とは、COJにおける属性色の一種。

固有キーワード能力

戦闘に比重を置いた属性。
強制防御】と【貫通】によって、ユニットを除去しながらライフを奪う動きは緑特有のもの。
またユニットの戦闘力の根源であるBPの操作も得意とする。
味方のBPを増強したり、相手のBPを減少させたりするだけでなく、BPを元手にダメージを与えたり、特殊効果を得たりといった事も行う。
防御能力にも優れたものがあり、【秩序の盾】によるダメージ無効は緑を象徴する効果。
また数は少ないが【固着】によってバウンスを防ぐ事の出来るユニットも存在する。

特殊召喚】も得意とし、青が捨札からの【特殊召喚】ならば、緑はデッキからそれを行う。
また直接ドローを行う効果を持ったユニットも数多く存在し、デッキの圧縮という面でも長所を抱えている。

インターセプトもこの特徴を引き継ぎ、戦闘用のパンプアップだけで5種類以上を数える豊富さ。
硬直した盤面を作りやすく、結果として守りに長けたデザインとなっている。
また救いの神風に代表されるCP加速は、これまでに強烈なゲーム展開を作り上げてきた実績があり、補色として活用される事も多い。
このような手堅い扱いやすさからサポートとして組み込みやすい優秀な色となっている。

欠点は戦闘や守りに長けたデザイン性からくる手の遅さ。
戦闘を介さない除去に弱い一方で、緑側の除去は戦闘頼りになる事が多い。
ゆえに狙ったユニットを落としたり、大量に除去をしたりといったことが不得意で、やや決め手に欠ける。
立ち回りで失敗した時の挽回が難しい色。

ユニットのモチーフは歴史上の英雄や植物や獣等の大自然の影響が強い。

色の特徴

長所
  • 味方のブロック、相手のアタック時に効果を発揮するカードが多く、守りながらの戦いが得意。
  • 相手の攻撃を誘うことで発動する効果を用いた、トラップ的な戦い方ができる。
  • 戦闘面におけるサポートカードが豊富で安定して戦うことができる。
    • 特に「強制防御」「攻撃禁止」が相手に付与できるため、積極的な戦闘が可能。
    • 逆にいえば戦闘をスルーされやすくもあるが、プレイヤーアタックを通せる機会を生み出しやすい。
  • 全体的にBPが高く設定されており、安定した場を構築することが出来る。
    • 秩序の盾により、ダメージバーンは無効化も可能。
  • ドローによるアドバンテージを得ることが出来る。
  • CP干渉効果を持ち、こちらのテンポアップを計ったり、逆に相手のテンポを遅くすることができる。
  • 相手ユニットが攻撃した時に行動権を回復する効果を持つカードがある。
  • 基本BPを減らす弱体化の効果により長期的な妨害が可能。
    • 不滅に対するメタの一つになる。…と思いきや、実際は破壊されるほどに大きく基本BPを減らせるカードが少なく、焼け石に水程度の効果しか見込めないことが多い。
  • お互いのユニットの差を参照して発動する効果を持ち、お互いのユニット数の差によらない運用も可能。
  • デッキから直接ユニットを【特殊召喚】する能力を持つユニットが多くいるため、素早い展開が可能。
短所
  • 逆転の手段に乏しく、一度相手のペースになると巻き返しが難しい。
  • 確実な除去手段がほぼ戦闘によるものと聖少女ブリギッドプラウドドラゴンのみ。
  • 火力による除去耐性は高めだが、青や黄の破壊、消滅、行動権消費といった妨害の影響を受けやすい。
  • 人身御供などの大規模リセットの流行により高いBPを活かしにくく、スピードムーブ持ちがいないために機を窺い攻め込んだり盤面リセットから巻き返すことが困難である。
  • 進化ユニットならば疑似的なスピードムーブが可能だが、進化対策カードを踏んでしまうこともある。


最終更新:2018年07月25日 00:34