Broken Glass Syndrome
Разбитый Стеклянный Синдром
■CONTENTS
■概要
≫前提
カチューシャの使用する鏡と硝子に関する能力。
基本的に好きな位置に好きな形で好きな量の鏡や硝子を生成できる。
生成に関しては、目視できる位置が限界。相手の体内等に直接生成は不可能。
また、鏡や硝子の強度は本来のそれ相応であり、強度はそこまで高くない。
本来の鏡や硝子の性質も備えている。その為、屈折率を変化させた特殊な鏡等も生成できる。
硝子細工の羽根を生成し飛翔する事も可能。
しかし、飛行能力を自由に得るほどではなく、単純な移動や退却手段に用いている。
以下に記すのが、彼女の生成する鏡や硝子が宿す三つの能力である。
≫第一の能力
鏡や硝子を用いて、相互に行き来する能力。
入口が能力で生成した鏡であれば、一般の鏡や硝子から出現する事も可能。
また、彼女だけではなく、物質や生物も鏡を通じて行き来する事ができる。
この裁量は彼女の判断で決まる。その為、彼女の意志に反して鏡を通る事は不可能。
大きな特徴として、行き来できる物質は鏡のサイズに制限される点が挙げられる。
その為、人間サイズの移動には、人間が入れる大きさの鏡と、出れる大きさの鏡が必要。
普段の戦闘では自身の移動に用いるというよりかは、銃弾の移動に用いる事が多い。
彼女の用いる狙撃銃やレールガンは内部に彼女の硝子を仕込んでいる。
その為、空になった銃弾の排出、新たな銃弾の装填を鏡を介して行う事が可能。
両手に銃を持ちながらも、鏡に銃弾を落としてリロードする事が出来るのである、彼女が用いる大きな手段。
普段の生活では狙撃銃を鏡を用いて別空間に保存しておき、使用する際に鏡を生成。
取り出して扱う事により、巨大な武器を持ち運びしないで良いという利点がある。
≫第二の能力
鏡で映した物質や事象をコピーする能力。
例えば鏡で銃口を映す事により、鏡の中の銃口からも銃弾を発射する事が出来る。
その為、一度の発射で数発の銃弾を掃射する事が可能、狙撃を掃射するという離れ業を可能にする能力。
しかし、この能力でコピーした物質はコピーを繰り返すにつれて、劣化していく。
その為銃弾を増やせば増やすほど一発当たりの威力は減っていく。
また、事象をコピーした際はその性質もコピーする事が出来る。
炎を鏡に映したなら、実際に炎を展開する事が出来るのである。
ただしこの炎もコピーを繰り返せば劣化していく、あくまでも鏡で映した虚像でしかない。
≫第三の能力
不可視の事象を可視化する能力。
鏡で不可視の事象を可視化する事が出来る。
今まで使われた例では、魔力の流れ、視界、といった不可視の概念を可視化していた。
また、この能力で可視化された事象は、干渉する事が可能になる。
魔力の流れをかき乱したなら、実際の魔力の流れがかき乱され
視界を阻害したなら、実際に見える景色が阻害される。
影響はあまり長くないが、使いようによっては非常に強力な能力になる。
最終更新:2018年04月11日 20:51