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このページは古いバージョンを元に書かれているので一部、情報が間違っております。(特に、兵士や建築物の必要資源や時間)
◇ 1,とうストってどんなものか
◆ 1-1 とうストってどんなゲーム?
とうほうストラテジーはどういうジャンルのゲームなのかという簡単な説明です。
・ 東方の世界観とRTSのゲーム性が融合した作品
RTS(RealTimeStrategy)というジャンルの、東方二次創作ゲームとして作られたのが「とうほう☆ストラテジー」です。
正確には、とうストは「StarCraft」という海外のゲームがモデルになっているみたいです。
・ そもそもRTSというものは
「リアルタイムストラテジー」と読みます。戦略ゲームにリアルタイム性が加わったものです。
戦略シミュレーションから派生してできたジャンルで、こちらはじっくり考えて自分の勢力を勝利に導くのと比べて
RTSの場合は逆に、素早い判断と操作が必要とされるのがポイントです。
見方を変えると戦略アクションです。戦略が苦手な人でもアクションでカバーすることができます。
もちろん、シミュレーションもアクションも両方苦手な人でも問題ありません。 ゲームは苦手だけど東方ならば…というプレイヤーもたくさんいます。むしろ、そういう人達に見てもらうことこそがこのページの一番の目的になります。 |
◆ 1-2 ガチで初めてな初心者向け説明
とうストを始めてみたはいいものの、どんなゲームか察しがつかないという人はこちらを見てください。とうストのゲームとしての要素を一つ一つ取り上げて説明を進めていきます。
・ ストーリーを一通りプレイしてみる
とりあえず何もわからなくてこのwikiのこの項目を見ているというそこのあなた、ストーリーを一度プレイしてみましょう。
プロローグと白勢力第一話目あたりまでで、最低限必要な知識と操作は覚えられます。
Ctrlでスキップしちゃったよーっていう面倒くさがりな人は、せめてクリック連打でもいいので目を通しながらプレイしましょう。
・ このゲームで登場するのは大まかに分けて4種類
左から、作業者、建築物、兵士、ユニークです。
作業者が建築物をたてて、建築物から兵士やユニークが出てきます。
・ 資源は2種類
ひょうたんのマークが酒、陰陽玉のマークが霊力と呼ばれるものです。
上の4種類のものを作るためにはほとんど全ての物にこれらが必要となってきます。
・ 人口と人口上限
二種類の資源の右側に表示されているものが人口と人口上限です。
全ての建築物に人口上限が割り当てられています。建築物をたてるほど人口上限が上がっていきます。(200が限界)
全てのユニット(作業者、兵士、ユニーク)には人口が設定されており、人口上限を超えるユニットは作れません。
・ 資源が無駄にならないように建築物とユニットを作る
基本的に人口が多い勢力のほうが勝ちます。つまり、同じ時間でも多くのユニット(とそれを支える人口上限)を出したほうが強いです。
効率良く資源を回収する、その資源を無駄なく活用して建築物を造りユニットを揃えられるかどうかが脱初心者の鍵です。
まずは何よりもストーリーモードのEasyをプレイして基本操作を覚えましょう。 見落とされがちですが、とうほうストラテジー本体に公式マニュアルがついています。ここにもプレイに必要な情報が乗っているので目を通しておきましょう。 覚える必要があることが多くて大変かもしれませんが、ストーリーモードを一通りクリアできることを目標に一つ一つ慣れていきましょう。 |
◆ 1-3 蟒酒宴からだけど初心者向け説明
NeetpiaのRTS過去作品である蟒酒宴の経験者向けとして、蟒酒宴との比較を中心に説明を進めていきます。
・ 建築物の防衛機能は無いに等しい
蟒酒宴と大きく違うところはここです。拠点などにユニットを追い払えるような迎撃機能はありません。
さらに結界や壁などの防御用の建築物もないので建築物で守るという考え方は存在しません。戦力こそが自軍を守ることのできる唯一の手段です。
しかしそれを前提として、ユニットを守る壁としてならば建築物をたてていくことも重要になります。
・ 時代の概念がない
