チャプター 6 ~ 10


・Ch.6-1


やった、繋がったわ! シャトルのデータが読めてる
オーケー、ちょっと待って 始動させてみるわ

駄目だな、燃料が無い

待て、上の階に給油スタンドがあるはずだ!
それ、座標を送るぞ

よし、上に登ってシャトルに給油してくる
再始動はそれからだ


・Ch.6-2


よし、満タンだ もう一度頼む

こうでないと! よし、エンジンの点火テストを始めるわ
部屋に入っていて! 熱くなるかも

この古臭い安物の… え、そんな、 あー、アイザック
発射シーケンスが始まったみたいなんだけど、止め方がわからないの!

はっ… 何ッ?!

早く出ないと丸焼きになるわよ!

発射プロトコルを始動 総員、発射室より退避 発射室より退避せよ
システムチェック開始

エアロック扉が開かない! 開く前にシャトルが発射したら―

畜生が! わかった、ギアを確認する!

フライトシステム正常 システムチェック完了

ギアに何か挟まってる! 軍の備品のようだ!
取り除いてみる!

爆発物?! 気をつけてね、アイザック!

アイザック! もう少しでシャトルが発射するわ! 扉はどう?

まだギアが噛むんだ! 急いで取り除いてる所だ!

そんな、最終カウントダウンが始まったわ! アイザック!

もう少しだ! ことごとく引っかかるんだよコイツは!

やった! やってくれたわ!

ありがとうアイザック! イエイ!

流石だな、アイザック!

よし皆、ドッキングベイに行ってシャトル受入に備えるわよ
アイザック、戻ってきたら会いましょう!


・Ch.6-3


それで、シャトルはどうだ?

外装補修だけじゃ駄目だ 左舷エンジンが丸ごと無い

グリーリーの近くに小さな破損船があるわ
シャトルかもしれない

見に行くべきだな

ローゼン! ロック! スーツ装着! エンジンを確保だ!

ですが、私の足はまだ…

飛んだり跳ねたりしろとは言ってない! さあ行け!

よし おいローゼン 現場で会おう

そうかい

パイロット日誌:ウェイド・ホシ機長
  • 30回に及ぶ飛行でCMSフランクリンはもうボロボロだ
  • クルーも俺も満足に眠れてない
  • 俺の名を呼ぶかすかな放送を受信した
 妙なことに、その声は二年前に死んだ妻に似ていた

乗組員日誌:J.スズキ大佐
  • キローガ博士の無重力酔いも完全に治ったようだ
  • 彼は顔を輝かせて、マーカーの仮説や計画について語ってくれた
  • 何かに一生懸命な人を見ると気が晴れる。ここではそういうのが必要だ


・Ch.7-1


こいつか?

おい、探してたエンジンは― ここだぜ

使えそうだ

クソだ 俺達の"計画"みたいにな

協力的だなあ?

おい、とにかく帰りたいだけの奴もいるんだよ いいな?
配線と配管は外したが、本体の外し方がわからん

俺がやる 道具を片付けて、
修理ベイまで牽引する準備をしてくれ


任せてもいいか?

ああ、クラーク 馬鹿にするな

インジェクターはしっかり締めろよ!
飛行中に外れたら洒落にならないからな!

野郎…

よし、エンジンが手に入ったぞ 他は大丈夫か?

いんや、まだだ 飛行経路なしに大気中を飛ばそうとすれば、
糸の切れた凧みたいになるのがオチだ

この辺の遺棄船のフライトレコーダーを使うのは?

ああ、そうだな 昔使われていた航路を再構成できるかもしれん!

ロアノークの外を探してみる

ソーラーパネルが4枚生えた小型人工衛星を探すといい

ソーラーパネル付きの人工衛星だな わかった


バッケル、それらしいフライトレコーダーを見つけた

いいぞ! ロアノークの周りにもういくつかあるはずだ

わかった 集めてみるとしよう


よし、エリー 惑星行きの安全なルートを再構築できるだけの
フライトレコーダーが集まった

お疲れ! 次は?

