アナルの精霊を出したのち打ち切られる


「サクラテツ対話篇」とは、藤崎竜による日本の漫画作品。
登場人物の名前が哲学者に由来しているのが特徴的。全2巻

あらすじ

巨大なビルが立ち並ぶ都内の一等地・宛内区宛内1-1-1に、周りの風景から取り残されたような一軒の古い家が建っていた。そこに住む少年・桜テツは、その立地条件から高額な固定資産税を払うために、幼稚園生の頃からアルバイトに追われていた。そんな彼に、大富豪の娘・出井富良兎は強い興味を抱いていた。
そんなある日、桜家上空に突然巨大な樹木が現れ、未来人や宇宙人・妖精など、様々な侵略者が次々と桜家の土地を狙い始める。桜家の土地を守るためにテツは侵略者と戦い続けることになる。


概要

藤崎竜が傑作「封神演義」の完結後、ジャンプにて連載開始した作品。CGを使った相変わらずの超美麗イラスト、藤崎竜というネームバリューで連載開始時は人気があったのだが、この時期のジャンプには他作品に駄作が少なかったのと、ギャグ漫画にしてはパンチが弱く、バトル漫画にしてもパンチが弱かったためか、徐々に転落、打ち切りとなった。

しかし、前述した美麗イラスト、封神演義以上に発揮されている藤崎竜独特の世界観、そして、決して面白くないわけではない、という点から、地味に人気がある。藤崎竜が好きな方は一見の価値あり。



余談

その地味な人気のためか、短期打ち切り漫画にしては珍しく、ウィキペディアに専用ページがある。


■関連項目

タグ:

打ち切り漫画
最終更新:2012年01月11日 13:55