Java言語

JavaとはSun Microsystems社(現Oracle)により開発されたオブジェクト指向プログラミング言語であり、
Javaは従来のあらゆる言語の良い部分を引き継ぎ、欠点を克服するよう設計された言語である。
  • 開発環境には統合開発環境(IDE)のEclipseが使用可能。コマンドプロンプトでも可。
  • 構文は C および C++ から多くを引き継いでいる。
  • 従来のプログラムは対応した基本ソフト上でしか動かせなかったが、JavaはJavaVMという実行環境があればどこでも動かせる。
  • プラットフォームに依存しない為、組み込みシステムからAndroidのアプリケーション開発や企業の情報システムを担うサーバにも活用される。





記法

+ ...
変数名等は小文字から始め、以降の単語の頭文字のみ大文字にするのがベター
  • private int playerNum;

変数宣言は初めにまとめてではなく、必要な段階で記述する。
(個人的には流れるように動作するならば最初にまとめた方が良いと思う。)
  • 変数宣言A
  • 処理A
  • 変数宣言B
  • 処理B



javadoc

HTML形式でドキュメントを吐く機能
+ ...
コメント始めを/**にすることでjavadocコメントを打てる。
HTML形式なので、<br>で改行も可能。
  • 以下例
  1. /**
  2.  * ○○メソッド<br>
  3.  * @param 引数内容
  4.  * @return 返り値内容
  5.  */
  6.  


配列

+ ...
  • C言語とは記述法が異なるので注意。
型 [] 配列名 = new演算子 型 [要素数];

  • 同時に初期化も可能だが、自動的にデータ数から要素数を決定する為[]内に要素数を書いてはならない。
型 [] 配列名 = new演算子 型 []{データ, データ};


コレクション

オブジェクトの集合を扱うための仕組み。
+ ...
リストとセットがありそれぞれ複数種ありますが、
ここではリストのArrayListを説明します。
  1. ArrayList list = new ArrayList(); // リスト生成
  2. list.add("A"); // リストに追加
  3. list.add("B"); // 同上
  4. list.add("C"); // 同上
  5. list.get(n); // n番目の要素を取得
  6. list.remove(n); // n番目の要素を削除
  7. list.size(); // 要素の個数を取得
  8. list.isEmpty(); // 空か調べる
  9.  
記述したものの他にも色々機能があるので必要に応じてググる事。


拡張for文

  • 配列やコレクションと呼ばれる複数の要素を持っているものから全ての要素に含まれる値を順に取り出して処理するために使われる。
+ ...
  1. int data[] = {78, 54, 91};
  2.  
  3. for (int result: data)
  4. {
  5. System.out.println(result);
  6. }
  7.  


論理型

+ ...
  • C++とは記述法が異なるので注意。
boolean 変数名;

  • 値はtrueかfalse(小文字で)のどちらかを持つ。


ポインタ

+ ...
ガベージコレクションである為、C言語などとは違い、ポインタ演算は不可能である。


列挙型

+ ...
  • ユーザー独自の定数を持たせる事の出来る型。
列挙型の宣言
 修飾子 enum 列挙型名 { 定数, 定数, 定数 }
 ・カンマで区切ります。

列挙型変数の宣言と代入
 列挙型名 列挙型変数名 = 列挙型名.定数;
 ・ピリオド


スレッド

+ ...
スレッドを用いる事で、ひとつのプログラム(プロセス)の中で複数の処理の流れを走らせることが可能。
スレッドを作成するには、Threadのサブクラスを作成する方法と、Runnableインタフェースを実装したオブジェクトを用いる方法がある。
詳しくは書籍もしくはググる事。
最終更新:2013年06月17日 11:33