ナビゲーションモジュールに纏めて入れてからシャトルに取り付ける
ベンチがあればできるな 何の事はない


これでいい 必要な物は全部揃ったぞ

それはいい! さあ一番近い航路帯に向かうよう設定して
さっさとここから帰るぞ…

いいえ、ロバート! 私達は地表に降りるの

エリー、当初の予定はわかるが、これは明らかに我々の手には負えない!
奴等で一杯の星に行くなんて無茶だ!

じゃあ誰が行くの? 地球政府は無くなったのよ!
ロバート、わかってるでしょう これができるのは私たちだけよ

エリー、考えるんだ 正気の沙汰じゃない
それに、どうして本当に解決策があると思うんだ?

あなたがそう言ったからよ 提督室で "止めろ" って
私達がやるのはまさにそれよ

その通りだ 隊長、投げるわけにはいかない

カーバー、お前まで反対するんじゃない!
行かんと言ったら行かんのだ!


いや、エリーは正しい 可能性がある以上、行くべきだ

別に一緒に来てもいいし、止めてみてもいい
けど忘れるな この辺りでは、死んでも楽にはならないぞ

エリー、シャトルの準備を 今から行く


・Ch.7-2


よし、ナビゲーションモジュール設置、気休めだがな

待って、反応が… あ! 来たわ!

そして丁度、航路上にウィンドウが開きそうだだ

良いな 俺も乗船する

ええと、お疲れ様

どうしたのよ? これで大丈夫なのよね?

ウィンドウが近づいてるんだ 行くなら今しかない

なあ! 酸素供給機が変だぞ? どうして固定されてないんだ?

やってみたんだけど、ねじが固くて

俺がやってみよう もしアレが外れたら、
外気熱より先にキャビンの火災で全滅だ

手伝ってくれ メインコンソールの圧力計を見て
密閉できたかどうか教えてくれないか

何かあった 針が動いたわよ

来たわ! 圧力上がっ… てー、安定 いつでもどうぞ

自殺行為だ 機雷に当たってバラバラになるぞ

耐えるさ よし、みんな コイツを飛ばしてみるぞ

燃料経路解放

センサー起動 2,000メートル先に機雷があるな

照準用コンピュータ起動 よし、アイザック、操作を頼むわ

最適ルートを投影する 極力外れないように飛んで、
邪魔な物は撃ってくれ

スラスター、前進方向に1/4

機雷がこっちの熱源をロックした! 来るわよ!


突入まで10秒 8、7…

とにかくコースに乗せろ 角度を間違えたら…

わかった お楽しみはここからだな

3… 2… 1


パネルが外れてきてるわ!

ベルトを締めろ! 荒れるぞ!

外殻温度が真っ赤よ!

突入角がキツすぎる! コースを修正してくれ!

今更無理よ! ウィンドウを外れるわ!

この角度じゃ、ウィンドウまで保たないぞ!

わかった、新しい航路を送るわ…


分解しそうよ

もう少しだ


畜生! 死ぬんだ! 皆死ぬんだ!

酸素供給機 故障 エンジン停止
高度24,000mより降下中 高度23,000m 高度22,000m

高度21,000m 高度20,000m、降下中 高度19,000m、降下中
高度18,000m、降下中 高度17,000m、降下中 高度16,000m

スラスターが無いと、岩みたいに落ちるだけよ!

ああ、クソ、待ってろ! タンクを締め直してくる!

やった! エンジンが復帰したわ!

クソッ! アイザック、操縦代わって! ナビは私が!

何も見えない! 高度はいくつだ!

目盛に血が! 読めない!

エリー!

エリー?! エリー!

警告:体温低下中

ああ、火だ 温かい 火を使おう 近くにいよう

エリー、そんな…

エリー? エリー、いるのか?


・Ch.8-1


エリー! エリー!