こちらでは時代の概念がありません。時代がないのでユニーク以外のユニットや建築物の能力は変化しません。(ただし研究は影響します)
建築物に防衛機能が無いことを考えると、いきなりHardあたりから始まるような感じです。攻めるにも守るにも兵士を揃えるところから始まります。
ゲーム開始時から求められることはいかに素早くユニークと兵士を出せるかどうかにかかっています。
・ マップはランダム生成ではなく固定されている
マップは固定されているので、既に相手の勢力の位置や取ることのできる資源の位置はあらかじめ決まっています。
なので内政も偵察も比較的、操作量が少なくてすみます。逆に言うと準備が整い次第に敵が一直線に攻めてくることが大半です。
・ ラッシュが基本
上記の3つのポイントを考えると、「ラッシュ」「タートル」「ブーム」の三すくみのなかではラッシュが基本になってきます。
Normalコンピュータも基本的にラッシュを仕掛けてくるので、内政ばかりやっているとさくっと負けてしまいます。
大体、白勢力を使って5分までに人口45まで揃えることができれば脱初心者の一つの目安になるかと思います。
蟒酒宴の時と同じく、各勢力ごとにオーダーがいくつか既に研究されています。 蟒酒宴との違いを把握した上でオーダーに沿って練習すればとうストでも普通に戦えるようになると思います。 |
◆ 1-4 ゲーマーだけど初心者向け説明
色んなジャンルのゲームをプレイするのが好き、ゲームをやりこむのが好きな人はこちらを見てください。ゲームをやりこんでゲームバランスを体感で覚える人を前提として説明を進めていきます。
・ ゲームとしての操作量は結構高め
自陣の内政と敵陣への侵攻を同時に行わなければいけません。内政も戦闘もどちらかを行うともう片方がおろそかになりやすいです。
なので、とうストだと必要な操作量が多く、APM(ActionPerMinute)が高いほうが勝率につながりやすいです。(言葉の誤用だったらすいません)
アクションが苦手な人の場合はできるだけ操作量を減らす工夫から覚えたほうが上達が早いかもしれません。
ガリガリなゲーマーで操作量が命という人は習うより慣れろという姿勢でできることを片っ端からやってみましょう。
・ ストーリーモードのHardクリアを推奨
ストーリーモードは基本操作を学ぶところであるのと同時に、プレイングの腕を測るのにも適しています。
Hardぐらいになると各勢力の強みを把握してないと勝てないぐらいには調整されています。
クリアできるぐらいに練習を重ねればその勢力を一人前に使うことができると言えるでしょう。
Easyから始めて、Hardをクリアできるまでに一通りストーリーモードをやりこんでみましょう。
・ 一通り慣れたらショートカットのカスタマイズを推奨
プレイスタイルにもよりますが、一つのネックとしてはWASDが画面のスクロールに使えないところです。
画面のスクロール自体はマウスオンリーでスクロール速度を調整するか、
十字キーが画面スクロールに割り当てられているのでInsertキー周りやNumキーをショートカットに入れるのもいいかもしれません。
インストール時にはユニークへのショートカットなどが割り当てられていないので自分の使いやすい場所に割り当てましょう。
・ 他人のリプレイデータを参考にする
アップローダーのほうにリプレイデータがあげられていることがあります。
それを参考にすると資源の回し方からユニットの扱い方まで学べるところも多いはずです。
逆に、他の人に公開すればその人の役にたてるかもしれません。是非ともリプレイデータを活用しましょう。
・ オートマッチを活用する
とうほうストラテジーにはオートマッチ機能が実装されています。
これはプレイヤーの階級に応じた同じぐらいの腕を持つプレイヤーと1対1で対戦できる機能です。
CPU戦とは違って対人戦は色んな戦略が存在し、様々なプレイヤーの戦い方をその身を持って知ることができます。
同じ強さのプレイヤーと戦うことになるので勝つか負けるかわからないぐらいの歯ごたえのある戦いを味わうことができます。
ゲームに慣れてきたと思ったらオートマッチで他のプレイヤーと対戦してみましょう。
つまりは「実践あるのみ」ということなのですが、どのように実践していったほうがいいのかというのを一通り書きました。 それぞれのゲームモードをやりこんでいけば自ずと腕は上がっていくかと思います。ただ、Com戦Lunaticで腕を鍛えようとか言うのは気持ちはわかりますがやめておきましょう。 |
