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 放課後の保健室。
 簡素なベッド、かすかに漂う消毒の匂い。そして場違いな、詰問の雰囲気。
数人の女が、一人の少年を取り囲んでいた。口々に非難を浴びせかけ、とげとげしい視線を
投げつける。その視線に何か別のものが含まれていることに気付ける者はなかなかいるまい。
 真壁亮は全く身に覚えのない非難にとまどっていた。「証拠」として突きつけられた
デジタルカメラは彼の所持品ではなく(彼のはもっと高級だ)、そこに写っていた画像は
それこそ彼に覚えがあるはずがない。
「ほんっと、さいてーだよね。下着の盗撮なんかして‥‥犯罪だよ、これ」
「真壁君がそんなことするなんて‥‥意外って言うか、幻滅したなあ」
「カッコいいのに、変態だったんだ‥‥」
「黙ってないで何とか言いなさいよ!」
 六人の女生徒は口をきわめて少年を非難する。だが身に覚えがないのだからどうにもならない。
理性的に反論したところで、理屈が通じそうな雰囲気ではなかった。そしてどうあっても
彼が犯人だという決めつけは動きそうになく、空気はますます不穏になってゆく。
ときおり「警察」という言葉が使われるようになりはじめる——しかし、それはおおごとを嫌う
学校組織にあっては、特に名門として名高いこの学園にあってはますます不自然なことであり、
その点についても亮は少しずつ疑念を懐き始めていた。
「で‥‥どうすればいいんですか、先生」
 わめき立てる少女たちではなく、彼は二人の教師の顔を交互に見た。その美貌で男子生徒の人気を
二分している二人の女教師だ。
 一人は国語教師・香西晴美。やや小柄でスレンダーな体は、教師という存在ではあっても
ある種の保護欲をかき立てる。淡い化粧に彩られた、まだ大学生だと言っても十分通じる顔立ちは、
普段は穏やかな微笑を浮かべているのだが——
「表沙汰にされるのは君も困るでしょ? じゃあ、少なくとも誠意を示すしかないんじゃない?」
 生徒たちにはついぞ見せたことのない、ねちりと嫌な微笑を浮かべる。
 もう一人の女教師は、化学の鈴崎令華だ。すらりとした長身に、むっちりと肉感的な体。
羽織った白衣の下から覗くのは、教師としてぎりぎり許されるかどうかという丈のミニスカート。
黒のブラウスも襟元こそ開けてはいないが、豊かな胸のおかげで教師にあるまじき色香を
放っている。だがその眼は鋭く、縁なし眼鏡の奥から威圧感のある視線を亮に投げかける。
言葉は出さず、「校内禁煙」の張り紙もどこ吹く風でタバコの煙を軽く吐き、肩をすくめるだけだ。

「誠意‥‥ですか‥‥」
 少年は改めて香西の方を向き、つぶやくように彼女の言葉を反芻した。
そのつぶやきを、香西が受ける。
「そうね、たとえば——」

 *

 女教師が挙げた「誠意」の示し方は、常軌を逸したものだった。
だが、それですべての合点がいった。ずさんな濡れ衣も、警察の名を出す脅しも、
そして非難に混じる奇妙な視線の意味も。
 国語教師が挙げた解決策——それはあろうことか、セックスだった。
 彼女は言う。ここにいる全員を完全に満足させることができれば、
君の罪は無かったことにする、と。もっとも、彼女らはそろいも揃って美女と美少女であり、
そんな条件は男であれば誰もが二つ返事で引き受けるだろう(もちろん、現実的な困難さを
思い浮かべてたちどころに頭を抱えるだろうが)。だが、タチの悪い冤罪を
わざわざでっち上げるあたり、彼女らの性根はあまり素直ではなさそうだ。
「満足」させることができなければ、罪は自動的に確定し、悪くすればそのまま退学にされるか、
あるいは彼女たちの奴隷扱いになるかのどちらかだろう。サディスティックな欲望に裏打ちされた
罠、というわけだ。

 それらを見抜いた少年は、しかし困惑の表情を一変させた。モデルを思わせるほど
端正な顔立ちに不敵な笑みが浮かぶ。
「なるほど、そういうことでしたか。いいですよ」
 挑発的なその言葉に、女共の視線が集中する。
「お相手します。全員——満足させてあげますよ。嫌になるほどね」

