概要
Ver 2.0で追加された
聖少女ブリギッドを軸に、
飛翔のジズなどの■連撃効果を駆使してマウントを取っていくデッキギミック。
連撃は性質上、手札の消費が激しい為、ブリギッド+連撃要員にドローソースを加えたものがデッキの土台となる。
それさえ押さえておけば比較的自由な組み方ができ、
緑単はもちろん混色構成や他デッキとの折衷にも用いることが出来る。
DOBが高いカードで固める構成で用いられる事もあり、工夫次第では非常に安定して使えるのが魅力である。
デッキのキーカード
このデッキのヒロイン。フィールドに出たユニットのBP分のダメージを相手ユニット1体に与える能力を持つ。
【
加護】・【
秩序の盾】・【
不滅】に対しては無力であるものの、高い単体ダメージを即座に与える除去性能がウリ。
また、場に出た時に自分の手札のカード1枚と引き換えにコスト3ユニットをサーチする。
これによって主要な連撃要員をサーチし、上述の効果と組み合わせる事で高いコストパフォーマンスを生み出すことが出来る。
連撃ユニットに限らず、手札に集めたいコスト3のユニットと組み合わせるのも良い(例:
光翼神ホルスなど)。
ただしそれらのユニットを入れ過ぎると逆にノイズとなり、サーチがぶれやすくなるので注意。
BPが3000しかなく除去されやすいので1ターン限りと割り切るか、ジズのBPアップ効果などで耐久を底上げしてあげよう。
味方ユニット全体の基本BP+1000と相手ユニット全体の基本BP-1000を併せ持った連撃ユニット。
ブリギッドと合わせれば最高でBP7000までのユニットを除去できる。
相手のサーチ珍獣もこの効果でまとめて一掃も可能な上に、ブリギッドもBP4000まで上がり、焼きにもある程度耐えられるようになる。
プレイヤーアタックに成功すると手札に戻りつつCPを+2するので、連撃発動状態であれば更に追撃を繰り出す事も可能。
相手単体の基本BPを-5000させる驚異的な火力を誇る。連撃2号。ジズが横ならこちらは縦。
基本BP減少なので【不滅】や【秩序の盾】を貫通できる重要なユニット。
ブリギッドと合わさると更に5000ダメージの追撃をし、合計10000もの火力に達する。
相手ユニットから基本BP2000を奪い、自身のBPに上乗せする。遅れてやって来た連撃3号。
基本BP低下効果はプラウドドラゴンには劣るものの、連撃ユニットの中では最も高いBPに達する。
更に相手のCPも奪う効果もあり、他にはない長所も兼ね備えている。
【秩序の盾】や【不滅】の処理はプラウドドラゴンに任せ、こちらは低BPユニットを処理しつつの壁役として展開したい。
コスト2のドロー要員兼連撃基点要員。
CP+1のバックもあるので、実質コスト1でこれらの役割を果たすことが出来るのは地味だが欠かすことが出来ない。
ただし、ジズのプレイヤーアタック効果、トリニティのCP強奪効果もそうだが、
死神のランプの効果に引っかかり連撃が不発に終わる可能性もある点に注意。
デッキ構築
先述したとおり、上記のキーカード以外はほとんど自由。
高
DOB目当てで入れたカードをブリギッドの弾薬として投げ捨ててもよし、他のデッキと折衷型にしても良い。
ここでは、特に相性が良いカードの一例を挙げて行く。
ユニット/進化ユニットカード
コスト2帯
連撃を発動させる最低コスト帯で、このデッキにおいても重要な役割を果たす。
ここの選択がデッキの方向性を決めると言っても過言ではない。
【戦士】サーチャー。全体に【
沈黙】を付与する
英霊王ギルガメッシュのサーチに使える。
また後から出た【戦士】の基本BPを+1000するため、ブリギッドより先に場に出ていれば実質火力+1000の効果もある。
自分を含めた【戦士】に【秩序の盾】が付加出来る点も見逃せない。
他の【戦士】ユニット・
星輝神ヌトも投入して
戦士デッキとの折衷型も視野に入る。
【ドラゴン】として種族が統一された事で、プラウドドラゴンをサーチ出来るようになった。
オリジナルポイントが高い傾向にあるので、DOB調整に使える。
■選略でCP2を払えば、2枚ドローが出来るユニット。
BP5000なので上記2枚と比べてブリギッドの弾として使いやすい。
連撃は手札の消費が激しいので、ドローソースとして採用することが多い。
【悪魔/精霊】の二種族持ちなので
至上のコレクターの起動要員にも。
連撃要員。こちらはコスト1以上の緑カードを使用することで自身の基本BPを上昇させる。
コスト2でBP7000はブリギッドの弾薬として優秀で、序盤の展開で手札消費を抑えやすい。
また自身が【戦士/獣】のため、戦士デッキや
獣デッキとの折衷型に使える。
相手全体の基本BPマイナス効果と、自前の【秩序の盾】による頑丈さが売りのユニット。
被破壊時にCP1バックされる効果もあり、ブリギッドの効果で破壊すれば連撃起動要員としても優秀。
