ブリギッドハンデスデッキ


概要

Ver.2.0より登場した聖少女ブリギッドを軸に、盤面に出ている相手ユニットを除去しつつ、手札も落として盤面勝負に強引に持ち込ませてマウントを取っていくデッキ。
ハンデスビートの一種だが、こちらはさらに敵ユニットも除去していきながら戦っていく。
青にはロキなど意外に基本BPが高いユニットも多いので、基本的に青緑混色となるが、バーンカードも豊富な赤も入れるケースもある。

キーカード

自分のコスト2以上のユニットがフィールドに出た時に早撃ち勝負を行う。
これにより高BPユニットを出すことで、ひたすら相手の頭数を減らしていくことが可能。キーカードを優先的に落とせれば、相手の戦略も破綻させることも可能。
ただし、【加護】【秩序の盾】相手には無力な上、ブリギッド自身の耐久性は貧弱なもので除去されやすい。

相手のターン開始時に相手の手札が2枚以下であれば(トップの2ドローがあるので、あらかじめ手札を0にする必要がある)、フィールドに【特殊召喚】してくる、リアニメイトの一種。
破壊された際に相手の手札が2枚以上の場合は1枚捨てさせる。消耗戦に持ち込ませるには打ってつけ。
相手の手札を破壊しきれば次々生えてくるので、アタックやブロックに積極的に投げたり、軽減のコストにしてしまっても構わない命の安さが売り。
ブリギットが場にいるならば相打ちする相手に放り込んでハンドを奪い、ターンを渡して墓地から復活する、
始世姫ジョカミイラくんなどともろとも吹っ飛ばして手札を根こそぎもぎ取ったあとターンを渡して墓地から復活、と言った具合に他カードと組み合わせるのもいい。

デッキ構築

青にはデメリット持ちの低コストながら高BPのユニットも多いので、青緑編成が基本。
また、PIG持ちユニットを自爆させて効果発動させるのも手なので、それらのユニットを入れるのも面白い。
ここ最近ではレベルコントロールとの折衷型も登場している。その場合は邪眼天使サリエルが外れることがある。

ユニット/進化ユニットカード

不滅】を持つコスト2/BP6000のユニット。デメリットとして自身の戦闘勝利時に破壊される。
聖少女ブリギッドによるダメージも一切受け付けずに一方的に6000ダメージを押し付けることが可能。
先攻初手マリガン候補。後攻でも相手がニケパズズなどとみたら候補に入る。

コスト5と重量ではあるが、出てきた瞬間、相手の手札を2枚捨てさせる。
BPは6000とそこそこなので、中量ユニットもついでにブリギッドの効果で焼くことも可能。

コスト2ながらBP6000というハイスペックではあるが、自陣に【ウィルス】を召喚させてしまう。
しかし、捨札からインターセプトを回収するので、【ウィルス】によってブリギッドが【沈黙】付加されるリスクに目を瞑れば頼もしいユニットとなる。

単純にコスト3/BP9000はブリギッドの弾薬としても心強い上に、出現した後も肉壁として立ちはだかる。
ブリギッドのサーチ対象であることも評価点。

CIP能力の回収効果、アタック時のランダム2体破壊効果いずれも優秀。
ブリギットとの相性も良い。

相手に手札を使わせる、あるいはハンデスしてからこのカードで更地にすることで相手を絶望へ追いやる。
見えるだけでも相手は警戒するので、出すユニット数を控えめにしたところをブリギットやサリエルで叩く、といった心理戦的な効果も持つ。

沈黙】を付加させる進化ユニット。【秩序の盾】【加護】対策に。
アレキサンダーは自分のユニットも【沈黙】させるため、フィールドにブリギッドがいる場合は注意が必要。

【加護】持ちだろうがレベル2以上であれば問答無用で破壊してくれる。
ついでにBP6000以下のユニットもブリギッドの効果で焼いてしまおう。

軽いレベル破壊の進化が欲しいなら選択肢に。
被破壊時に手札へ戻る能力を持ち、ブリギッドでわざと破壊させればレベル2以上のユニット破壊と5000ダメージをループできる。

■連撃 効果を持つユニット。CP2以上の緑属性カードと連携して基本BPマイナスを与えられる。
ブリギッドで5000ダメージの追撃も可能。

ランダムでハンデスを行う緑ユニット。
コスト3/BP5000と及第点。氷纏いし大地の巨人の発動条件も満たせる。

BP自体は5000しかないが、ハンデスした上に1ドローは単純にアドバンテージが大きい。氷纏いし大地の巨人の発動条件も満たせる。

相手の手札の枚数自体を減らすことは出来ないがBPは6000あり、
相手に2枚引かせて2枚捨てさせるため、無理矢理サイクロプスを起動させることもできる。
エリートシーフ同様緑のコスト4のため好みによって選ぶことになるだろう。

コスト3/BP5000と平均サイズではあるが、手札とトリガーゾーンが4枚以上の場合ハンデス+効果破壊時に手札へ戻る効果を持つ。
【盗賊】である事を活かし、ブリギッドで更地にしてから盗賊のアジトのPA効果と組み合わせたり、序盤の盤面固めに。
相手の手札が枯れて来た頃に引いても腐ってしまうので注意。

同コストのフープエンジェルに比べてBP1000と貧弱だがランダムハンデスが売り。

トリガー/インターセプトカード

相手の手札を削り取るインターセプト。
相手のターン終了時・プレイヤーアタック成功時と撃つタイミングは多い。
サイクロプスもいれば、ハンデス神拳の真髄を見せることができるだろう。

