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ハードウェア的な問題を扱っているページ
マウスジェスチャーに適したマウスの紹介や、マウ筋やMouseGestureLに必要な設定
ハードウェア絡みの諸問題~。
[ホイールクリック-軽]
ホイールクリック(Mボタン)を多用することになるので、ホイールクリックが軽いマウスのほうがいいです。また、ホイール回転も信頼できるマウスのほうがいいです。
チルトホイールについて
おさらい知識
WindowsXpまで | WindowsVista/7/8 | |
チルトホイール | △ | ○ |
マウスのホイールチルトに機能割当可能なのはVista以降です。WindowsXp ではチルトホイールが動いていても、それはマウスウェアで動かしているにすぎません。
Microsoftチルトホイール
[広域利用]-無理
Microsoftのチルトホイールは、他のボタンとして割り当てることができません。
必然的に、マウスジェスチャーソフトに繋げることは不可能
です。
5ボタンマウスの設定について
拡張ボタンおさらい知識1
[おさらい知識]
Windows9x | Windows2000/XP | |
中ボタン(ホイールボタン) | ○ | ○ |
戻るボタン(X1ボタン) | × | ○ |
進むボタン(X2ボタン) | × | ○ |
Windows2000/XP からは、マウスドライバを入れなくても「拡張1(X1Button)」「拡張2(X2Button)」を認識できるようになりました。
逆に言えば、Windows9xではマウスドライバを導入して第四ボタン・第五ボタンを動かすことができても、マウ筋では認識しません。
マウ筋を効かすための設定
-
Mボタン
- 中ボタン、オートスクロール、ミドルボタン
-
X1ボタン
- 戻る、戻る(Alt+←)、「汎用ボタン」、設定なし
-
X2ボタン
- 進む、進む(Alt+→)、「汎用ボタン」、設定なし マウスウェアによって、名称は違いますが、以上のような項目に合わせると設定OKです。
個別のマウス設定
Logicool MX-500・MX-510・MX-700~
MouseWare9.8からレジストリ変更は不要になりました
マウスのプロパティから設定可能です
[設定無理]-MouseWareを入れると設定不可
MouseWareが入っていなければ、標準の第四・第五ボタンとして機能しますが、クルーズボタン・アプリスイッチボタンが死にます。
MouseWareを入れると、MouseWareの「戻る・進む」ボタンはOS標準の第四・第五ボタンと異なり、マウ筋のX1、X2で設定できなくなります。
[解決策]レジストリ変更
⇒ロジ萌えサイトのButtonページに対応策が掲載されています。
Logicool MX-1000
[汎用ボタン]
その他 >> 機能の選択 >> 汎用ボタン~
の設定で、OSの拡張1・拡張2ボタンと同一の機能になります。
Microsoft IntelliMouse等々
IntelliPoint設定の、それぞれ
中ボタン・戻る・進む
がマウ筋のM、X1、X2に対応しています。
DPIアップ・ダウンが完全固定されているマウスについて
マウスジェスチャーのトリガーとして使いたくても、ハードウェアボタンとして固定されているので使いようがないという問題。買わないとわからない、もしくは事前に調べてないとわかりません。
[消極的対処]
事前調査する。地雷味に溢れるマウスは避ける。
マウスジェスチャーソフトの問題ではない問題
チャッタリング
[症状]
クリックのつもりがダブルクリックになったり、ドラッグしているのに途中で外れたりする症状です。
[原因]
機械的な原因です。
マウスのマイクロスイッチが壊れかけになっています。
+ | 参考イメージを展開 |
[消極的対処]
マウスチャタリングキャンセラ を入れる。
+ | [積極的対処] - ただしハンダゴテとマイクロスイッチの替え、および製品保証を失うリスクがともなう! |
ブラウザ上で、マウスポインタをリンク先に持っていくとCPU使用率が跳ね上がる
[症状]
リンク先をマウスポインタが通過するとCPU使用率が跳ね上がり処理落ちする
[消極的対処]
JavaScriptを切るか、不用意にリンク先を通過しないようにしましょう。
ホイールジェスチャーが何アクションも繰り返される
[症状]
ホイールジェスチャーで、1ノッチ動かしたつもりが2ノッチになってしまう症状です。
[原因]
機械的な原因です。
マウスが何らかの原因によって1ノッチ動かしたつもりが、2ノッチ以上入力されてしまうことにより起こります。
[対処] - ない
マウスのボタンのスイッチ交換ほど簡単じゃないです。いわゆるパソコン修理屋さんが提供するメニューにもマウスのホイール修理をしているところはなさそうです。
逆に、ホイールを非常に早く動かして追随してくれないのはソフトウェア側の問題であることがほとんどです。
ホイールを早く動かすと取りこぼしが発生してしまう問題
[対処]
即効性の対処はないので、少しでも軽くできるよう設定を煮詰めるか上限がどれくらいなら取りこぼしがなくなるのか見直してください。