ムヒョとロージーの魔法律相談事務所(ムヒョとロージーのまほうりつそうだんじむしょ)は、週刊少年ジャンプ2004年53号から2008年14号まで連載された西義之作のホラー漫画作品。
略称は「ムヒョロジ」「ムヒョ」。作者にとって最初の作品である。全18巻


初出は『赤マルジャンプ』2004年春号の同名の読切作品。
その後、『週刊少年ジャンプ』で行われたが優勝した第1回金未来杯(ゴールデンフューチャーカップ)に同名の読切作品を出品(2004年37・38号)、5作品のエントリーのうち第4位の評価を得る
あのタカヤに負け、5作品中4位と振るわないデビュー戦であったがタカヤの3倍の巻数が出ている。
第1回金未来杯の出品作品の中で一番にして唯一の出世作品であったのだが・・・

あらすじ

本来なら現世にいるべきではない死霊が跋扈し人を害する事件が度々起こる現代の日本。
この世界には、魔法律協会と呼ばれる魔法律によって霊の犯罪を裁きあの世へ送るために作られた新設の機関が存在している。
物語は、六氷魔法律事務所を主な舞台に、魔法律を使いこなす天才少年ムヒョと凡庸な助手ロージーの二人の魔法律家の活躍を主軸に展開してゆく。
主人公のムヒョこと六氷 透は作者の飼い猫がモデルとなっている。


コラボ

魔人探偵脳噛ネウロとは2回ほどコラボしている。西本人が「ネウロとは事務所仲間だしコラボしたいなぁ」と思っていたところ、松井優征も考えていたらしく、コラボが成立したらしい。
コラボ作品はムヒョのコミック3巻、11巻に収録されている。松井の描いたムヒョのコラボはネウロのコミックに収録されている。


打ち切りについて

熱狂的なファンが多い作品である。そのため小説化もされた。
しかし、その独特の禍々しい世界観は好みが分かれ、アンケートの順位も安定しなかった。絵の方も子供からは怖さのためあまり好まれていなかったとも言われている。
また終わるタイミングを逃したとも言われており、終盤はグダグダ感が漂っていた。
最終更新:2012年01月14日 23:18