エリー…? そんな、そんな… まさか!

よかった


アイザック、もしこれを観たら… 見つけてくれたら―

エリー! 早く! ここにいたら凍え死ぬわ!

すぐ行く! 私達は寒さを凌げる所を探しに行くわ
あなたのために発煙筒を置いていくから―

あいつは死んだ エリー! 行くぞ!

アイザック… どうか生きていて

行くぞ


エリー? 応答を エリー?

通信記録:テキスト TV-HU211よりTV-RS9へ
  • サイモン ウィーバー伍長:なあ軍曹、そっちに何か行ったけど何? 旨い物?
  • ジョージ コクラン軍曹:食い物じゃない ドリルの部品だ
          発掘隊が氷の下に面白い物があるのを見つけた

  • 伍長:そいつは俺の腹の虫より大事なのか?
  • 軍曹:これだけ宇宙開発が進んでも
    地球外生命体が見つかってないのは知ってるな?
  • 伍長:もちろん、岩とガスしかない
  • 軍曹:いたんだよ、グロいヤツが

お聞き頂いてるのはアロハ・ステーション…
外の兵士の皆さんにお届けだ

忘れるなよ、コロニーはお前等に期待してるぞ


向こうに… 大きな施設があるみたい!

エリー?

この吹雪よ 壁から離れたら遭難するわ!

エリー? 君か? 通信範囲内にいるのか?

畜生め


・Ch.8-2


お聞き頂いてるのはアロハ・ステーション…
HQよりみんなにお知らせだ

食事の後には必ず給食券にハンコを貰えよ
腹減ったままでいるんじゃないぞ

さて、じゃあ温まれるのを一つ


個人ログ:サイモン・ウェーバー伍長
  • あらゆるリソースが発掘現場につぎ込まれている
  • 何か見つけたらしいが、誰もその話をしない
  • 発掘チームは異様にやつれてるからひと目で分かる

スペンサー・マハード将軍より各員へ通達
  • 即刻、マージョリー・グレイヴス提督を
 指示あるまで執務室内に監禁せよ
  • 彼女との一切の会話を禁止 以後指揮は私が執ることとする

通信記録:テキスト TV-HU213よりTV-RS9へ
  • サミュエル アッカーマン上等兵:そっちの食料庫には何か残ってないか?
  • ジョージ コクラン軍曹:一個小隊を食わせないと駄目なんだ、余分は無いな

  • 上等兵:兵站部は? 兵糧あるだろ 鍵貸してくれよ
  • 軍曹:すまんなアッカーマン 兵糧分配はラムリー一等軍曹の担当だ
    その内送ってくれるだろうから、それまでは我慢しろ


安全警告 この先はスノースーツを着用して下さい


バッケル

アイザック? 私はもう駄目だ

他の皆は?

他の連中は山の向こうの研究施設に向かった…

スノースーツを見つけたんだが、全員分は無くてな
だから私は残ることにした

地下にはまだあるかもしれん

かも?

エレベーターが壊されてる
それと下から引っ掻くような音がしてな

だから… だから確認していない

バッケル?



・Ch.9-1


こちらサム・アッカーマン上等兵 41番工兵隊所属
感染体を口にするなと伝えた

口にした彼らは、強い光に敏感になり
懐中電灯で照らされると激しく怒り出すようになった!

彼らを閉じ込めるため、エレベーターを停止させた
彼らの魂に安らぎあれ


個人ログ:サム・アッカーマン ここ3日間、暗がりで息を殺してきた
助けを呼ぶため、無線の所に行かないと

彼らをやり過ごす方法があるかもしれない
小さい物を投げれば、音で彼らを誘導できそうなんだ

アッカーマン? お前か…?

しまった!

臭う… 臭うぞ… 肉だ!

