【不死】の特徴
お化けや骸骨・死んだ英雄・冥界の住人などのアンデッド系の種族。
死のイメージからか
PIG能力を持つユニットが多い。
概要
不死ユニットを主軸としたコントロールデッキ。
不死は
青に多く、自他双方に関わる様々な破壊に関わる効果を持つユニットが多い。
ユニット/進化ユニットカード
基本的には除去、サルベージを駆使してアドバンテージの取れるユニットを採用していきたい。
バンシー
青系統では群を抜いて汎用性の高い2コスサーチャー。
不死デッキならば不発になる心配も無く、よっぽどの事がない限りは採用しない手は無いだろう。
スカルウォーカー
PIG能力にてサルベージを行う低コストユニット。
チャンプ要員、生贄要員として不死の脇を支える。
ガシャドクロ
PIG能力に1ダメージのライフバーン。
破壊以外に除去手段の用意していないデッキが相手ならば出す事がダメージソースになり、「残りライフと同じ数の彼が居る」状況が作れれば詰めろである。
有利な状況を更に抑え込む役割として有効。
ファントム
CIP能力にて相手の高BPユニットの除去するユニット。
Lvに関係なく大型ユニットを破壊できる点は魅力だが、場持ちは悪い。
タナトス
不死ユニットにPIG能力にハンデスを与えるシステムユニット。
BP6000の序盤の壁としても優秀。
ロキ
インターセプトをサーチするBP8000の壁。
手札OCさせた場合には1枚サーチの1枚除去で攻撃可能になるため、大きなアドバンテージも得られる。
冥土少女シノ
カウンタークロックは
青の除去と極めて相性が良いが、カウンタークロック持ちの中では最も扱いに難しい。
カウンタークロック持ちとしてではなく、
蒼炎の魔術師ヒトミや
卑弥呼といったPIG誘発を自発的に行っていくデッキの補佐として使うと良いだろう。
ヒュプノス
ハンデスした場合にサルベージ、あるいは除去を行うシステムユニット。
タナトス等のハンデスと組み合わせた場合のアドバンテージが大きく、最優先で場に出したい。
不死デッキとしての彼女の役割はハンデスというより「カードアドバンテージをより有利にする」目的になる。
彼岸の玲花
緩い条件で沈黙を飛ばす不死。
彼女自身が破壊されても効果は発動する為、立っているだけで沈黙をちらつかせることが出来る。
沈黙が厄介と思えば意外なユニットのチャンプアタックが通ることもあるだろう。
しかし不死の割合が少ないと柔軟性に欠ける為、採用するならば可能な限り不死を多く詰め込みたい。
地獄のシャレコウベ
不死ユニットにPIG能力で敵全体に2000ダメージを与えるシステムユニット。
赤だがタッチ採用も充分に検討できる。
エビルシスター
アタッカーとしてもブロッカーとしても優秀なユニット。
トリガーが破壊できる状況ならば確実に1:1交換以上が取れる。
プロメテウス
単純に不死デッキに積むのは難しいが、相手全体消滅と自身破壊は強力。
専用の構築を必要とするが、発動までの道程から自壊まで全ての効果を活かせるため充分採用圏内だろう。
冥王ハデス
不死の花形進化ユニット。
このカードのレベルデスは相手デッキによってはエンドカードとなりうる。
卑弥呼
インターセプトカードのサーチ、小さいながら発動条件が極めて緩いCPブーストが魅力。
PIG能力に相手のユニット除去があるため、アドバンテージを失いにくい。
お互いにユニットが溢れるような膠着した場から手札をため込み、チャンプアタックでCPを増やしながら大型ユニットを次々と呼ぶことも出来る。
裁きのマーヤ
立っているだけでほとんどのデッキに入っている1コスサーチ珍獣を軒並み退場させる優秀なユニット。
不死デッキとして採用する場合は2色デッキとなるが、相手への拘束力も含めて充分に能力を発揮してくれるだろう。
暴虐王バアル
1ライフと引き換えに10000ダメージという巨大なダメージを飛ばす砲弾女王様。
ブロッカーとしては役に立たないが、除去の難しいレベル1のユニットを破壊していく役目を担うことが出来る。
除去の苦手なBP6000~7000帯のユニットを除去できる為、破壊できないユニットがほとんどいなくなる。
巨大なユニットは焼き切れないが、その場合は彼女ではなくファントムで破壊・・・といった役割分担を心掛けたい。
ミイラくん
PIG能力にハンデスを持つ珍獣ユニット。
CP1でヒュプノスのお供に壁にと活躍の場は広い。
カラスマドウ
PIG能力にインターセプトサーチを持つ珍獣ユニット。
強力なインターセプトを多く有する
青と相性が良い。
ミイラくんと違い、相手の手札がない場面でも活躍できる為タイミングを選ばない。
エリゴール
不死をBP面でサポートする悪魔ユニット。
赤との混色デッキでは強力な悪魔との2種族デッキの構築も可能か。
ダークテイマー
ヒトミの相方と言われているが、不死デッキの場合(1.1時代に想定されていたであろう)卑弥呼の相方。
その場合、手札1枚で卑弥呼の数だけCPを増やすユニットとして使う事も出来る。
彼自身を破壊する効果が主流だが、上手く場に不死が展開できれば不死破壊から大きなアドバンテージを取れる起爆剤になれる。
実質フリースペルな為、残った彼を進化の種としても利用可能。手札が余っているならば軽減を利用してハデスを呼ぶことも出来る。
大魔導士リーナ
アタック時の自軍不死破壊で、相手のLv2ユニットを破壊する。
他にも無条件破壊や捨て札回収効果を持ち、手札回収と連携した連続破壊とPIGが構築しやすい。
アルシエル
