黄単コントロール

概要

黄単色かそれに近い形のコントロールデッキ。黄が誇る多彩な盤面処理カードを組み込んだデッキで、対応力に優れ「詰み」が少ないのが強み。選ばれし者巨盗タウロスらで捨て札の消滅札を肥やしつつ、必要に応じてレオン・ベルクマンの「秘剣・エクリプスセイバー」やダークプリーストで回収する。
さらに天竜ヘブンズドラゴン天空神機ゼウスらで盤面一掃し、手札でOCした光翼神ホルス宇宙の歌姫アイリーンやエルヴィ&エルフィの「フェイク×メイク」で複製して一気に畳み掛けるのが勝利の方程式と言える。
CPの重いカードが多くなりがちで、挙動が重いことは欠点と言える。デッキを回転させ、盤面ではなく手札を作るような相手は少々苦手。

デッキ構築

盤面処理に長けているとはいえ、それだけでは勝ちには繋がり難い。
そのため、光翼神ホルス宇宙の歌姫アイリーンのコンビは投入しておきたい。

主要カード

光翼神ホルス
このデッキにおける切り込み隊長。如何にOCしたこのユニットに繋げられるかが鍵を握る。
また、場に残っても相手の災禍の悪女・妲己などで奪われると非常に痛い。

宇宙の歌姫アイリーン
主に序盤は選ばれし者を、中盤はホルスやコストが下がった天竜ヘブンズドラゴンを複製する。
後攻初手にこのユニットと選ばれし者両方ある場合はキープして良い。
ライフ回復効果は緊急時のみで、原則使わない。

光明神アポロン
後攻初手その1。【複製】と消滅札回収効果により、アポロン本体を破壊されても損が少なく、自陣が崩れにくい。

巨盗タウロス
先攻軽減初手、または後攻初手その2。ミニ選ばれし者を発動しつつそれなりのBPが場に残る。
特に天竜ヘブンズドラゴン主軸にしている場合はなるべく消滅領域を加速させたいため、アポロンより優先する場合がある。

ライトニングドラゴン
敵全体への【呪縛】に加え、BP7000の【加護】は足止めとして十分な性能。
行動権消費が決定打となる場面も多い。

現世のイザナギ
中/重量のユニットを封殺できる進化ユニット。BP8000の恵まれたフィジカルも嬉しい。
加護】を付与するカードと組み合わされることが多い。

天帝インドラ
軽量ユニットを一網打尽にするユニット。序盤の攻勢を切り返すために、これかライトニングドラゴンは手札に確保しておきたい。現世のイザナギ光翼神ホルスとは互いに効果範囲やアタック範囲をカバーしあう関係。

天竜ヘブンズドラゴン
ドラゴン及び相手の【消滅効果耐性】持ち以外の全てのユニットを消滅させる。
この効果はお互いの捨て札にも及び、特にゾンビ系のデッキや夏の大三角形デッキなどのように捨札を利用するデッキにとっては出されたらほぼ機能停止してしまう程強烈。
ただし、CP20の超大型ユニットのため、展開に時間がかかり相手に読まれやすい欠点がある。

ギミック・コンボ

選ばれし者
ダークプリースト
秘剣・エクリプスセイバー
消滅領域を第二の手札として活かすギミック。
光明神アポロンどきどきテイスティングとも相性が良い組み合わせ。

銀翼のクリス
明天凶殺
変則的なトリガー対策。紫系統や珍獣系コンボデッキなどの手札が溢れがちなデッキに対しては結構な嫌がらせとなる。
特に長期戦では強烈な威力があり、コンボとしての強力さに加えてそれぞれ単独でも実用的な取り合わせ。


デッキサンプル

サンプル1

ユニット
カード名 枚数
ジャック・ザ・リッパー 1
天帝インドラ 3
風精ウィンディ 3
銀翼のクリス 3
光明神アポロン 3
ライトニングドラゴン 3
聖剣・エクスカリバー 2
カパエル 3
プリティベル 3
進化ユニット
カード名 枚数
現世のイザナギ 3
ハーピー 2
ゴールドクラウン 1
トリガー
カード名 枚数
アンフェア・タックス 1
死神のランプ 2
無限の魔法石 3
インターセプト
カード名 枚数
霹靂の調べ 1
デストラクションスピア 1
花の高原 2
JOKER
カード名 枚数
ワンダフルハンド
明天凶殺

無限の魔法石型。クリス明天や加護イザナギといった決め技も搭載。
低予算で作れるため中級者以下に向く。

サンプル2

ユニット
カード名 枚数
ケルビム 3
ダークプリースト 3
天帝インドラ 3
オータムロイド 3
銀翼のクリス 3
光明神アポロン 3
ライトニングドラゴン 3
カパエル 3
進化ユニット
カード名 枚数
現世のイザナギ 3
天空神機ゼウス 2
天上剣士イズナ 3
トリガー
カード名 枚数
選ばれし者 3
インターセプト
カード名 枚数
どきどきテイスティング 1
デストラクションスピア 1
花の高原 3
JOKER
カード名 枚数
明天凶殺
フォースリベレーション

選ばれ黄単にイズナと天使を組み入れた構成。

このデッキに対するメタの張り方、対策など

ターン経過につれ相手の消滅領域が増えて強烈なユニットが出てくる危険性が高まるため、その前に決着を付けたい。
魔王・信長を主軸としたアグロ系デッキでの突貫や、花の高原などのCPブーストを活用した戦士デッキなどで相手のやりたい事をやる前に仕留めるのは立派な対策と言えるだろう。
また、相手も消滅領域を増ややすなどのお膳立てがある関係上、本格的な攻勢に出られるのは中盤以降になる。
逆を言えばワンショットデッキにとっても準備の猶予があると言える。仕掛けられるタイミングもほぼ同じである事も覚えておきたい。

1番の鍵は光翼神ホルスを封じれるかどうか。
抑制剤でレベルを下げたり封札シリーズなどで退場させれば被害も減るだろう。
または天剣の沖田ゴーレムなどのコスト2以下のブロッカーを立てておけばそもそもホルスも動きにくい。
ただし、天帝インドラに注意。沖田の場合は流浪の剣士サツキ等の効果で【消滅効果耐性】を付加したりするなど工夫しよう。


最終更新:2018年01月19日 15:50