SCAF軍規手引より抜粋 "氷点下での活動について"
  • 屋外に出る際は一切の例外無く"極寒活動用スーツ"を着用すること
  • スーツに損傷のある場合は速やかに修理に回すこと
  • 排泄物処理システム損傷の恐れがあるため、
 ブーツを踏み鳴らして雪を落とそうとしないこと


・Ch.9-2


コクラン軍曹、このセキュリティキーを持って集積所212号に向かえ
先週のフランクリンの事件以来、ラムリー軍曹から何の連絡もない

あそこの物資の重要性は言わなくても分かるな
ラムリーの様子を見てこい

それともちろん、食料と弾薬を確保して来るんだ!


サム! 入れてくれ! 腹が減ったんだ、サム!

こんな事が… こちらサム・アッカーマン上等兵!
誰か残ってないか!

サム! セラーノ博士だ! いいか、1号棟に行け!
聞こえるか? 命がかかっているんだ!

何? 博士? 誰の命だ?

全員のだ! いいから行け! 行けサム!

アッカーマン! アッカーマン! 置いてくなよ!

やっ… 博士、やってみる!

俺達は一つになるべきだ! 俺達を一つに! 一つに!


ラムリー? ルソー? 誰かいないのか?

ああ全く! 誰も居ないじゃないか

音楽がつけっぱなしだな
ほら、ラムリー軍曹のRIGをロケーターに登録しろ

これであいつのスーツの信号を拾えるはずだ

そもそも、どうして将軍は俺達をここに?

あのな、"腹が減っては戦はできぬ"だ
ラムリーの所の食料と弾が無ければ一週間も保たないぞ

面倒な

日誌:ラムリー一等軍曹
  • 2311/08/29
 -着陸地点確保 CMSフランクリンとCMSクロージャーが人と物を搬入予定
  • 2311/09/03
 -集積所建設中 コクラン軍曹と第21工兵隊が発掘現場へのパイプライン設置中
  • 2311/10/11
 -集積所完成 発掘現場の妙な話を聞く
  • 2311/10/13
 -激しい嵐 強風でCMSフランクリンが墜落 乗員の生存は絶望的
  • 2311/10/15
 -フランクリンの乗員が来た 何かおかしい CMSグリーリー移送までこちらで預かる
  • 2311/10/16
 -トめろトめろトめろトめろトめろトめろトめろトめろミンナヒトツニ


・Ch.9-3


あー…

この星は、何かおかしい! 本当に、本ッ当に、おかしい!

"私達を一つに" どういう意味だと思います?

軍曹! 後生ですから、今すぐここから出ることにしません?

いや、まだ駄目だ 信号はもっと奥からだ

正気ですか? ちょっと!? 待って下さい!


・Ch.9-4


SCAF-ISC-22481 MO212(*先のラムリーのログと同じ番号)
  • 2311/10/24
 オイシイつまさきに ゆびに はな オイシイので
 みんなヒトツにタベモノすててオイシイのを
 タベてゼンブタべてヒトツになる

もう少しだ 信号がどんどん近くなっている

軍曹、ここまで来ても食べ残しすら見当たらないんですけど

心配するな すぐに喰えるさ

はあ?

こっちだ


・Ch.9-5


個人ログ:リチャード・ラムリー一等軍曹
  • 私は自分の人生は自分だけの物だと思っていました
  • 私達は大きなパズルの一片、一人では無価値です
  • 目を閉じると聞こえる"私達を一つに"。そうしなければなりません
  • さあ第一歩を踏み出しましょう、ただ死ぬ それだけで良いのです

ああ、クソッ… クソクソクソックソぉッ! 食料全部腐らせてやがる!
軍曹! 聞いてます? 無くなってます! 全部!

人はパンのみにて生くるにあらず

だから何です?

肉なら周りにあるだろう オイシイ肉、指につま先に鼻…

ちょっと、どこ行くんです?

何してるんですか? ねえ!

誰もが理解せねばならん 知らねばならん 喰わねばならんと!


・Ch.9-6


あのオンボロめ

カーバー! こっちだ!