 * * * * * 

「死ぬ、死んじゃう!! ひっ——きゃうぅっ‥‥!!」
 髪を振り乱しのけぞったかと思うと、甲高い悲鳴を押し殺して少女——野口さくらは達した。
身体の震えとともに、まだ成熟しきっていない果実がぷるぷると揺れる。
亮がその淡く色づいた先端を口に含むと、哀れささえ感じさせる喘ぎを漏らす。
向かい合ったまま少女の腰を前後させると、哀願するように首を振り‥‥
またしても身体をこわばらせ、声もなく崩れ落ちた。
「二人目‥‥終わりましたよ」
 涼しげな目元に自信を湛え、亮が宣告する。
 少女たちはたじろいだ。無理もない。容姿の整った彼に罪を被せ、性のオモチャにしようと
していたのに——その股間にそびえていたのは、彼女たちが見たことはおろか、
想像さえしなかった大きさの肉槍だったのだ。
 そして、最初に襲いかかった生徒二人はあっというまに陥落した。
山岸美樹はまず騎乗位で挑んだ。だが巨大なペニスの扱いには慣れているはずもなく、
腰を落として数秒で主導権をもぎ取られた。そして最初のエクスタシーに身を焼かれるまで、
たったの三分。その程度では満足せず、亮はさらに美樹を犯した。大きく脚を開かせて
正常位で襲いかかり、彼女が二度目の快感に震えると同時に大量の精子を撃ち込んだ。
 間髪入れず、野口さくらが挑んだ。しかし結果は全く変わらない。巧みなフェラチオで
亮をいくらか追い込みはしたが、結局哀れなまでの悲鳴を上げる羽目になるまで
やはり数分しかもたなかった。彼女も山岸美樹と同じく一度の絶頂では許されず、
三度達して白濁液の洗礼を受けるまで叫び続けた。

 意識を失ったさくらに軽い口づけを与えると、弛緩したその体をベッドに寝かせる。
わずかな疲れさえ見せない剛直が、陰裂からずるりと姿を現した。引き抜かれると同時に
それは一気に跳ね上がり、勢い良く腹に張り付いた。そして間をおかずに次の少女——二宮欄に
照準を合わせた。
 蘭は立て続けに友人を打ち負かされて動揺していたが、勝負好きの、そして男好きの彼女にとって
逃げるなどと言う選択肢は最初から無い。挑戦に応じて片方の眉を跳ね上げ、視線を戦わせる。
数秒後、意を決したように口元を引き締めるとみずから彼に歩み寄り、その股間に顔を埋めた。
屹立する肉棒に口づけをし、舌を絡める。

 二宮蘭、といえば——彼女は高校生離れしたスタイルと美貌、そして素行の悪さで学園内に
広く知られていた。盛り場でその姿を見かけることは日常茶飯事であり、彼女の側にいる男が
前回と同じであったことはほとんどない。その派手な容姿と奔放な性格、そして意外にも
きわめて良好な成績が相まって、ある種の女王として学内に君臨していた。
 容姿は優れていてもつかみ所がないためあまり注目はされていなかった亮に、その女王が、
奉仕をしている。実際は互いのプライドを賭けた勝負に近いのだが、彼女の隠れファンたちが見れば
怒りと羨望と興奮で悶死するような光景かも知れない。

 濃厚な精子と愛液の味が混じり合い、淫蕩な匂いが蘭の鼻を突く。隆々とそそり立つペニスを
巧みに舌先で愛撫しながら——努めて表情に出さないようにしてはいるが、
蘭は圧倒されていた。これほどの威容を誇る男根は、彼女の経験にもない。
そしてこれほど強烈に脳髄をしびれさせる精臭も、これほど濃い精液も、彼女の経験にない。
AV女優顔負けのテクニックを披露しながら、彼女は徐々にみずからの行為に没頭し始めていた。
まるで口内や舌が、彼女の性感帯であるかのように——。

「どう、私のフェラ‥‥。真壁のって‥‥大きくてしゃぶりがいがあるわ‥‥」
「気持ちいいよ、二宮先輩‥‥そう、そこ‥‥。ふふっ、お返ししてあげるよ」
 大人の女でも出せないような色香を視線に載せ、上目遣いに男を挑発する。しかし相手が悪い。
軽くいなされたばかりか、指先が彼女の秘裂に襲いかかったのだ。ペニスを口一杯に頬張りながら、
蘭は体をくねらせはじめ——電撃が彼女の脳を灼くまで、時計の針はわずか一分しか動かなかった。
 そしてそこからはさらに一方的な展開になる。一度イって敏感になってしまった彼女に勝機など
あるはずもなく、挿入して数度のピストンで彼女はあっさりと陥落した。
「あれ、もうイったの? もっと楽しませてよ、先輩」
「ひあ‥‥っ、ぁくっ‥‥む、むり、もう‥‥っきゃあぁっ!!」
 対面座位のままかくんかくんと揺さぶられ白旗を揚げた蘭だったが、亮は許さなかった。
鋭い悲鳴が上がると同時に、猛然と腰を使い始める。それは彼女を感じさせるためなどではなく、
単に自分の快感を高めるためだけの動きだ。強烈なピストンが彼女を撃つ。たった数度の突き上げで
達してしまった彼女が堪えられるはずもなく、亮が射精するまでに彼女は何度となく
絶頂に追いやられて失神し、たっぷりと胎内に注がれたことを感じることもできないまま
深い眠りに落ちていった。学園の女王は、そのプライドの高さには到底比例しない
無残であっけない敗北に沈んだ。
 藤野梨世、小倉楓、大久保彩花も同じ運命をたどった。
彼女らは二宮蘭の取り巻きとしてその「おこぼれ」に預かっていた身分だ。
蘭さえ瞬殺する相手に一対一では勝ち目がないと悟った梨世たちは,亮を一気にベッドへ押し倒し、
主導権を完全に奪い取った——が、それはほんの一瞬のこと。梨世が腰の上でよがり狂っている間に
楓も彩花も指でぐちゃぐちゃにされてしまい、梨世が絶頂に追い込まれる時には二人とも
亮の腕にすがりつくばかりだった。卑怯な振る舞いの代償は重く、彼女たちは熱い粘液を
二度ずつ注ぎ込まれ、そして絶え間のない絶頂に狂わされ、折り重なって痙攣するほかなかった。

