ハルキゲニア(学名:Hallucigenia)は、約5億2,500万- 約5億0,500万年前(古生代カンブリア紀前期中盤[カエルファイ世アトダバニアン末期]- 中期後半[セントデイヴィッズ世メネヴィアン中期][2])の海に生息していた動物。澄江生物群、および、バージェス動物群に属するものの一つである。
現在では、現生するカギムシ(en)と同じ有爪動物門に属するものと考えられている。

呼称
属名 Hallucigenia はラテン語: hallucinatio 「夢みごこち、夢想」からの造語で、その後半を省略した上で、「~を生むもの」といった意味の接尾辞(英語: -gen; フランス語: -gène)をおそらく添えたもの。夢に出てきそうな不思議な姿を指したものか。多くの文献では「幻覚のような (like a hallucination) 」といった意味であるとする[要出典]。
中国語では「怪誕蟲」(guàidànchóng; クアイタンチョン)と呼ぶ。
最終更新:2012年01月08日 18:56