◆ 1-5 東方好きだけど初心者向け説明
東方ジャンルが大好きな人、パッケージに書かれているキャラに一目惚れして始めた人はこちらを見てください。東方好きであることをゲームをプレイする上でのモチベーションにしている人を前提として説明を進めていきます。
・ 東方の二次創作同人だけどゲームバランスの調整自体は結構シビア
この作品における東方キャラの扱いとしては「ヒロイン」とよばれる軍師的なものになっています。
ユニークは戦況を覆すほどの能力である「スペル」と「ラストスペル」を持っています。
しかし、プレイヤー同士で対戦することを前提として作られていますので、
キャラによっては原作と扱われ方が違ったり、不遇な扱いを受けているキャラもいます。
なので、キャラ愛だけでは成り立たない側面があります。それを承知しておきましょう。
そもそも該当のキャラが存在しないこともありますが、泣かないでください。
・ キャラクターのグラフィックを楽しみたい
ストーリーモードだと登場キャラクターの立ち絵を見ることができます。是非ともクリアしましょう。
さらに、それぞれのキャラクターをレベル6まで育てるとラストスペルが用意されており、専用のカットインがあります。是非とも強くなりましょう。
さらにさらに、マップエディタを上手く使いこなせれば各キャラのドットをじっくり鑑賞することができます。是非とも使い方をマスターしましょう。
イラストレーターやドッターの方が他の同人作品を作っているかもしれません。是非とも探して見つけてみましょう。
・ それでもこのキャラを使いたい!
そのキャラの属する勢力と、キャラ自身の能力によって必要な戦法と立ち回りが決まってきます。
自分の好きなキャラを使うために練習したり研究したりしましょう。キャラはきっとそれに答えてくれるはずです。
答えてくれるキャラが存在する分、全然マシです。自分の好きな東方キャラを使うことができる、それだけであなたは幸せなかたです。
少々ネタ的な書き方をしてしまいましたが、プレイヤーの多くが東方好きだと思います。 もちろんとうストの開発陣にも東方好きが多いと思われます。 日々のアップデートで度重なる調整が当てられ、まだ完全にとはいきませんが使われるようになったキャラも存在します。 いつか、そのキャラを使い続けていれば報われる日が来るかもしれません。 |
◇ 2,とうストの楽しみ方
◇ 3,第一の目標~Normalコンピュータに勝つためには~
◆ 3-1 覚えるべき基本であり究極の理想とは
Normalコンピュータを相手に練習を進めていくにあたって、基本的な考え方についてです。
・ とうストのプレイでやることは「内政」と「戦闘」の二つ
大まかに分けると全ての行動は二種類に分けることができます。
農民と建築物を使って、資源の収集とユニットの生産を行う「内政」と、
兵士とユニークを使って、敵陣への侵攻と自陣の防衛を行う「戦闘」です。
この二つを両方とも上手くできるようになることがプレイヤーとしての理想です。
・ 「内政」と「戦闘」を同時に行うことは不可能
しかし、それらを同時に行うということは、内政の中心である「拠点」と戦闘の中心である「ユニーク」をそれぞれ見ながら操作しなくてはいけません。
なので、どちらかを自動化しない限りは基本的に同時に行うことはできません。
それは上級者とて例外ではなく、必ず「内政」か「戦闘」かのどちらかを自動化できるまでに整えてからもう片方を行なっています。
(秒単位で切り替えて操作する人は上級者でも少なく、逆に操作量が少なくても上級者になれます。)
「内政」か「戦闘」のどちらかを行なっている時でも、もう片方の状況をちゃんと把握できているかどうがが重要です。
必要な操作をもって的確な指示で「内政」と「戦闘」を行うことを心がけましょう。そうしていれば自ずと操作量は追いついてきます。
・ Normalコンピュータと対戦して自陣を守りきることがスタート地点
ここからが本題です。最初から「内政」と「戦闘」の両方を意識しながら練習するのはあまりにも負担が大きいです。
なので、最も負担が少なくなるような戦い方を基本としてそこから発展させていくのを方針とします。
