侍デッキ


【侍】の特徴

【侍】の相互サポートが充実しており、やりたいことは大体実現できる。
複数の色に分散しているため、やりたいことを欲張りすぎると色事故の危険が出てくる。

概要

早い段階でジャッジメントの起点になる開眼のアヤメや侍サーチ兼強化ができる心眼のナギに【加護】を付与し、低めのBPを三日天下で補う。
これを起点としてフィールドに強固なユニットたちを並べ、最終的に三日天下によるBP強化を受けた侍たちに剣聖・武蔵で【貫通】を与えて叩き潰したり、
ジャッジメントで行動権を奪ってそのまま殴り倒したり、炎鬼イフリートから放たれる超火力で主力を消し飛ばして、なだれ込んだりして勝利する。
侍ユニットは多様な特徴を持っており、あらゆるデッキに対してある程度の勝負が可能となっている。
無限の魔法石を活用することで必要なカードを的確に呼び出すことが重要なデッキである。

Ver.1.1(初期)

この頃の侍は、心眼のナギ烈火の侍ぐらいしかまともなカードがなく、いかにナギを上手く立ち回らせるかが鍵であった。

他にユニットとしてはキャットムルギガマムートと、PRカードの野生の衝動のギミックを組み合わせたものも用いられる。
全体的にCPが重く、珍獣デッキのような高速デッキ相手の場合は、コスト軽減のしかたを常に考慮しなければならず、扱いの難しい部類のデッキである。
フィニッシャーに蛮王ベリアルジークフリートが採用されることもある。

Ver.1.1EX1

速度はVer.1.1時代とあまり変わらないが、PRカードの巫女の護り手の登場で、安定性がやや向上する。

冥府の武家屋敷はこのVer.で登場したが、侍自体が追加されておらず、採用は1~2枚程度にとどまることも。
後期では巫女の護り手を獲得し、ブレイブドラゴン戦神・毘沙門への耐性を図る。

Ver.1.1EX2

赤に多数の侍が追加された影響で、赤を中心に組まれることも多い。

初のCP1侍のIZOや、良質な種族火力炎鬼イフリートが出現し、安定性が大幅に向上。
強烈な種族フィニッシャーである剣聖・武蔵も登場し、無限の魔法石から飛び出したターンにゲームが終わることもしばしば。
Ver.1.1EX2で最も隆盛を誇る種族デッキの一つである。

Ver.1.3EX1

1.3で開眼のアヤメが追加され強力になってはいたが、1.3EX1で赤誠の沖田
追加されたことが大きくトップクラスのデッキと渡り合えるだけのスペックを手にした。
さらにイベントにて追加された三日天下と侍との相性は凄まじく
その直後に行われた全国大会「Master of Agent」の東京・大阪予選において
侍デッキが予選突破者の半分を占めトップメタの地位まで上り詰めた。

「Master of Agent」が行われた当時は、赤誠の沖田は2CPユニットであり、
三日天下の発動条件は「ユニットが出た時」であった。
そのため心眼のナギが出ていると、いきなりBP+3000になった侍が猛攻を仕掛けてくるデッキとなっていた。

Ver.1.3EX2

新たに流浪の剣士サツキ光鷹丸磯風参式が登場した。
当初はサツキの【消滅効果耐性】が騒がれたが、ふたを開けてみると
光鷹丸の性能が非常に優秀だったため主にこちらが入っていた。

光鷹丸の効果は珍獣デッキに有効だと注目されていたが、ミイラくんチアデビルなど
倒したいけれどもイフリートを使ってまでやりたくない相手を一掃できる点が高評価となった。

1.3EX2発売後も有力デッキの1つとして活躍していたが、2015/06/03のエラッタによって、
ジャッジメント三日天下が修正を受けてしまった。
特にジャッジメントの【黄ユニット2体以上が発動条件】は、
この時点の「侍デッキ」に対する使用禁止通告とも言え、大きな変化を余儀なくされている。

BP5000以下なため赤のチェインフレイム蠅魔王ベルゼブブなどに焼かれやすい
という侍の弱点を三日天下はフォロー。呪縛のデメリットは心眼のナギ
剣聖・武蔵によってもたらされる不屈付与によって克服してしまった。

開眼のアヤメカイムが黄色ユニットであることを生かして、
フィニッシュ用にジャッジメントを用意していることが多い。これはミラー対策でもある。
不屈による行動権回復のタイミングは「自ターンの終了時」であるため、三日天下を使用して呪縛がついてしまっていると
返しのターンで行動権が回復せず、1ターン攻撃できなくなるのだ。

無我の境地を持つ烈火の侍はジャッジメント対策になり得たが、
CP3とやや重めであること、三日天下を撃たれている場合にはこちらも同数を撃っていないと
結局BP差で潰されることから採用率はあまり高くなかった。
ミラーのジャッジメント対策は、剣聖・武蔵から付与される無我の境地で賄うことが多かった。


最終更新:2015年06月08日 00:56