クラーク? 一体どうやって…? まあいい!
来い! 今少し… ああクソッ!

ラングフォード、奴等外壁を超えてきてるぞ!
聞いてるか?! そっちに向かったぞ!

畜生ッ! クラーク!
俺達は中央司令室にいる、登って来い!

エリー! いるのか?

アイザック!? 本当に!

生きてたの?

良かったな

エリー… また話せてよかった

どうやったの? 船は… 死んだと思ってたのよ!

フレアを辿ってきた そっちは大丈夫か? カーバーは見たが…

ええ、大丈夫よ カーバーも近くにいるわ いい、アイザック
お願い、急いで登ってきて 私達は中央司令室よ

急いで向かう


鬱陶しいな


・Ch.9-7


個人ログ:R.ブラッティ一等兵
  • 昼夜を問わず、奴等は嵐の中から現れて中に入ろうとする
  • 命令に従うのは辛い 見知った顔も多い
  • 目が合うと反応する時がある 生きていた頃を思い出すかのように

SCAF軍規手引より抜粋 "補遺XII:ネクロモーフについて"
  • いわゆる"ネクロモーフ"は、我々の兵士を含む生物の死体から成る
  • 初見では大いに動揺するだろう だが心を乱すな
  • 最重要:手足を撃て! 頭部及び体への銃撃は弾の無駄だ
  • 絶対に外壁を超えさせるな 敵は一体でこちらを壊滅させ得る

コクラン軍曹へ / R.フライスナー技術兵より
  • トラックの過積載をやめろ
  • 軸とモーターをどんだけ壊したら気が済むんだ
  • それと、こっちへの食料輸送はどうなってるんだ?


来たか

アイザック

アイザック! やったわね!

ああ…

追い付くって信じてた

追い付けてよかったな、アイザック
ところで、二人っきりの時間を作った方がいいか? ん?

どういう意味よ?

つまり、終わった男への態度にしては、大げさだなと言う事だ

彼はこの作戦に不可欠な人間よ

どうだか "私に"必要なんだろ?

おい、何か言いたいことでもあるのか、大尉殿?

やめて! やめなさい!

私達は例の"機械"を止めなきゃいけないのに、
まだ場所すらわかってないのよ

わかるわよ

い、いや 見つけ方はわかったかも
わ… 研究記録の残骸を漁ってたんだけど

全部破壊されていたと思うが

ええ、コンピュータのデータは、そうよ

でも文章ログに"機械"の正確な位置を
特定した信号追跡実験の打ち合わせログがあったのよ!

それで、これを再現すれば、同じ事ができる!
でも… それは施設の反対側なの

いいじゃないか! 十分だ 見てみよう 気分転換にもなる

性根が腐ってるやがる、なあ?


酒は行ける方か? セラーノ

いえ、私は…

私はコニャックにしておこう
ありきたりかもしれんが、良い煙草とよく合う

私に何の御用で?

正直に言おう、博士 私は君が嫌いだ
君の見た目、話し方、そして仕事の進め方もだ

ですが、提督は私に…

指揮をするのはグレイヴス提督ではない! 私だ!

貴様が研究しているあの氷塊を解凍するのに人が要るなら
話はこっちだ、私に言え

無論です ですがそれよりも…

貴様が本国でどんな支援を受けていたかは知らん

だが貴様の遊びは危険なのだ、博士
ここでは、私のルールに従ってもらうぞ!


・Ch.10-1


ちょっと、アイザックを待ちましょう
アイザック、すぐ外にいるわ

寒いんだよ さっさと来い

皆急げ!

どうしてダニックの連中に見つかるんだ?!

こっちだ! 急げ! 走れ!

エリー! 行け! 倉庫でまた会おう!


あいつらどこから来たのよ?

跡を付けてきたんだ!

不可能だ! ショックスペースを通ったんだぞ!

それで? されたろう、実際!

エリー、倉庫まで行けるか?