「内政」は資源の収集とユニットの生産を行い、「戦闘」は敵陣への侵攻と自陣の防衛を行うものと説明しました。
一番最初は、ユニットは自動生産することにより資源の収集だけに集中し、「戦闘」は敵陣へ攻めずに自陣で守ることだけに集中しましょう。
「内政」と「戦闘」が一つの画面内に収まるので、何より最低限の操作量で二つをこなすことができます。
Normalコンピュータとの対戦は、それらを一通りできるようになれば勝つことのできるちょうどいい練習相手です。
内政にしろ戦闘にしろユニットと建築物をちゃんと揃えられるかどうかです。必要な操作量は練習を繰り返せば後から追いついてきます。 まずは、相手の攻撃を防げる兵力を用意できるようになりましょう。そのユニットたちが最終的に攻めるための兵士になります。 |
◆ 3-2 最初は資源を取るところから始める
詳細なデータを交えつつ、資源の回収に関しての基本を解説していきます。
・ 兎にも角にも資源を集める
何を作るにも資源がなければ始まりません。資源を効率よく収集することは内政を行う上での大前提となってきます。
ストーリーモードのプロローグ第二話でもやったと思いますが、ここでは内容をもう少し掘り下げていきます。
・ 作業者と資源回収施設について
作業者を使って、拠点の近くの資源に回収施設を作ることによって収集できるようになります。
作業者は資源に対して指定すれば自動的に資源に適した回収施設を建築してくれます。
資源回収施設も立派な建築物で、建てるのに必要な資源と建築時間が決まっています。
基本的な資源回収施設の建設コストと収集速度
資源の名前 |
回収施設を作るのに 必要な資源 |
回収施設を作るのに 必要な時間 |
作業者数0人の収集速度 |
作業者数6人の収集速度 |
清酒 |
酒20 |
30秒 |
1.6/秒(1分あたり96) |
4.0/秒(1分あたり240) |
霊石 |
酒80 |
30秒 |
1.5/秒(1分あたり90) |
3.0/秒(1分あたり180) |
・ 資源回収施設は建てるだけでも意味がある
資源回収施設は作業者がいなくとも、資源を回収する能力を持っています。
清酒においては作るだけで作業者4人分の収集速度で酒を収集してくれます。
つまり、資源回収施設を作るということは作業者を作ることよりも優先順位が高いです。
拠点の近くの資源は何よりも最優先で開発しなければなりません。
Tips:ゲーム内で資源の収集速度を表示する方法 (クリックで別ウインドウで原寸表示) |
|
・ ゲーム開始時は酒の回収を優先する
しかし霊石の場合は、特に初期拠点においては話が違ってきます。
ゲーム開始時で生産できるユニットや建築物は霊石を必要としないことが多いです。
そしてさらに霊石の資源回収施設が酒80と、ゲーム開始時の資源量だと負担が少なくありません。
霊石の資源回収施設は、後述する下級魔法陣やユニークの生産に優先順位を回して、資源に余裕が出来た時に建築しましょう。
(ただし、あくまで白の場合です。勢力によっては霊石の回収施設建設が最優先になることもあります)
そして、酒回収施設が3つ全てが作業者で一杯になるまでにしましょう。
ゲーム開始時にある酒200の使い道は慎重に考えましょう。序盤は建築物一つの選択が大きく戦況に関わってきます。 自分の建てようとしている建築物に必要となる資源と時間を意識するようにしましょう。 |
◆ 3-2EX 作業者の生産先指定と、自動生産について
内政を行うときに必須と言えるほど重要な2つのテクニックについてです。公式マニュアルの「レミパチェのワンランク上の操作テクニック」に書かれているものと内容的には変わりません。
・ 拠点から出る作業者の生産先指定
拠点を選んだ状態で、右クリックで資源を指定すると生産された作業者はそこに張り付いてくれます。
さらに、その状態からShiftキーを押しながら右クリックを押して場所を複数指定していくと
作業者は指定された資源の中で、最も少ない場所に張り付くようになっています。(指定された資源で人数が平均になるように行動する)
指定されている資源の全てに作業者が一杯になった場合、作業者は生産されても何もせずにその場で立ち尽くします。注意しましょう。
・ 作業者の自動生産