 * * * 

 香西晴美は動揺していた。好色な女生徒六人は次々に打ち負かされ、今や心地よい睡魔に
身をゆだねている。彼女の見立ててでは、その中で少なくとも一人は相当なレベルで遊んでおり、
実際にそのテクニックもなかなかのもののように見えたのだが——亮には全くと言っていいほど
通用していなかった。代わりに、彼の高校生離れしたテクニックに翻弄されたあげく、
たちどころに生身のオナホールのように扱われ、精液にまみれて失神する羽目になっていた。
(か‥‥勝てるのかしら‥‥)
 弱気がわき起こる。それがすでに、勝負の行方を明示していた。亮はその怯えを鋭敏に察知し、
彼女をどう料理すべきかという楽しい悩みを瞳に浮かべていた。
「次は晴美先生、だよね」
 無邪気ささえ感じさせる声。だがその裏には、地獄の底から吹き抜けるような邪悪さが
含まれていた。『次の獲物は、お前だ』——晴美には、そう聞こえた。国語教師らしい、
と言えば皮肉に過ぎるだろうか、実に正確な文脈理解だ。
 その瞬間に、彼女の脳裏に嵐のようなイメージがわき起こる。あの逞しい肉槍で貫かれ、
狂わされ、精液に染められ、さらに衝き上げられ、絶頂に次ぐ絶頂に溺れる——完膚無きまでの
敗北のイメージが。
 子宮が、疼いた。恐怖と、期待に。
「‥‥あまりいい気にならないことね、真壁君。自分の立場を分かってるの?」
「ええ。濡れ衣をはらすため、ですよね」
「違うわ。罪を不問に付すかどうかを試されているのよ‥‥勘違いしないでね。
女の子たちは満足させることができても、先生たちは簡単にはいかないよ」
 強気な表情と声で、努めて威圧的に振る舞う。だが底が割れている。亮は軽く肩をすくめると
あくまでも軽い調子で彼女に近づき、ゆっくりと腕を絡め、唇を重ねた。舌を差し込み、絡ませる。
ありきたりのディープキス——穏やかな睦み合いに晴美は徐々に自信を取り戻し、
みずからも舌先を使って反撃しはじめた。もちろん、胸を押しつけながら股間をまさぐることも
忘れない。

 ——くすっ。
 含み笑いが、晴美の耳に届いた。それが合図だった。
 亮は女のあごをぐいっと上へと向ける。そしてその上から覆い被さるようにキス。
さほど大きくはないとはいえ、形の良いお椀型を見せつける胸元に触れることさえせず、
唇と舌だけで交わり合う。とろとろと流し込まれる唾液が晴美の口角から溢れる。
反撃を試みる舌を軽々と捌く。先回りし、追い詰め、絡め取り——もてあそびながらも、
口内の様々なポイントを愛撫してゆく。晴美ごときの舌技では全く対応できない動きで彼女を
翻弄してゆく——それはまるでプロボクサーと子供の試合のようだ。大学時代の合コンでは
抜群の人気を誇った晴美は、自分の技術が児戯に過ぎなかったことを、そしてそれなりに
豊富なつもりの性体験がいかに貧相なものだったかを、この時初めて知った。
だが、遅すぎる。ありとあらゆる粘膜が、犯しつくされてゆく。
 ぴくり。
 晴美の体が震えた。股間のたかぶりをまさぐっていたはずの手が、ビクビクと震えた。
眼が、蕩けていた。
 その反応を確認すると、亮はゆっくりと唇を離す。とろりと一筋の唾液が垂れ、
女のあごを汚す。だが、晴美はベッドにへたり込んだまま、身動き一つできなかった。
ひくひくと体を震わせ、視線を宙にさまよわせるばかり。——彼女はキスで、キスだけでイった。
あふれかえった愛液が下着を、シーツをぐしょぐしょにしていた。
 そこから先は、言うまでもないだろう。彼女の恐怖は余すところ無く実現した。
声が出なくなるまで絶叫を強制され、失神し、快楽に叩き起こされ——肉人形として犯し抜かれた。
火遊びの罰だった。