そんな、あいつらが来たわよ!

エリー!

コリン、部下を連れて来い 奴はこっちだ!

サントス、危ない!

下がれ!

いたぞ! いたぞ! 奴はこの下だ!


エリー、皆大丈夫か?

ええ、安全だと思うわ

何が安全なものか! アイザックを追ってる奴等の
とばっちりがこっちにまで!

見て! 倉庫よ! 信号追跡実験の情報はそこにあるわ!

とんだ厄病神だな、クラーク

奴だ! 奴がいるぞ!

奴は粉砕機の後ろだ! 追い出せ!

トンネルだ! 奴はトンネルの中だ!

個人ログ:エドムンド・バーレイ
  • どこを掘っても奴等が出る あれは200万年前の死骸だと
 セラーノは言うが、まだ生きているように感じる
  • 奴等の恨みがましい視線を感じる気がする
 そして、奴等の周りにはマーカーが必ず置いてある

  • 発掘現場から誰も居なくなった時、
 奴等の凍り付いた声が風にのって聞こえてくる

  • "止めろ"

アルトマンの子らよ、諸君らにマーカーの計画を伝えよう!
時が来れば、諸君らは再誕するだろう!

しかしそのためには、アイザック・クラークを殺さねばならん
我らの信仰、そして種の未来はそれに掛かっている

何としても彼を止めよ! アルトマンに誉れあれ!

奴が来るとしたらこっちからだ、構えろ!

クラークだ! 撃て! そっちにいるぞ!


・Ch.10-2


増援を頼む― 何だアレはァーッ!?


何だ、アレ…


こいつら何なんだよ?!

撃て! 撃ちまくれ!

駄目だ! 逃げろ!


コアリング設備 起動
各員へ:障害物を検出 掘削再開のため取り除いて下さい


アイザック、凄い物が…

…何の音なの?

あー、巨大なドリルが出口を塞いでるんだ
安全扉を下ろせば多分…


マズくない?


やってみるしかない

エリー?! 閉じ込められた上でドリルがこっちに向かって来る!

"オフ"のスイッチは無いの?

無い! ―いや! ある! 中央に黄色いヒューズがあった!
そいつを撃ってみる!


故障検出! ドリルコア容量 75%

再稼働まで5、4、3、2、1 総員、退避

故障検出! ドリルコア容量 50%

再稼働まで5、4、3、2、1 総員、退避

総員、ドリルを放棄! ドリルを放棄!

故障検出! 全システムを、停止―

よし、エリー これから倉庫に向かう

順調?

そうだな、殺す気満々のこの星と君の彼氏に嫌われてる事を除けば
素晴らしい旅だな、今の所は

いつもはこうじゃないのよ ロバートは―

こっちでハッキリさせるよ 最後に勝つのは一人だ
実験の成果は見つかったか?

ええ

で?

見たほうが早いわ

そうかい


・Ch.10-3


個人ログ:エドムンド・バーレイ上等兵
  • 苦労の末、我々は猛吹雪の中セラーノ博士が示した座標に辿り着いた
  • そして突然嵐が晴れ、我々は神のごとく聳え立つ"彼等"を見た
  • 私はいつの間にか跪き、涙を流していた 己の絶対的な卑小さを感じて


おいおい…

アイザック、やっと来たわね! 私達は上の観察室にいるわ

コイツは一体何なんだ?

悪いニュースだ、他にどう言えと!

美しいと思わない? ここの科学者は"ネクサス"と呼んでいるわ

彼等はこの大きい個体が中継器となって"機械"の信号を
小さい個体に伝播していると考えたようね

それがどうした?

きっと彼等は、この怪物内の神経節を通って信号を逆に辿る事で
"機械"を発見したと思うのよ!

ちょっと待て、コイツの中に入るのか?

そうよ! 実に貴重な体験だわ!

貴重な体験?

野郎は氷漬けだぞ どう中に入る?