拠点を選んだ状態で、農民の生産ボタンを右クリックすると生産予約が空の場合に自動で予約してくれる「自動生産」が有効になります。
これをするのとしないとでは、資源と操作量に雲泥の差があります。
ただし、例え人口上限になっていたとしても生産予約は自動で入ります。さらに、作業者が資源から溢れても止まることはありません。
自動生産のON/OFFの調整を上手く出来るようにしましょう。
・ 生産先指定と自動生産の上手な組み合わせ方
- 作業者の生産先を酒回収施設3つに指定する
- 拠点における作業者の自動生産を有効にする
- 酒回収施設が3つとも埋まったら(拠点の前にサボっている作業者が一人でもいたら)追加で霊石回収施設2つを生産先指定に追加する
- 霊石回収施設も2つとも埋まったら(拠点の前にサボっている作業者が一人でもいたら)自動生産を停止する
応用で、さらに生産先指定を第二拠点以降の資源に指定すればそちらにも入ってくれます。
生産先予約と自動生産を組み合わせた一例 (クリックで別ウインドウで原寸表示) |
|
ユニットの生産先指定と自動生産は操作量を減らすのにとても重要です。これは他の建築物にも応用できます。 作業者の拠点からの生産でそれらの操作に慣れておきましょう。 |
◆ 3-3 ユニークユニットは指揮官の代わり
このゲームの主役とも言えるユニークユニットたちに関する概念的な説明です。
・ ユニークユニットは戦闘の主役
ユニークユニットは戦闘の花形です。ユニークの使い方一つで戦況が左右されるほどに使いこなせれば強力な存在です。
序盤では単体で強力な戦闘ユニットとして、終盤では自軍や敵軍に大きな影響を与える軍師的なユニットとして活躍してくれます。
・ 色んな意味でユニークは特殊な存在
ユニークユニットはそれ自身が普通のユニットとは違う特別な能力がいくつもあります。
さらに、勢力ごとに作ることのできるユニークごとに固有の能力を持っています。
ゲーム内で唯一成長する存在であり、戦闘によるレベルアップでそれらの持つ能力を強化していくことで
無類の強さを誇るユニットに成長させていくことができます。
・ 戦闘開始の合図までにユニークを作っておく
ユニークは拠点で生産することができ、一番最初の下級魔法陣から兵士を出すよりも早く作ることができます。
逆に言うと、それだけ早く生産できるので戦闘開始の合図の直後からユニークユニットの脅威にさらされるとも言えます。
さらに、戦闘でレベルアップしていくので早く作ってレベルを上げることが出来ればそれだけ戦闘が有利になっていきます。
なので攻めるにしても守るにしても、戦闘開始の合図までにはユニークを作れるようにしましょう。
ユニークがいるかいないかは、戦闘ができるのかできないのかと同じぐらいの意味を持つものと思ってください。
・ ユニークは最後まで生き延びさせる
ユニークを倒されないことは戦闘を行う際に一番気をつけなければいけません。ユニークを倒されるということは二重の意味で不利になります。
まず、自分のユニークが倒されることによってレベルが上がる機会を逃してしまいます。
中立が居ないようなマップだとレベルが低い状態で倒されやすく、細心の注意を払わないといけません。下手をすると終盤まで弱いままです。
そして、こちらのユニークが倒されるということは相手のユニークに大量の経験値を与えることになります。
何よりユニークのレベルを上げるのに最も適した存在はユニーク自身であり、それを倒すことは大きなレベルアップに繋がります。
ユニークを倒されることは相対的に双方のユニークのレベル差が大きく開いてしまうのです。
戦闘の際にユニークの生死は最も戦況を左右することだと覚えておきましょう。
・ スペルはどんどん使うこと
ユニークはスペルを使ってなんぼの存在です。そのスペルのほとんどが複数のユニット、つまりは自軍や敵軍に影響があるものです。
それはゲームが進んで軍隊の規模が大きくなればなるほど、スペルのレベルが上がれば上がるほどに影響力が出てきます。
兵力同士のぶつけあいでスペルを使えば使うほどに有利になっていきます。スペルは余裕があったらどんどん使いましょう。
ユニークは戦闘において重要な意味を持ちます。戦闘を行うということは、必ずユニーク同士のぶつかり合いが含まれています。 自分のユニークの状態、相手のユニークの状態は常に把握できるようになりましょう。 |