 * 

 M字に開かされたつま先から愛液をぽたぽたと垂らしながら、晴美は四度目の潮を盛大に噴いた。
「あらあら、派手にイっちゃって‥‥」
 びくびくと震えながら何度目かの失神に追いやられた国語教師を見ながら、
鈴崎令華はひとごとのようにつぶやいた。縁なし眼鏡の向こうの瞳は相変わらず冷たく、
目の前で悶絶した同僚にも、彼女を撃破した少年に対しても何らの興味も示していない
——かのように見えた。そして長い脚を組み替えると、とんとんとん、とタバコで灰皿の縁を
リズミカルに叩きながら煙をふうっと吹く。亮は知るはずもなかったが、その仕草は彼女の内心が
動いていることを示していた。
「あとは鈴崎先生だけですね。降参するなら今の内ですよ——こんな風になりたくなければね」
 失神した晴美を後ろから抱きかかえて貫いたまま、少年は不敵な笑みを浮かべて腰を動かす。
わずかな衰えさえ見せない剛直が姿を半ば以上現し、張り詰めたカリ首が
ようやく空気に触れんとしたとき、またしても亮は一気に腰を叩きつけた。
反射的に晴美の体が震え、痙攣する。
「だらしないなあ‥‥偉そうにしてたくせに、あっさり失神しちゃうなんてさ‥‥」
 夢見心地と言うにはあまりに卑猥なフェロモンを漂わせる晴美の顔を自分の方へ向けさせ、
その唇をついばむ。

 ぱたん。
 乾いた音が響いた。組まれていた令華の右足からスリッパが落ち、床を叩いたのだ。
その音が彼女に決断を促した。
「まったく‥‥。
お子様に分をわきまえさせるのが教師の仕事だっていうのに‥‥情けないわね、晴美。
——いいわ、君に教えてあげる。大人と子供の格の違い、ってやつをね」
「ふふ‥‥いいですよ、受けて立ちます。——でも、もう少し待ってくださいね」
 そこで言葉を切ると、亮は晴美の身体をもう一度ベッドに寝かせ、そしてまたしても剛直で
一気に貫く。精液と潮が混じり合って股間の周辺を濡らし、それが腰の動きに従って鳴く。
「失神してるわりになかなか良い具合ですよ、晴美先生‥‥もうちょっと抱かせてください」
 猛然と腰を動かし、肉人形を突く。もはや声さえ上げられない国語教師が解放されたのは、
さらに三度の射精を受けてからだった。生気のない瞳は焦点を失い、うつろに天井を映すばかりだ。
 抜け殻と化した晴美を二宮蘭以下と共にベッドの片隅に放置し、亮はゆらりと立ち上がった。
一瞬萎えかけていたかのように見えた名刀が、妖気さえ感じさせる存在感を改めて見せつける。

「いくら高校生っていっても‥‥凄いわね、その精力は」
「まだ十回そこそこですし、序の口ですよ」
 怜悧な美貌に好色さを滲ませた讃歎に対して、信じがたいまでの自信で答える。
「こんなので驚いてるようじゃ先生の負けは決まったようなもの、ですね。
十発ぐらい、余裕で撃ち込んであげますよ」
「‥‥っ」
 唇の端がぴくりと引きつる。少年はますます傲慢な口調で彼女を嘲弄する。
「どんな風に料理されたいですか? 晴美先生みたいにキスで? 二宮先輩みたいにGスポットを
責め抜いてあげましょうか? その巨乳を揉みしだいて、胸だけでイかせてあげましょうか?
それとも、子宮の入り口が壊れるまで突いて欲しいんですか?
——お望みの方法で潰してあげますよ、先生」
 流れるように、彼女を侮辱する。これで令華に冷静さを失わせることができれば良し、
とでも考えているのだろう。無論、令華もその程度は心得ている。だが、わずかな表情の変化は
完璧な冷静さを保てなかったことを物語っていた。
「——ったく‥‥もう少し大人なのかと思ってたら、ずいぶんガキっぽい挑発をするのね。
一滴残らず絞り出してあげるわ。泣いても許さないから、そのつもりでいなさい」
「先生こそね」
 間髪入れない挑発に、化学教師はさっと顔色を変えた。どうやら、冷徹を装ってはいても
本性は感情的なようだ。憤然と白衣を、次いで服と下着を脱ぎ捨て、亮に挑みかかった。

