪魔され、
作業が困難になっている

私はここの上にある装置こそが"機械"の設定の中核を
担っていると考えている

エイリアンの文書を調査したところ、これを適切に並べれば
信号や動力の増幅器のような働きをするようだ


よし、動力を直列させた どうやらもう一つの
起動端末が開いたらしい! コイツが直るまでもう少しだ、カーバー


アイザック、何をしている?

大昔にやっておくべきだった事を終わらせてるんだよ!

やめたまえ! 何も知らずにそれを弄るな!

こっちのセリフだ、阿呆



さて、都市ごとねじるのは上手くいったようだが、次は何だ?

セラーノが正しいなら、最終設定に入るため
最初の起動ポイントに戻れるはずだ

その後は?

俺の仕事場は宇宙船だ エイリアンの機械なんぞ知るか

エイリアンの機械は知らん、なるほど


それは間違いだ、アイザック!
未来はある! 君にも、我々全てにも!

鬱陶しいぞ、ダニック

また会えるぞ、アイザック 君がこれまで失った人々に!
後悔のない未来への道なのだ!

後悔はしてないぜ、ダニック どちらにせよ、もうすぐ終わりだ

アイザック!


・Ch.18-3


君は正しい事をしていると思っているのだろうが、
それは間違いだ、アイザック! 私に"機械"を止めさせろ!

私の援軍が到着したぞ… 意外なモノを持ってな

アイザック?! アイザック!

エリー?! 生きてたのか? どうやって…

搬送用管路を通って出たんだけど、あいつらに捕まったのよ!
アイザック、あいつらはあなたを… 放しなさいよ!

黙れ、異端者め!

コーデックスを持ってるのは俺だ、ダニック!
欲しいのなら、俺を見つけてみろ!

いいや、君は"機械"に向かっているのだ
私は、そこで待つとしよう

よし、今度は何だ? 入れ物が3つ、像が3つ、印が3つ
最終段は何をすればいい?

よしカーバー、もう一つドアを開けた
コーデックスのコントロールセンターはすぐそこだろう

セラーノの指示もほぼ完了だ! 突入するぞ

うむ、ついに膝がイカレたか 恐らくコーデックスはマハードの
手中にあり、間も無くここも埋められるのだろう 他の者と同じように

大学の教授に宇宙考古学を学びたいと伝えた時のことを思い出す
先生はおもむろに吹き出し、学ぶ事は何も無い、と言った

命無き大宇宙だ、地球外生命体など存在しないのだと
ある意味、先生は正しかったようだ

太陽系外に生命は存在しない、"月"による絶滅の軌跡が残るのみだ
そして、それは我々のすぐ側まで迫ってきている

さて、この上には"機械"を止める道と、完成させる道がある
止めれば人類は絶え、完成させれば救われるだろう

人類救済という物を見てみたかったな
"月"が惑星に堕ちて無に帰す様はさぞかし絶景であっただろう

そうして我々を救うため、この惑星の者達は命を捧げた

とりあえず、休憩するか もしかしたら、
ティムがコーデックスを持ってくるかもしれない


・Ch.18-4


エリー!

アイザック! 駄目よ… 耳を傾けないで…

コーデックスを渡せば、彼女は返してやろう

駄目! アイザック、どうなるかわかっているでしょ!

よし、皆落ち着け、いいな? ダニック―

コーデックスを渡せ…

でないと殺す!

渡さない

アイザック、何をしている? 今度は助けられるんだぞ!

奴が"機械"を止めれば、皆死ぬ 彼女も、俺達も、一人残らず!

全てを投げ捨てるな、アイザック

正しい道は1つじゃない

やめろ!


やったぞ! ついにやったぞ! 暗黒の時は終わった! 進化の始まりだ!

エリー、これを終わらせると、全てが崩れる 何もかもだ 君は逃げろ

駄目だ! お前達は逃げろ 地球圏に帰れ
この事を報告するんだ! 俺は残る! 始末をつけるためにな

お前だけじゃ無理だ、カーバー! 俺が居ないとな
俺はマーカー殺しだろ、な?

アイザック…

俺は自分が成すべきことが怖くて世界に背を向けてきた
けどな、俺はもう怖くない

向こうにシャトルがある そいつに乗って帰るんだ

戻って来ないでくれよ! 君も俺が帰れない事はわかってるだろ!

行け!


おい、クソッ!

畜生! 後ろの方から全部崩れて来てるぞ!

カーバー、"機械"が見えた! 月より先に辿り着くぞ!

了解だ! そこで会おう

やれると思うな

コイツを殺すのか? 世界中の弾を持ってきても足りないぞ!

無い物は作るんだよ! いいか、辺りにマーカーが浮いてるだろ!
そいつを強化したキネシスで投げれば武器になる!


・Ch.19-1


気を付けろ! デカイ岩が飛んで来るぞ!


わかってる! わかってる!

アイザック! 吸い込まれてるぞ!
喰われる前に触手を撃て!

この野郎!

アイザック、気をつけろ! また来るぞ!
触手だ、触手を撃て!

わかった!

カーバー?! カーバー! 待ってろ!
そいつの腹から引っ張り出してやる!


行くぞ…!

いよいよか? そのコーデックスを使うんだろ?

ああ

これで終いだろ? ここが死に場所だな?

それで地球の明日が得られる

アイザック? アイザック? いるの?
カーバー? アイザック 死んでしまったの?

マーカーの信号が… 消えてるわ
アイザック、やったのね 本当にやったのね

地球圏座標確認 ショックドライブ準備完了、開始します

エリー…? エリー…

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最終更新:2013年04月14日 03:52