不死2体を捧げてデメリットがほとんど存在しない
不滅ユニットを作れる。
不滅の彼女が居ればブロッカーの心配がほとんど要らなくなるが、条件は厳しめ。
不死を撤退させる代わりに捧げられれば、無駄がない。
闇神・ツクヨミ
相手全体に沈黙を付与する青の進化ユニット。
破壊はしないので、彼女自身はアドバンテージを取れないが、厄介な効果を持ったユニットを問答無用で無力化出来る能力は扱いやすい。
トリガー/インターセプトカード
青の強力なインターセプトは問題なく採用できる。
現状では種族サポートカードは少ないため、デッキテーマに合わせて適宜採用を検討したい。
冥界の門
不死サポート。サーチあるいはサルベージを選択出来る。
ただしPRカードのため現在入手困難。
大寒波
LP1ダメージと言うデメリットと相手のフィールドに4体のユニットという発動条件こそ存在するが強力なリセットカード。
タナトスと不死ユニット、
ガシャドクロなどと共に用いるなど工夫は出来る。
冥土の献上品
相手の厄介なユニットのフィールド展開を阻害する上に、自身のPIG能力を加速させることが出来る。
KPの効果なども阻害できるため、除去カードの中では最も不死とのシナジーが見込める。
封札の死壊石
レベル操作、手札OC封じの2つが出来るインターセプトカード。
サルベージ目的で大勢に影響の出にくい1コス珍獣相手に使っても良いし、相手のOR状況を見て睨みをきかせても良いだろう。
迷子
ハンデスカードとしては最も取り扱いが容易い。
相手の手札減少が早まりすぎないためハンデスに安定を求める場合にはこちらか。
ポイズンディナー
自身の手札も削るが2枚ハンデスは強力。
使用の際には自身の手札が無い状態か
ヒュプノスが場にいる状態などタイミングに注意。
ジョーカー(キャラクター)
除去は苦手としないため、除去以外の部分を補いたい。
THE STAR
単純にバウンスとハンデスの相性が良い。
シューティングスター、スターライトが無難か。
THE MOON
ハンデスは強力だがランダム性が強く相手のキーカードを確実に落としたい場面に月明封殺は強力。
サルベージ軸には冥札再臨も強力なサポートとなる。
トリガーゾーンに関与出来るカードが少ないので、無明滅殺も扱いやすい。
戦術
不死デッキには除去を主体としながらも、柔軟性のあるデッキが組むことが出来る。
除去ビート
不死には
青が多く、
青の優秀なインターセプトをふんだんに使える。
ムーンセイヴァー、
ロキ等を主軸とし
スカルウォーカー等のチャンプアタック、
冥王ハデスのリセットなどによってアドバンテージを取っていくデッキ。
2色デッキの場合は赤が青の苦手とするレベル1の低BPユニットを破壊してくれる盤面重視の構成に出来る。
ハンデス
ヒュプノスを軸に
タナトスを並べ、相手の手札を破壊していくデッキ。
ポイズンディナーをハンデスの軸とした場合には相手の手札切れが早まるため、中盤からは除去ビートに移行できる構成が安定するか。
進化ユニットについて
青は進化の種となるユニットカードが少なく、進化ユニットの採用は4色の中で一番難しい。
バンシーによってかなり緩和されたが、それでも進化の種として適しているユニットカードは少ない。
軽い進化ユニットになると進化元となるユニットの選択肢が狭く、重いとCPの圧迫が強くなる。
打開するためにシステムユニットでも「切る」覚悟も必要になってくる。
マリガン基準は
ヒュプノスとそれを軽減できる
青ユニット、ハンデスインターセプトが理想。
スカルウォーカーは軽いが捨て札のない先行には不向きか。何かのユニットカードを2枚持ってきたならば問題ないだろう。
他ユニットの手札CUと
冥土の献上品がセットできる場合には
スカルウォーカーを優先する場合も。
蔓延するBP5000焼き対策に
タナトスとそれを軽減できる
青ユニットがマリガン基準か。
賭けではあるが相手の手札消費を期待しての
ポイズンディナーもありか。
コンボの例
最右翼はやはり
タナトス、
ヒュプノスが並んだ状態。
不死ユニットが更に並べばハンデスと除去が加速する。
このデッキの弱点
軸によって弱点は違うが、どのタイプであれPIG能力が多いため、消滅は最大の弱点。
戦神・毘沙門もすべての効果が彼に集中する為、膠着したら掃除するのも良いだろう。
また、赤系のデッキはハンデス不可侵領域であるターン初めのドローが重要であり、かつアタックの前に破壊する事が多いため大きな損害を受ける事が少ない。
手札を自由に捨てられるこのゲームではハンデスを空振りさせることも出来る。
自らの選択肢を削る手札を捨てる行為は悪手だが盤面次第では選択肢の内。
冥王ハデスが対象を取らない効果のため【
加護】持ちは弱点とまではいかないが、難敵には違いなくそれを多く有する
黄には天敵とも言える
マネキーニャも存在する。
PIG能力は受け身故に見えている脅威なため、こちらの動きに対応して「相手がどう動くか」が判断しやすい。
逆に「何をどうすれば相手はこう動く」と2手3手先を読んでいくことが出来れば少しずつ打開する道が見えてくる。
多少なりとも被害を被る前提で立ち回り、その損害を「いかに小さくするか」を考えられれば、切り返せないデッキでは無い。
損害を受ける前提ならば
貫通効果もブロックしてもダメージを与えられるために大きな損害を与える事が出来る。
また、
強制防御による除去を利用しても相手の計算を狂わせる事もできる。
最終更新:2015年05月21日 12:43