完成車フル電動自転車


「完成車フル電動自転車」とは?

オール中国業者企画・出所不明中国産パーツのチョット怪しい商品。とにかく安く、買ってすぐ乗れる。
その代わり価格重視の為に車体の耐久性はとても低い。よく壊れるのがお約束。
■こんな人向け
(1)初期投資額が安いのが欲しい。
(2)大抵の故障は自分で直せる腕前の自信がある。


注意点

(1)「修理を自分でできる人向けの製品」である事を了承して買う事
完成車と聞くと最初から出来上がってるので初心者向けと思われがちだが、
実際は怪しい業者の価格優先の造りなので、僅か2年程で車体のあちこちやバッテリーにガタが来る。

良くあるパターンは、「自作する技術は無いので、完成車が良いだろう」と買って地雷を踏むケース。
故障してメーカーに電話しても、殆ど売り逃げに近い業者もあり、結局自腹修理になる事が多い。


(2)耐久性と維持費も込みで予算計画を立てる事。
安さに釣られて買う人も居るが、修理コストも含めた価格で考えると、長期的には必ずしも安くない場合もある。
保守用部品は通販等で購入可能。ハズレを掴まない様に過去ログ等も参考に情報交換を。


(3)怪しい業者のスペック表示は話半分に捉えておく事
怪しい中華業者の製品ページに書いてある航続距離やパワーの数値は、
そこから6割に減らした数字位が本当と思っておく位が丁度良い。
4~6万円で売られてる完成車フル電車体のモーターは300Wほど。
これではモーター単体で時速22km/h前後のパワーしか出ない筈なので、40km/h出る筈が無いのである。
例えばカタログで「時速40km/h出ます!」と謳っていたら、「実際は30km/h程度だな」と思ってもらって良い。
こういう誇張されたいわゆる「中華表記」の数字に注意。


(4)防水能力は想定してない。
浸水に弱く濡れるとすぐ動かなくなる。この為、雨の日も使う様なハードな実用車として使うには不向き。
雨天でも壊れず使いたいなら、電動アシスト自転車改造が向いている。


(5)「公道対応」と書かれていても、公道走行に必要な認可を取ってない物があるので注意。
国産の電動アシスト自転車では公道走行に必要な基準を確実に満たしているものしか売られていないが、
中華製の「公道対応」と書かれている物の中には実際にはフル電動走行が可能な状態がデフォになっていたり
必ずしも書かれている通りの基準になっていない場合があるので注意。













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最終更新:2013年07月20日 13:24