CP0で相手の手札を見て1枚捨てることができるのは強力。
相手はランダムで捨札から回収することになるため手札枚数は減らないが、
連続で発動することでサイクロプスを何度も起動させることができるのは強力。
怪盗ZEROと違い、こちらは捨ててから回収するため相手の手札がない場合には発動できない。

手札が枯渇した状況なら、相手は増えたCPは生かすことが出来ず無意味なことになる。
また、敢えて相手の手札が充足している状況で打って手札を使わせて、始世姫ジョカで一網打尽にする使い方も可能。
ただし手札の残っているような序盤に迂闊なタイミングで使うと、もっと強力なユニットを出されてドツボにハマることになる。
手札をカラにしても、紫のキャントリップ持ちインセプや愛しき来訪者などで引いて来る場合もあるので、使用タイミングはよく見極めよう。

面倒なユニットが出現した際の処理に。厄介な【加護】【秩序の盾】や、ミラーマッチでの敵の聖少女ブリギット?を黙らせるのにも。
パズズパイモン等の中量級を黙らせることができれば、敵の計算は大きく狂う。
敵そのものが消えるわけではなく、ゲームの性質上強カードとなりやすいCIP能力持ちには無力であることには注意。

レベルコントロールとの折衷型なら採用必須。
面倒な【加護】【秩序の盾】を持つユニットのレベルを上げて蒼花のメイメイ冥裁者ラダマンティスに繋げるための布石になる。
また捨札回収も出来るので、このデッキの弱い部分でもある手札の補充も可能とする。

手札の消費も激しいデッキなので、これがあればブリギッドの弾の再利用などが可能。
相手が紫や赤のようにトリガーゾーン破壊が得意なら、自ターン終了時に発動、
ミラーマッチのように手札破壊が得意なら、相手ターン終了時に発動させるとよい。
2枚持っているならば早めに引き当て、「女神の息吹で、女神の息吹ともう一枚を回収する」というループを構築すると強い。

対戦相手がトリガーゾーンに預けておいたドローソースを割ったり、
デストラクションスピア人の業、アムネシアや死出の冥銭を叩き割ってブリギットやサリエルを無事に降臨させるのに便利。
確実に狙いたい場合は大味になるがダークマターで全部割ってしまったり、セレクトショップで必要なカードだけ狙って破壊するのも手。

Ver.2.1で追加された、他色参照型のハンデスドロー。
これ自体は緑なので、ブリギッドか他の緑ユニットを用意する必要がある。CP1に2色の用意が必要だがハンデスとドローは強力。

ジョーカー(キャラクター)

手札が枯渇しやすいこのデッキのケアするために是非採用しよう。
ミラー対策にも繋がる。

グレイブガーディアン起動のために、一気に手札を落としたい時に効果的。

基本的に上記2つの組み合わせでここ最近では固まっている様子。
下記は入れ替え候補として。

  • 京極院 沙夜/冥札再臨
うっかり落とした聖少女ブリギッド邪眼天使サリエルなどを回収するのに活用。
ただし、このジョーカーを採用した場合、「明天凶殺」が使用不可なのが残念な所。

秩序の盾】【加護】の人生に終止符を打ちたいなら。
一気に相手のユニットの弱体化を狙える。

デッキサンプルと運用

サンプル1

ユニット
カード名 枚数
サイクロプス 3
ONI総長 3
始世姫ジョカ 2
闇天使ネフィリア 3
獣忍白狼 3
グレイブガーディアン 3
ドーバーデーモン 3
プラウドドラゴン 3
聖少女ブリギッド 3
進化ユニット
カード名 枚数
闇神・ツクヨミ 2
邪眼天使サリエル 3
トリガー
カード名 枚数
無限の魔法石 2
インターセプト
カード名 枚数
アムネシア 2
死出の冥銭 1
侵撃の魔手 1
女神の息吹 2
微笑の占い師 1

  • 先攻時
基本的に獣忍白狼が安定ではあるが、サーチ【珍獣】を並べてくる相手に対応するために他の高めのBPのユニットも手札にあれば安心する。
レベルコントロールとの折衷型ならバンシーでもよい。

  • 後攻時

このデッキに対するメタの張り方、対策など

まず、相手のジョーカーが「ワンダフルハンド」+「明天凶殺」、もっと言えば鈴森まりね+京極院沙夜の時点でこのデッキであると疑おう。

聖少女ブリギッド対策には【加護】【不滅】が安定、または高BPを並べて、出てきたユニットが悉く返り討ちになってしまう状況を作れば相手も苦しい。
ただし【沈黙】には注意。【沈黙】に関しては意志の継承でリカバーは可能。

ハンデス対策としては、他のハンデス同様手札を0にして戦うのが有効ではあるが、グレイブガーディアン入りの場合は逆に消耗戦に持ち込まれる場合がある。
女神の息吹謀略の祝杯などで対策しよう。グレイブガーディアン自体を盗賊の手天空神機ゼウスで消滅させるのも有効。
ブリギッド・サイクロプスONI総長・グレイブガーディアンなど主力が3コスト以下に固まっているので、
聖剣・エクスカリバーならば場にいるだけでも相手は必死に処理を強いられる事になるだろう。
盗賊の手ならば、ついでに相手の邪眼天使サリエルも消滅させてループを防ごう。

また、相手のトリガーゾーンにも気を配り、青のカードが刺さっている場合はアムネシア侵撃の魔手などである可能性が高い。
こまめにトリガーゾーンのカードを割ろう。

何よりブリギッドは所詮BP3000の耐性を持たないユニットなので、出現したら迅速に処理しよう。


最終更新:2017年07月17日 20:01