 * * * * 

 鈴崎令華は、その自信にふさわしいテクニックの持ち主だった。ミステリアスな雰囲気を漂わせて
生徒の憧れを集めている、とはとても思えないほど淫蕩な笑みを浮かべ、巧みに亮を追い上げる。
指や舌だけでなく、唇も歯も頬も喉も使い、徹底的に男の弱点を探り出してゆく。その巧みさには
風俗嬢も驚くだろうし、なによりもそれを嬉しそうに、そして挑発的に行うところが彼女の淫らさを
際だたせている。数人の女を次々に堕としていった亮も、この攻撃にはさすがにたじろぐ。
下腹部に力を込めて精神を集中しないと、あっさり精を吐いてしまいそうだった。
もちろん、ただしゃぶられているだけではない。隙を見つけて性感帯を探ろうとはするのだが、
実に自然な仕草でそれをはねつけられてしまうのだ。
 耳や背中といった箇所を執拗に狙う手つきを、美人教師は少年の焦りと受け取ったらしい。
淫らな眼に勝利の驕りさえ浮かべ、ますます苛烈に責め始める。柔らかくも張りのある巨乳に
亮の巨根を挟み込み、悠々と顔を出す亀頭を丁寧に舌先で嬲る。美しい乳肉を変幻自在に
揉みしだき、微妙な感触と圧倒的な視覚的要素で亮の眼と性感を釘付けにしてゆく。
 防戦一方になった少年は、なんとか事態の打開を図るが——このままでは前戯だけで
何度も絞られそうだ。とにかく隙を作り出し、本番に持ち込まなければ‥‥。
働きの鈍る頭を動員し——結論は、意外な方向にあっさりと出た。常人では不可能な、
だが彼には経験のある方法。作戦を固めた亮は、まずは下半身に渦巻く暴力的な快楽に
一旦屈服することにした。力を弱めた瞬間——焼け付くような刺激が生殖器を焼く。
 ドプッ!! ドブッ、ドビュッ、ビュクッ、ドクンッ‥‥!!
 白い液体が、勢い良く吹き上がった。最初の数発は令華の頭を飛び越えて壁を汚し、
続いて打ち出された粘液は次々に顔に、髪に、乳房に降り注いでゆく。熱い迸りを全身に受けて
恍惚としながら、令華はますます妖艶さを濃くしてゆく。赤く彩られた爪で扇情的に
粘液をすくい取り、ゆっくりと唇に運び、見せつけるように呑み込んでゆく。
「あん‥‥。ふふっ、なかなか濃くて良い感じじゃないの。
でも大丈夫? この程度では終わらないわ‥‥」
「大丈夫ですよ、まだまだイけます。
それより先生は自分の心配をした方が良いんじゃないですか?」
 確かにその言葉通り、彼のペニスは一向に萎える気配がない。むしろますます赤黒く張り詰め、
女の肉を求めているようにさえ見える。その威容にぞくぞくと沸き立つ心を感じつつも、
令華も不敵な笑みを返し、
「相変わらず自信たっぷりね‥‥。
本気で私を堕とせるつもりなの? こう見えても——経験は浅くないわよ、私は」
「先生が経験豊富なのは雰囲気だけで分かりますよ。——でも」
「でも?」
「——堕とします。完璧に、徹底的に。‥‥前座の人たちの相手みたいに手を抜く気はありません。
見ている限り、今回の件の主犯は先生ですよね? だから、ゲームが始まったときから
僕の狙いは先生だけです」

 信じがたいほどの自信を静かな声に練り込め、そして凍るような声で囁いた。
「自分が雌に過ぎないってこと——体と心に叩き込んであげます。覚悟してください」
 そこまで言うと、何気ない調子で顔を上げ、令華に正面から向き合った。
 ——ゾクンッ!!
「——っ!」
 冷たく燃え上がる獰猛な欲望を湛えた視線が令華の瞳を射抜く。
目を合わせてしまったこと——それは亮の策略に捕らわれたということ。
煮えたぎる闇のような視線は彼女の眼だけでなく、その遙か後ろ、心を貫き、かき乱した。
いつも男をリードし喰らい尽くしてきた彼女、その奥底を探るような、視線。その異様な迫力に、
令華は目をそらすこともできなかった。体の芯が燃え上がり、雌の中心がうずき——滴が
太股をつたい落ちたことにも気付かず、ただただ、視線に心を犯されてゆく。
 美貌を形作るあごに、少年の手が添えられる。鼻がぶつかりそうになるまで顔を近づけられ、
眼を、心をかき回されてゆく。瞬きができない。唇が乾く。息が浅くなる。
(う、嘘‥‥こんな子供に、抱かれる‥‥良いようにあしらわれて‥‥堕とされる‥‥
あの生徒たちみたいに、晴美みたいに、めちゃくちゃに、
——に‥‥肉便器にされて‥‥精液漬けで、失神、させられ‥‥る‥‥!!)
 そう。彼女の肉体はイってはいなかったが、心は早くも達していた。
 メインディッシュの下ごしらえが十分に済んだことを見て取ると、小刻みに震える肩を
ゆっくり抱き寄せ、唇を重ねた。
 舌を絡めるまでもなく、令華は達した。——それは序奏の終わりに過ぎなかった。