◆ 3-3EX ユニークと普通のユニットとの違い
ユニークユニットは普通のユニットとは違う共通点を持っています。これを把握しているかどうかで、戦闘で上手く活躍させれるかどうかが決まってきます。
・ ユニークは人口10人分必要でさらに量産できない
ユニークは勢力ごとで同じ種類を一体しか作れません。さらに、10人分の人口が必要です。
倒されてしまったら作り直すのに時間が掛かる上に、人口上限が余ってないと拠点から生産されずに予約の時点で止まってしまいます。
強力な分、一度倒されると再生産するのに負担が大きいです。倒されるたびに必要資源も少しずつ増えていくので注意しましょう。
ユニークを作成するのに必要な資源と時間
ユニーク |
必要資源 |
生産時間 |
必要人口 |
倒されるごとに増えていく必要資源量 |
1体目 |
酒150 |
28秒 |
10 |
酒+15 |
2体目以降 |
酒300霊石100 |
28秒 |
10 |
酒+10霊石+5 |
・ ユニットを倒すごとに経験値が入ってレベルアップして成長する
ユニークユニットはレベルが存在します。レベルが上がることで攻撃力と防御力、HPが上昇します。
さらにスキルポイントというものを取得でき、後述するスペルに割り振ることができます。
・ それぞれのユニークごとに固有のスペルとラストスペルを持っている
レベルアップによって得られるスキルポイントを割り振ることでスペルを習得できます。
どれも強力で、そのほとんどが戦況を有利にするのに不可欠です。
レベルアップでユニーク自身も強くなっていきますが、レベルアップによる一番の恩恵はスペルの習得と強化です。
・ ボムは一番最初に作ったユニークを起点として発動する
一番最初に作ったユニークは「1stヒロイン」と呼ばれるものに登録されます。(一番最初に作ったユニーク)
ゲーム開始時に一度だけ起動できる「ボム」というのを三種類設定できますが、そのボムは1stヒロインを起点に発動します。
・ ユニークは待機しているときに自動回復する
普通にユニットは何らかの特殊能力などの回復手段がないと回復しません。
しかし、ユニークは待機時に自動回復をする特徴を持っており、戦闘をしてないときは自動的にHPが回復していきます。
それぞれのユニークに設定された自動回復量に基づいて行動を停止してから数秒後に自動回復を開始します。
・ ユニークは共通の弱点を持っている
ユニークには共通した二つの弱点があります。
一つ目が、作業者はユニークに対してダメージボーナスを持っていることで、もう一つはユニーク自身に対ユニークのダメージボーナスがあることです。
相手のユニークを倒したからってむやみに相手の陣地に突っ込むと、作業者に囲まれて逃げる間もなくやられてしまいます。
他にも、軍隊をぶつけあった時に相手ユニークに狙われるとこちらのユニークが早く倒されてしまいます。
これだけユニークに関して覚えることは多いです。さらにユニークごとの能力や相性を考えると、 ユニークに対してどれだけの知識があって操作に熟練しているかがプレイヤーの腕に直結してきます。 ユニークを使いこなすことはとても難しいことなので、一つ一つしっかりと覚えていきましょう。 |
◆ 3-4 下級魔法陣を作って兵を揃えよう
戦闘の基本となる兵士ユニットとそれを生産するための下級魔法陣に関する内容です。
・ 何よりも兵士を出すことが最優先
攻めるのにも守るのにも戦闘をするための兵士が居なければなりません。
ユニットごとの相性や操作量もありますが、兵士ユニットを多く出したほうが勝者になるという事が多いです。
序盤にしっかりと兵士ユニットを揃えることができるかどうかが、Normalコンピュータの攻撃に耐えることができるかどうかのポイントになります。
・ 下級魔法陣は一番最初に建てに行く
序盤だと下級魔法陣が兵士ユニットを出せる唯一の手段となります。何よりも、下級魔法陣は真っ先に作りに行きましょう。
下級魔法陣は建築するのに50秒もかかります。兵士を生産するタイミングよりも、それだけ早く建設を考えなければいけません。
下級魔法陣の必要資源と建築時間
名称 |
必要資源 |
建築時間 |
人口上限 |
下級魔法陣 |
酒125 |
50秒 |
+10 |
・ 下級魔法陣を立てたら兵士ユニットを生産する
