クラッシュタウン


クラッシュタウン

そこは決闘者達が最後に流れ着く墓場、欲望と絶望、欺瞞と暴力が交差する…地獄

(第86話予告より)

近くの山でD・ホイールに使う「ダイン」という鉱石が発見されたことでその採掘のためにゴールドラッシュよろしくならず者が集まり、
なぜか家とか服装とかを全部ゴールドラッシュ期風に作ってしまったというトチ狂った街。
酒場の入口にはあの胸くらいの高さしかない存在意義のよく分からない扉(一説には両手が塞がっていても容易に開けられるから便利だったとか)があるし、
風が吹くとなんか玉になった草が転がってくるし、
街の周辺にはプレーリードッグも棲んでいる。再現度高いなオイ。
「銀河鉄道999」の火星もこんな感じだったので人類は遺伝子レベルでたまにこういう街を無性に作りたくなるのかもしれない。

街を支配するのはマルコムファミリーとラモングループの2つのならず者集団。
いつしかマルコムファミリーとラモングループは鉱山労働者をデュエルで奪い合う事を始めた。
夕日が地平線と接触した瞬間から「デュエルタイム」が始まり、金で雇われた荒くれ決闘者がそれぞれの集団を代表してデュエルを行う。
デュエルに敗れた者は「送り人」と呼ばれる男たちが投げ縄で捕縛して棺桶にぶち込み、山へと連れて行く。
そんな地獄のような街で、鬼柳は50連勝を続けていた…。

冒頭でバーバラは遊星に英語で手紙を書いていたし、街の中の看板類も全て英語だし、登場するキャラクターも皆ガイジンな名前なので外国にあるかとおもいきや、
第91話でネオ童実野シティのセキュリティに属する牛尾さんがロットンをしょっ引きに来ることから、実は日本国内である可能性が濃厚。
温暖湿潤な日本のどこに地平線まで広がる不毛の荒野があるのかとか、日本にプレーリードッグは居ないとか色々と言いたいことはあるのだが、もうどこからツッコめばいいのか分かりません。
あるいはゼロ・リバースの影響で気候等が激変したのか、多分遊戯王世界の日本は広いんだよ。


名前はよくわからないがとにかく山。
ダイン鉱石が産出される鉱山であり、デュエルに負けた無数の男たちが奴隷労働に従事している。
マルコムファミリーの作業場とラモングループの作業場があったようだが、ラモンの敗北後は全面的にマルコムファミリーの支配下となった。
死者が出るのも珍しい事ではないらしく、無数の銃型デュエルディスクが墓標として建てられている。
ヒャッハー達は「今日は8人くらい倒れるんじゃねぇか」などと話していたが、システム上1日1人づつしか労働者が補充されないので、もっと労働者を大事にしないとアッという間に人が居なくなってしまうのではなかろうか?

西部劇全開なクラッシュタウンと異なり、内部はベルトコンベアーがあったりと割と近代的。
ただし掘削方法はツルハシによる手掘り一本である。
手掘りしかしてないのに内部は異様に広く、時速200km以上で走るD・ホイールがカーチェイスを繰り広げたり、時速200km以上で走るD・ホイールから逃げおおせることのできる異様に早いトロッコがあったり、底の見えないほど深い竪坑があったりする。ツルハシってすげぇ。

土質も謎で、ツルハシで掘ると「ザクッ」という土を掘る音でも、「キンッ」という金属質な音でもなく、「ゴン」という木箱を殴ったような音がする。
ちょうどいいSEがなかったのだろうか?


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最終更新:2015年12月31日 23:21