 * * * 

 凄まじい咆吼を上げながら、令華はみずからの愚かさに身を焼かれていた。様々なタイプの男と
様々な交わりをし、そして様々な快楽を味わってきた。だが、亮の与える快感は、
彼女の豊富なはずの経験からは到底導き出せないほどの激流となっていた。
 焼けるように熱いペニスが子宮口を撃つ。グロテスクに走る血管までもが彼女の肉襞をえぐる。
張り出したカリは淫肉を根こそぎえぐり取らんばかりにかき回し、容赦なく彼女を狂わせる。
「どうしたんですか、先生‥‥教えてくれるんじゃないんですか? 大人と子供の格の違いを。
それとも先生が教えて欲しかったんですか? でかい口を叩いておきながら、
しょせんはみっともなくイき続ける雌に過ぎないってことを」
 屈辱的な挑発。だがその言葉も、もはや彼女には届いていなかった。
 快楽に全身が悲鳴を上げる。コリコリに勃起した乳首も、ぴくぴくと震えるクリトリスも。
とろけきったヴァギナも、ゆさゆさと揺れる乳房も。全身のあらゆる部分が快楽に溺れ、悦び、
むせび泣き、許しを請うばかり。だが亮は許しなど与えはしない。より苛烈な、より的確な愛撫で
彼女をいたぶり、狂わせる。小刻みに奥底をこづいたかと思うと一気に引き抜き、かと思うと
またしても深奥をブチ抜く。注ぎ込まれた精液とわき出す愛液が絡まり合い、ピストンのたびに
ぶちゅっ、ぐちゅっと音を立ててあふれ出す。
 亮はペニス自体にも様々に力を加え、角度や勃起度を微調整することでその名刀の威力を
常に最大限に維持する。獰猛にして狂暴、だが老練で狡猾。令華は雌豹だったが、亮は狩人だった。
抵抗する獲物をいたぶり、追い詰め、そして仕留める。貪り尽くし、矜恃の欠片さえも
徹底的に砕く。ありとあらゆる刺激が、彼女を破壊してゆく。
 令華に比べれば、晴美は幸運だった。彼女は技も耐久力も劣ったが故に、
簡単に失神することができたからだ。性技に長け、淫欲と体力にものを言わせて
快楽を貪ってきた令華にとって、その「失神」という解放は遠い。
際限のないエクスタシーの激流が、セックスに対し自信満々だった令華を翻弄する。
「あぁぐっ‥‥ぁぁああっ!! ひぐっ‥‥あぁあぉ、あ゙、あ゙、っくうううっっ!!!」
 振り乱した髪が、汗で張り付く。
「あははっ、情けないですね。
『子供』に突かれてそんなに狂って‥‥恥ずかしくないんですか、先生」
「ひぃいっ、‥‥あっはぁぁああっ!! ゆ、ゆるして、もう、イかせないで‥‥!!」
「ダメですよ‥‥まだ言葉がしゃべれるじゃないですか。獣に堕ちるまで抱いてあげます」
 冷静な瞳に嘲笑を載せて、亮は耳元で囁いた。その最中も、腰の動きは巧みに弱点を刺激し、
繊細な指先は彼女の乳房を効果的に愛撫する。煮えたぎる快楽と残酷な言葉に絶望しながら、
令華は際限のない悦楽に呑み込まれてゆく。

 朦朧とする意識の中で、令華はみずからの不運を呪っていた。
(なんで、わたしが、なんで、こんな、目に‥‥!!)
 頭の中で旋回する、無意味な思考。だがそれは知らず知らずのうちに唇から漏れ出ていた。
「晴美先生や生徒とつるんで訳の分からない難癖を付けて、今まで生徒を食べてきたんでしょう?
そういうタチの悪い教師はお仕置きが必要ですよね。だから僕が、あなたを壊します。
先生の自信も、プライドも——」
 そこで言葉を切ると、悩乱する令華の目をのぞき込む。
 快楽に溺れながら、令華は恐怖した。愚かな雌は、ようやく自分を抱いている男の恐ろしさを
本能で知った。深い闇が、彼女の心を見つめていた。地獄の使者のように冷たい言葉が、
鼓膜を打つ。
「——何もかも、粉々にしてあげます」