下級魔法陣を建設したら、そこから兵士ユニットを生産してみましょう。下級魔法陣から生産できる兵士ユニットには白勢力の場合だと二種類います。
白勢力で下級魔法陣から生産できるユニット
名称 |
必要資源 |
生産時間 |
必要人口 |
兎(水) |
酒75 |
25秒 |
1 |
兎(岩) |
酒100霊石50 |
35秒 |
2 |
詳細なデータは省きますが、水兵は攻撃速度が早くHPが低い兵士ユニットで、岩兵はHPと防御力が高い代わりに1体で二人分の人口が必要なユニットです。
それぞれの必要資源を見ると、水兵の場合は酒75必要で、岩兵は酒100と霊石50が必要になってきます。
水兵の場合は酒のみで生産することができますが、岩兵の場合は霊石が必要になってくるので霊石回収施設を早めに作って置かなければなりません。
初期資源は酒200しかないので霊石回収施設と下級魔法陣の選択になりますが、
最速で兵士を作ることを考えると下級魔法陣を一番最初に立て水兵を生産する、これがベストになります。
作業者と同じように、水兵の自動生産を有効にして常に生産している状態にしましょう。
・ 2つ目の下級魔法陣を建設する
資源に作業者が増えてくると、自動生産をしてても段々と資源が余り始めるようになります。
余った資源がある状態ということは、使い道を決めないと無駄になってしまいます。
2つ目の下級魔法陣を建てて、そこでも兵士の自動生産をすると無駄にならずに資源を有効活用できます。
ここでは岩兵を自動生産しましょう。水兵をアタッカーに例えると岩兵はブロッカーです。水兵だけだと脆く、岩兵だけだと決定打にかけます。
この二種類の兵士を混ぜて生産することで攻撃と防御のバランスの取れた編成になります。弱点も目立ちにくく戦いやすいです。
この2つ目の下級魔法陣を建設するまでに、岩兵に必要となる霊石の回収施設を1つ建築しましょう。
岩兵の自動生産には1つの霊石の回収施設だけでも十分足ります。2つ目の霊石回収施設は下級魔法陣の2つ目を建て始めた後でも十分間に合います。
・ 人口上限と下級魔法陣の関係
ここらへんから人口上限に気をつけるようにしてください。下級魔法陣のデータを見てもらうとわかりますが、一個建築するごとに人口上限は10増えます。
第二の下級魔法陣を建てるところまでは、まだ自動生産をしたばかりで人口上限に余裕があります。
しかし、拠点と二つの下級魔法陣を自動生産し始めたあたりから一気に人口が増えていきます。
当然、人口上限を迎えると自動生産は止まってしまいます。その前に増やして行かなければ生産時間に無駄が出てきます。
なので、資源の供給が追いつく限り魔法陣の増設をしていくのが賢い選択です。
・ 3つ目の下級魔法陣を建設する
人口上限を考えると3つ目の下級魔法陣も作り始めるかと思います。しかし、ここから様々な選択が必要になってきます。
下級魔法陣を3つ自動生産するとなると資源の供給がとうとう追いつかなくなります。なので、ここから第二拠点の選択も視野に入ってきます。
しかし、3つの自動生産をしていると第二拠点を建てるための資源が揃いません。最低でも、人口上限を迎えてから生産が止まるのを待たないといけません。
選択肢を幾つか挙げると、この三つになります。
- 3つ目の下級魔法陣を建てる代わりに第二拠点を建てに行く
- 3つ目の下級魔法陣を建ててから、2つの自動生産で資源をためてから第二拠点を建てに行く
- 3つ目の下級魔法陣を建ててから、3つの自動生産で人口上限を迎えて資源がたまるまで第二拠点を建てるのを後回しにする
これについては最適な選択肢というものが時と場合によって変わってきます。練習で感覚を覚えてもらうしかありません。
3つ目の魔法陣を生産する手前までいって、そこまでで戦闘を行うのに必要な兵士を揃えることができる、ここまで出来るようになれば十分です。
人口上限を迎える手前で下級魔法陣の増設の繰り返しです。 作った下級魔法陣での自動生産に資源の供給が追いつかなくなるまで増やすことが大切です。 人口上限を見ながら建築物やユニットを増やしていくのが内政の基本になってきます。練習して感覚を掴みましょう。 |
◆ 3-4EX 兵士の自動生産と資源配分
兵士を自動生産する上でのテクニックと、資源配分と自動生産の兼ね合いについてです。
