ゴルーグとは素晴らしい複合タイプで格闘タイプに圧倒的強さを誇る・・・・・・
と思われているが、実際はサブウエポンの悪技で簡単に倒されてしまう中途半端な耐久力を持つロボットのようなポケモンである。

見た目でそのタイプが判断しにくく、格闘技を撃って「こうかがないようだ」と表示され驚いた者は少なくないはずだ。
調整すればそこそこの耐久がでるのだが、なかなか調整先が難しく、思ったように働かせることができない。
特性「鉄の拳」から繰り出されるシャドーパンチは火力強化することで等倍相手でも十分戦える威力になる。
アームハンマーも「鉄の拳」の恩恵を受け、地面抜群ではない鋼タイプに対する高火力技として使いやすいものになっている。
タイプ一致地震もあのガブリアスに匹敵するほどの威力で、油断していると痛い目をみる。

しかし、○ラクサのゴルーグはシャドーパンチもアームハンマーも地震も持っていない。
採用している技はきあいパンチ、身代わり、冷凍ビーム、そしてそらをとぶである。
なんと一致技が一つもない。
ゴルーグのみがきあは強力であるが、安定しない。
冷凍ビームは火力不足。
そらをとぶは弱点相手に撃ってもすぐに交代される。

叩き! 空を飛び! ビームを打つ! 少年の夢を詰め込んだロマン構成だったが実用性は皆無。
本人公認の「残念構成」である。

イラストは「ゴ」

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最終更新:2012年01月19日 14:35