こちらも【魔導士/悪魔】の二種族持ちで、コレクター起動に使える。
コスト4帯
コスト3が連撃要員で占められる中で、それ以外のデッキ機能を担当するコスト帯。
デッキのバランスを見て短所をカバーしたり、あるいは長所を伸ばしたりできるものを採用していこう。
このデッキの天敵である【加護】、【不滅】、【秩序の盾】などをまとめて処理する事が出来る。
環境によってはこのユニットがいないとブリギッドの処理能力が落ちる場合もあり、常に選択の余地がある。
お互いのユニット全体のBPに作用する能力はジズと似ている。
こちらは【秩序の盾】を持っているため、ダメージへの耐性が高い。
またターン終了時のCP+により、
アイヴィーバインド等の迎撃系のインターセプトの採用がしやすくなるのも利点。
その他のコスト帯
相手ユニットに【
攻撃禁止】を与え、それに応じて自分のCPを増加させる。
増やしたCPで連撃を起動したり、ジョーカーを使用して手札を補ったりとデッキとの相性は非常に良い。
BP補助効果もあり、ブリギッドの火力の後押しや、【攻撃禁止】によりブリギッドで処理しきれない盤面を抑える役割も持つ。
ただしコストが7と非常に重いのが難点。
CPを全て消費して手札が5枚になるまでカードを引くコスト6ユニット。
同時にお互いの捨札もデッキに戻すので、すでに退場したブリギッドやアトゥム等も引く可能性が戻る。
墓地利用やハンデス主軸の青系統のデッキにとっては天敵とも言える。
ターン終了時にCP1が返って来るので、シグルと同じ運用ができる。
緑属性では貴重な直接破壊効果を持つコスト6ユニット。
破壊したユニットのBPをそのまま自分のBPに加算する効果もあり、ブリギッドと合わせて2体まとめて始末出来る点では相性が良い。
また、相手のインターセプトに反応する基本BPマイナスのカウンター効果や、フィールドの条件を満たせばコスト3で出せる効果も持ち、
CPの工面や効果耐性への回答など、このデッキの穴を埋めてくれる優秀な能力を備えている。
コスト3のユニットをデッキから【
特殊召喚】しつつ、相手ユニット全体の基本BPを-1000する。
起動でユニットを戻せばCPを+できるので、連撃ユニットを呼び込み戻した上で連撃発動といったトリッキーな動きも可能。
ブリギッドと揃ってデッキ圧縮に活躍する。
トリガー/インターセプトカード
ドロー系
連撃要員を揃える為に必ず何かしら採用しておきたい。
ここを充実させない場合はジョーカーを大量ドロー系にする必要がある、
特に手札の消費が激しいこのデッキにおいて、貴重なドローソースとしてペアで使われる。
加速装置で残り1枚になるまで手札を捨ててCPを捻出した後に雄大なる間欠泉を使えば、
デメリットを帳消しにしつつ7枚ドローが出来る。
コスト6以上のユニットを出した場合、1枚ドローした上にCPも+1出来る。
このデッキでよく使われるコスト6以上のユニットは上記のような優秀なカードが多い。
そうしたユニットが多数入るならほぼ採用必須だろう。
捨札に8種族揃っていれば、ターン終了時に捨札を全てデッキに戻して2枚ドローする。2種族ユニットの場合はそのまま2つの種族として見なす。
主要カードであるブリギッドが【神/舞姫】ということもあり、要求する数は多いものの実用不可なレベルではない。
主要な連撃ユニットの種族が全て異なっている点を見ても好相性である。
使い切った連撃ユニットやインターセプトの再補充ができるのは心強く、手札も切れにくくなる。
しかしターン終了時のドローなので、そのターン中はターン開始時の手札でやりくりする必要があるのが欠点。
その他
基本BPを上昇させることで、さらに殴り合いにも強くさせる。
各種バーンが豊富な
赤単や
魔天ルシファーも控える
紫単への対策にも繋がる。
ジョーカー(キャラクター)
このデッキは手札の消費も激しいため、これらの
JOKERで一気に手札を盛り返すことが可能。
4つそれぞれ一長一短あるので、デッキや自分のプレイスタイルに合わせて採用しよう。
特にジズに【
貫通】を付加させれば、ほぼ確定で1点取れる上に、ユニットを失うかさらなる連撃による追撃を受けるかの2択を迫れる。
特に
戦士デッキとの折衷型ならほぼ採用必須だろう。
ただし、
カーバンくん育成デッキとの折衷の場合は同ジョーカーの「マッシヴサージ」が最優先される。
取りこぼした2点を取るために。
デッキサンプルと運用
サンプル1
軽減で
聖少女ブリギッド+何らかのユニットを出して相手の出鼻を挫こう。
獣デッキとの折衷型ならばアタランテで問題無いだろう。
このデッキに対するメタの張り方、対策など
序盤であれば、
人身御供が有効。
相手は無茶な軽減を使ってでも開幕からマウントを取ろうとする傾向にあるので、上手くいけば逆にハンド差を付けることが可能。
最終更新:2018年05月11日 23:02