・ 兵士を自動生産する(自動生産の応用編)
作業者と同じように、兵士も自動生産をすることができます。作業者と同じように、指定した地点へ集合してくれるので管理が用意になります。
しかし、それだけだと一つ一つの魔法陣を選択して操作しなければいけないのでまだ操作量が必要です。
・ 魔法陣の一括生産先指定
一つ一つの魔法陣に自動生産を割り当てるのまではいいのですが、さらに操作量を減らすコツがあります。
同じ種類のユニットや建築物は、ダブルクリックすると画面内に収まるものを全ていっぺんに指定出来ます。
この状態で生産先指定を行うと複数の建築物の生産先指定を一括して設定することができます。
・ 生産先指定をユニットに割り当てる
実は生産先指定は建築物やユニットに対しておこなうこともできます。
作業者が資源活用施設にするのと同じ感じで、魔法陣を複数選んだ状態でユニークに対して生産先指定をやってみましょう。
こうすることで戦闘をしていたとしても自動的に生産されたユニットが送られて戦闘に参加してくれます。
注意点としては、生産先指定にしたユニットが死ぬと死んだ場所が生産先になってしまうことです。
もし、ユニークに生産先指定にした状態でユニークが死んでしまったら、再度設定しなおしましょう。
・ 資源配分と自動生産について
自動生産はとても便利ですが、生産するユニットに必要な資源をしっかり計算しないと内政が滞ってしまいます。
下2つの表は3-2と3-4で取り扱った表に、秒単位での資源量と分単位での人口を付け加えたものです。
例えば、白勢力で第一拠点で収集できる資源で酒3つに作業者を最高まで入れて霊石2つに作業者がいない場合は、秒辺りで酒12.0霊石3.0を収集することができます。
この場合、作業者+兎(岩)2体+兎(水)の自動生産をおこなうと酒10.26霊石2.84となり第一拠点の資源だけで自動生産ができます。
しかし、一分間に増える人口量が4.61+6.86+2.4となり13.51も人口が増えることになります。
・ユニットの自動生産に必要な資源(白勢力における下級ユニットと作業者)
名称 |
必要資源 |
生産時間 |
必要人口 |
秒間必要資源 |
分間必要人口 |
兎(水) |
酒75 |
25秒 |
1 |
酒3 |
2.4 |
兎(岩) |
酒100霊石50 |
35秒 |
2 |
酒2.86霊石1.42 |
3.43 |
作業者・白 |
酒20 |
13秒 |
1 |
酒1.54 |
4.61 |
・基本的な第一拠点での合計収集速度
資源の名前 |
回収施設を作るのに 必要な資源 |
回収施設を作るのに 必要な時間 |
作業者数0人の収集速度 |
作業者数6人の収集速度 |
最低収集速度 (清酒3つ霊石2つ) |
最高収集速度 (清酒3つ霊石2つ) |
清酒 |
酒20 |
30秒 |
1.6/秒(1分あたり96) |
4.0/秒(1分あたり240) |
4.8/秒(1分あたり288) |
12.0/秒(1分あたり720) |
霊石 |
酒80 |
30秒 |
1.5/秒(1分あたり90) |
3.0/秒(1分あたり180) |
3.0/秒(1分あたり180) |
6.0/秒(1分あたり360) |
実際のゲーム中でこのような計算はできませんが、ユニットと建築物を生産するときの方針になります。
例えば、作業者の分あたりの人口増加量が多いから酒資源が埋まったら自動生産を切る、
兵士の自動生産は大体3体が限界なので人口上限が厳しいのでない限り魔法陣は3つで済ませる、
全ての兵士の自動生産を40秒止めれば(もしくは兵士3体の生産をキャンセルすれば)第二拠点の資源を確保できる、
などなど、内政を行う上で様々な戦略を決めることができます。
自動生産はあくまで操作量を減らすためのテクニックで、それに頼りすぎると内政はおろそかになります。 自分のプレイをよく考えて効率的に生産をできるように考えましょう。 |
◆ 3-5 第二拠点を建てよう
◆ 3-6 研究所を作ってみよう
◆ 3-7 上級魔法陣を作ってみよう
◆ 3-8 上級兵士を作ってみよう
◆ 3-9 未知魔法陣を作ってみよう
◇ 4,第二の目標~対人戦で勝つために~(対人知識編)
◇ 5,第三の目標~チームとして勝つためには~(対人実践編)
最終更新:2013年03月16日 13:45