 ズグンッ!!
 ペニスが子宮口を叩く。その瞬間にまたしても達する令華。だがそれで終わらなかった。
 ——みし‥‥っ。
「‥‥!?」
 違和感が襲った。膣を貫く感触に、今まで彼女が経験したことのない「何か」が起こった、
そんな恐怖心がわき起こる。そしてそれは、全くの正解だった。もし、目の前でその異変を
見せつけられれば、彼女はもはや性交を続けようとさえ思わなかっただろう。
 ペニスが膨張していた。ただでさえ相当なサイズだったそれが、長さも太さも急速に増してゆく。
しかし亮は腰を密着させたまま、全く動く気配はない。当然、大きさを増す肉槍は奥へ奥へと
伸びようとする。子宮口が衝き上げられる。子宮が押し上げられる。膣内部の襞を押しつぶすほどに
肉棒はふくらんだところで、ようやく膨張は止まった。信じられない感覚だった。
灼熱のように熱いペニスが、ドロドロになったヴァギナを隙間無く埋め尽くしていた。
「これが僕の、最大勃起状態です——なぜだか知りませんが、二段階で勃起できるんです。
普通の女の子ならあそこが壊れてしまいますけど、先生なら大丈夫ですよね」
 何気ない口調で、恐ろしいことをさらりと吐く。
「本気で先生を抱いてあげます。
そうですね‥‥たぶん僕以外の男じゃ満足できない体になると思います。
先生にはそれがお似合いです——じゃ、覚悟してください」
「ま、待って、お願い——!!」
「お断りします」
 ズパンッ!!
「ひぎっ‥‥!!」
 処刑宣告と同時に、巨大な肉塊が一気に叩き込まれる。子宮は潰れんばかりに押し上げられ、
内臓のすべてに衝撃が行き渡る。激震は一撃で彼女を砕いた。快楽の波動が瞬時に全身を走り抜け、
脳髄へと殺到する。神経が沸騰し、激流が脱出口を求めて暴れ回る。だが出口はない。
限界まで目を見開き、口を開け、舌を突きだし、泡を吹き——だがその程度では
体に充満するエネルギーを逃がすことなどできはしない。そして彼女にとってさらに悪いことに、
それは地獄の入り口に過ぎなかった。
 ズドンッ!! ドスンッ!! ガツンッ!!
「がああぁぁっ、あぎっ、ぎひっ‥‥ぃっ!! あ゙ぁあ゙あ゙ぁぉおお゙ッ——!!!!」
 凄まじい衝撃力が連続して襲いかかる。破城槌のような打撃は最初の一撃で令華を沈めたが、
その程度では全く満足していないらしい。何もかもを粉々にする、という言葉を
体現するような連打、乱打。クールな余裕も妖艶な挑発もかなぐり捨て、
獣のように断末魔の絶叫を上げ続ける女。だが、汗みどろのその背中を見下ろす狩人は、
冷徹な眼に残酷な笑みを漂わせるだけだ。力強いピストンを繰り返しながら、
咆吼する女の二の腕を掴み、その上体を引き上げる。密着度がさらに高まり、女はますます狂う。
その耳元に唇を寄せ、亮は囁いた。
「先生‥‥そろそろ壊れてください」
「あ゙ぁあ゙ッ!! あ゙ぁッ!! あ゙お゙ぉぉッ!!!」
 言葉は届かない。咆吼に咆吼を重ね、もはや理性を失った令華に、
そんな囁きが聞こえるはずもない。しかし亮は構わず、最後の仕上げに取りかかった。
激しい運動を行いながら呼吸を整え、そして下腹部の一点に意識を集中させる。

 ——ドクン
 鼓動に応じ、巨根が脈打つ。最大勃起状態のペニスにさらに血流が集中し、その太さと固さを
磨き上げてゆく。亀頭は女を仕留めようとおぞましいほどに張り詰め、入り口近くまで
引き出されるたびにGスポットをゴリゴリとえぐり尽くしてゆく。理性を失ったはずの女は
本能で逃げようとするが、華奢に見える腕がそれを許すはずもない。狂った絶叫を上げ続ける女を
押さえ込み、そしてピストンのテンポを一気に上げる。巨大としか言えない肉槍が
凄まじいビートを刻んで子宮を打ちのめす。連続的に襲いかかっていた絶頂は、
ついに切れ目のない暴風となって令華の心身を焼き尽くし、砕き尽くしてゆく。
「あ゙ぁがあ゙あ゙ぁッ、あ゙あ゙お゙ぉぉぁぁ——ッ!!!」
 クールな美貌で知られていたとは思えない、絞め殺される野獣のように濁った絶叫、悲鳴。
その激しさが最高潮に達し——

 快楽地獄が——決壊した。
「——————!!!!!!!!」
 文字で表すことができないほどの絶叫が、部屋の窓を振るわせた。
 白目を剥き、舌を突き出して。四肢を突っ張り、涎を垂れ流して。
令華は限界まで体を反らし——ついに崩壊した。

