概要

【神話篇】【世告げの姫】が予言していた災厄の正体。
【ガケっぷち村】【光の河】のほころびから登場し、力をみせしめんごとくに村を薙ぎ払って帰っていった。

ver1.4

Ver1.4のPVでその姿を拝めるようになったが、なんと あの地獄の帝王ことエスターク に酷似しているということでシリーズファンに衝撃を与えた。
また同PVでは新要素「【パーティ同盟】」の紹介として8人がコイツと戦う図が見られた。
その後、ver1.4.3についに災厄の王と戦えるクエストが公開された。

撃破した後、災厄の王が鎮座する玉座の間には幻術がかけられている事がロディアによって分かる。

Ver1.5中期

Ver1.5中期から真の災厄の王と戦えるようになった。→【真・災厄の王】
その真・災厄の王と戦うクエストの途中でもまたこっちとも戦わされるハメになる。
しかも、真・災厄の王で全滅したらまたまたこっちも倒さなきゃならない為、できれば一発で決めたい。
こいつに苦戦するようでは真・災厄の王にも到底勝てないので、そのような場合、職構成や作戦を見直した方がいいだろう。

戦闘力

運営によると現時点(公開時点)でのアストルティア最強の敵とのことで、実際戦闘してみても強ボスを超えるほど滅茶苦茶能力値が高い。
DQ9のエスタークは高い攻撃能力による猛攻でプレイヤーを苦しめたが、こいつはその能力の高さに加え多種の状態異常まで絡めてくるのだから手に負えない。
強力な全体攻撃と状態異常攻撃を持ち合わせているので、魔法の迷宮のようなパーティ構成では即効で潰されてしまう。
配信後、適当なパーティで彼の居城に乗り込んだユーザー達はあっという間に剣の錆びとなった。
強ボスと戦うときにきちんと役割を分けたパーティを組むように、こいつに挑むときも作戦を良く練って相手に適したパーティを組もう。
他のクエストボスとは全く格が違う敵ということを頭に入れて全力をかけて挑みたい。
高めの耐性があるが、攻撃力低下状態にすると楽に戦えるだろう。ただし、後半になるに連れて属性攻撃系特技の使用頻度が上がるため、
後半は攻撃力低下よりいかに特技を止める方に重要性が増えてくる。
また、ジゴスパークや魔蝕など、自分を中心とした範囲攻撃も多いので、後衛は不必要に近づかないようにし、少しでも僧侶への負担を減らしたい。

日が経つにつれ戦法を構築して再挑戦する者が増え、
「同盟を組まないで倒した」「サポート仲間のみで倒した」などという撃破例も数多く寄せられている。
もっとも、全滅のリスクが非常に高い非常に厳しい戦いになる事は確かなので、
そのような編成で一緒に行ってくれる奇特な人がいるかは別問題だが…

システム

初回の報酬は【ちいさなメダル】が10枚、リプレイ報酬はちいさなメダル5枚となっている。
リプレイ報酬が現在のものになったのはver1.5中期からであり、それまではちいさなメダル1つのみであった。
このクエストに使う労力(災厄の王自体の強さやかかる時間)や【メダル王のコイン】?を考慮すると報酬が見合っておらず、
一度行ったらもうおなかいっぱいで2度目はお手伝いでも行きたくはないという意見が多かったため、変更された。

討伐までに7つ(ガタラの外伝クエストも含めると11個)のクエストを終わらせていることが前提なので組める人を探すのも一苦労である。
あまりの強さからソロプレイヤーはほぼ詰みで、提案広場にはソロプレイヤー達を中心とした苦情が早々に殺到したことから、
Ver1.5中期から(魔法の迷宮のように)パーティー単位の自動マッチングが可能となった。
なお、PT同士の同盟の自動マッチングはVer1.4の実装当時から可能である。

使用呪文・特技


地獄の帝王との関係

庭具として存在している【地獄の帝王の立像茶・庭】?と比較した場合、ベースデザインとなっているのは間違いなく地獄の帝王であることが分かる。
相違点としては全身に棘が生えていることと、股間部が伸びて尻尾となっていること、また後背部のオブジェクトが伸びてデスピサロのようになっていること、また目が白目に黒ではなく黒目に赤となっている。

討伐モンスターリストと、ver1.5で二度目の討伐を行った際にロディアが語ったことに拠れば、理性を失う前はアストルティアを見守っていた帝王であり、かつて地獄の王と呼ばれていたこと、闇の根源によって災厄となったことが分かる。

また、【聖竜の神話】では初代【時の王者】が戦った時と比して、二代目が戦った際には深き眠りについたことにより進化して歯が全く立たないほど強くなっていたことが語られている。

また、ver1.5では真の災厄の王と戦うこととなるが、何故か冒険者と戦う前からその姿は既に崩壊を始めている。
それにも関わらず幻影の災厄の王を世告げの姫が災厄の王と認識していることから、往時の姿が幻影の災厄の王の姿であると推察される。

以上がゲーム中の情報から分かることであり、バトル中の名前も「災厄の王」とだけ呼称される為、アストルティアの帝王が地獄の帝王であり、災厄の王となったのかは結局定かではなく現時点ではプレイヤーの想像に委ねられている。

Xの世界はドラゴンクエストIXの世界の未来であるため、過去作の多くの魔王が登場したIXを引き継いでいるのならば、エスタークが存在すること自体は不思議ではない。(実際に【バラモス】が登場している)

仮にエスタークであったとしたら本来は善のものであったという可能性もあるが、エスターク自身が進化の秘法を編み出して自らに施すことで最強の生物となった魔族の王と語られている原典であるドラゴンクエストIVと矛盾することとなるのも確かである。

確かに闇の根源の力である【魔瘴】は進化の秘法同様に生物を進化させる作用があり、進化の秘法の重要なキーである黄金の腕輪は闇の力の増幅装置ではあるのだが……

最終更新:2014年04月29日 08:28