科学者達は熱交換を使ってるわ ちょっと点火してみる

いや、駄目ね

多分屋上に炉がある それを見つければ、再稼働させられるだろう

アイザック、気をつけてね いい?

そうそう 怪我するなよ

個人ログ、アール・セラーノ博士 ネクサスの実験結果は…
そう、素晴らしい! 我々はほぼ無傷の検体2つを発見し、

昼夜を徹しての発掘を行っている これら"ネクロモーフ"の
情報交換方法について多くの事がわかってきた

ネクロモーフはその種全体が何らかのテレパシー信号で
接続されている 最下級の歩兵から、巨大な個体まで全てがだ!

しかし、その信号はどこから来ている?
私は、それが知りたい

おい、炉の発電機を見つけた
あとはそこまでどう辿り着くかだ

わかった

よし、炉が点いた そっちからはどう…


アイザック、大丈夫?

まあな

ロバートと張り合わないでくれてありがとう
彼、今ちょっと変なのよ

ああ、ノートンは俺が元凶だと思ってるだけだ 色んな事のな
だが君が俺を必要としたから、俺はここにいる

それとまあ、正直に言えば… それ以上に何かあれば…

エリー? それはアイザックか?
ああ、そう 二人で楽しいおしゃべりか?

炉が動いたって連絡をくれただけ これから戻るそうよ

アイザック、また後で


・Ch.10-4


ああ、アイザック! 熱交換機は動いてるんだけど
検体の解凍が始まらないの 何かおかしい所はない?

そうだな、多分パイプが凍結してるんだ
ここから圧力を調整すれば取れるかもしれない ちょっと待て


うわっ! これでどうだ!

ええ! 内部温度上昇中! それと追加の良いニュースよ!

何だ?

観察所まで上がってきて! 移動中に説明するわ!
ネクロモーフはマーカー信号の伝送器よね

それで、研究者達はその信号を逆探知して
"機械"を探すセンサーを作ってたのよ!

そのセンサーはどこに?

多分壊されてるわ けど! それの設計図を見つけたわ!

そういう展開かよ


こっちよ! これがさっき言ってた設計図ね
このセンサーを作る部品は一つも見つからないけど…

このキャンプの反対側に別の研究倉庫があるわ
図面はこれ どうかしら?

ふむ、遠隔計測用杭射出機(テレメトリースパイク)を改造した物らしいな
使い方はわからないが、そうだな、部品があれば作れる

別の倉庫はどこだ?

あなたのRIGに座標を送るわ
多分厳重に封鎖されてるでしょうけど―

これよ、ここで研究用のパスコードを見つけたの
これでこの倉庫に入れたわ 他の所でも同じように使えるかも

まあ、やってみよう すぐ戻る

ここの研究結果を纏める事で"機械"が見つかればいいんだけど…
あれ、まだいたの? こっちは大丈夫よ


よし、馬鹿な私に教えてくれ
仮にこのバカげた実験が成功して"機械"が見つかったとしよう

その後は? どうやって"止(と)める"のか
何一つわかってないだろ?

そうだな、グレイヴス提督はコーデックスが
"機械"を制御する鍵だと言っていたな

そうよ! それとセラーノ博士のログを
いくつか解読出来たんだけど、それによると―

"ロゼッタ"という何者かが鍵制作の重要な所にいたそうよ

それだけだろう?
君達だってほとんど何もわかってないじゃないか!

センサーの部品が見つかれば、"機械"が見つかる
コーデックスの件はそれから考えればいい

非現実的だ


布教日記:ジェイコブ・ダニック
  • 多くの不安を抱えた信者が私の元に来て尋ねる
 なぜマーカーはあのような痛みや苦しみを与えるのか、
 誰がマーカーの複製といった恐れ多い事をさせたのかと
  • 人だ マーカーは自然の一部であり、
 我々が破壊してきた森や空や海と同じなのだ

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最終更新:2013年04月14日 03:24