 * 

 鈴崎令華は咆吼を上げた姿勢のまま失神していた。断末魔の絶叫が途絶えてから数十秒、
死後硬直を思わせるこわばりが徐々にゆるみ、そして神経毒に冒されたかのように痙攣しながら
ゆっくりとベッドに沈んでゆく。
「あが‥‥ぁ‥‥」
 無様な呻きを上げて全身を振るわせながら崩れ落ちる、女。
その美しい体をベッドに押しつけたまま、亮は腰を二度ほど突き込んだ。
だが、令華はとぎれとぎれに声を上げつつ、ガクガクと痙攣し続けるばかり。
亮は何度か強く体を震わせ、ようやく肉穴から巨根を引き抜く。わずかな間をおいて、
白濁した液がゴプッとあふれ出る。連戦に次ぐ連戦で何匹もの雌を斃した巨槍は、
精液をいまだに吹き上げながら、びくんと天井を向いて跳ね上がった。
そして勝利を誇示するかのように、三度大きく弾んで大量の白濁液を打ち出し、
敗者に浴びせかけた。戦いが始まってから十六度目の射精だった。
 無罪証明を済ませた少年はその様子を数秒間見下ろしていたが、しかし気を取り直したかのように
もう一度令華の身体を抱き起こした。断続的に喘ぎを漏らすその肉体を両手で味わい——そして
高校生離れどころか人間離れした精力を見せつけるペニスでもう一度貫く。
「あはぅっ、あぁ、——あ゙おぉッ!!」
 丁寧に、獰猛に犯しつくす。自分の恐ろしさを令華の身体と本能にしみこませるかのように。
そして淫肉に精液を排泄する。何度も、何度も、何度も‥‥十回以上も令華を抱いた。
もはや彼女は教師でも人でもなく、精液便所に過ぎなかった。

 遂に喘ぎ声さえ上げられなくなった令華をようやくベッドに置くと、
亮は何事もなかったように服を身につけ、部屋を後にした。凄まじい精臭の充満する保健室には、
大股開きのまま股間から精液を溢れさせる雌共が残された——。

 * * * * * * 

 マンションの一室に、狂おしい嬌声が響く。亮の居室だ。
親元を離れ名門高校に通っている彼にとって、ここは自分の城。
つまり女を置いておくことも自由、というわけだ。
「イく、イくっ——ぁあ゙あ゙あ゙ぁぁッ!!」
 盛大な絶叫を上げてのけぞったかと思うと彼の胸に倒れ込む、女。
紅いルージュで彩られた唇を舐めてやると、起伏に富んだ体がぴくんぴくんと嬉しそうに震える。
「まったく‥‥生徒の住所を調べて入り浸るなんて、本当にダメ教師ですね」

 * * *

 ——秘密の戦いから数日後の夜、突然チャイムが鳴った。玄関先にいたのは、鈴崎令華。
熱に浮かされたように顔を上気させ、震えていた。
 無言で数秒間見つめ合ったかと思うと、美しい教師は崩れるように亮に倒れ込んだ。
そして耳元で、きれぎれに囁く。
「亮‥‥おねが‥‥い‥‥私の、身体‥‥壊れ‥‥て‥‥」
 うぶな男なら卒倒しそうなほどの色香が立ち上る。さすがの亮も想定外の展開に
いささか面食らっていたが、彼女の足元に視線を向けてようやく事情を呑み込んだ。
 水たまりができていた。太股からヒールをつたい、液体が溢れている。
見れば、通路にも点々と跡が続いている——彼女は股間から愛液を垂れ流し、
狂った快楽に蝕まれながらここへたどり着いたのだ。手負いの獣が血を流しながら
ねぐらへ戻ろうとするように、それはもう理性の働きによるものではない。
「夜に、なる‥‥と‥‥ダメ‥‥なのよ‥‥疼いて‥‥欲しくて‥‥っ!」
 すがりつき、哀願するように。男子高校生は体格に似合わない動作で彼女を抱き上げると、
ベッドへ向かったのだった——。

 * * *

「あぁ‥‥こ、こんなのを味わったら‥‥他の男なんて‥‥」
 蕩けきった眼が亮を見上げる。
 全校男子の半数を密かに敵に回しながら、亮はその夜以来自分専用となった雌を抱きしめ、
唇を軽くついばんだ。桃色に染まった柔肌が悦びに震える。
「ま、かわいがってあげますよ、たっぷりと‥‥ね」
 そう言うと、豊かな乳房に指を食い込ませる。悩ましい喘ぎが響く。
のけぞる首筋にキスを与えると、ゆっくりと腰を動かして極上の媚肉を味わう。
「何の遠慮もなく抱ける女」を初めて手に入れた少年は、珍しく嫌味のない微笑を浮かべて
唇を重ねた。
 腰を悩ましくくねらせる令華を抱き寄せ、突き上げ、甘い言葉で心を責めて。二人は際限なく
互いを求め続け、空が白み始めるころにようやく眠った——それはこの夜に限ったことではなく、
もはや毎日のことだったが。


(終)