神デッキ

【神】の特徴

神であるだけにエージェントすら超越する種族のようで、無差別に効果を及ぼすユニットや癖の強いアビリティを持ったユニットが多い。
使いにくいが効果は強力で、主に盤面のリセットとして各種デッキに採用される。
神ユニットの相互効果は後述の神人ヤマトタケルぐらいで、純粋な神デッキとしてのシナジーは存在しない。

概要

上記の通り、本デッキは当初は「ヤマトタケルデッキ」とでも言うべき一種のファンデッキとなっていた。
Verが進むにつれて、低コストの【神】が増えたことで次第にデッキパワーが上昇し、
ランカーリプレイにも顔を覗かせ、2017年の最強決定戦でも使われる程にまでなり、ファンデッキから脱却するようになった。
Ver.2.0より聖少女ブリギッドが登場。これによりヤマトタケルを召喚すれば最低9000ダメージを敵ユニットに与える、赤も真っ青な火力が飛んでくる。
さらにVer.2.2より待望のヤマトタケルと相性が良い黄の神となる完善神アフラ・マズダも登場。
アタックしたヤマトタケルを敵ユニットごと消滅させて、さらにターン終了時に再度特殊召喚させるムーブは強力。
ブリギッド自体は他にも青デッキにも出張することも多いが、ここではヤマトタケルとのコンボで挙げていく。
ただし、【神】ユニットそのものはSR・VRが非常に多いので、かなりのカード資産が必要となる。
その分、1枚ごとのカードパワーは強いので、単独でも戦える強みもある。

デッキ構築

コスト2~3の【神】ユニットが黄、緑に集中しているため、【神】を増量するなら黄緑主体の系統のデッキとなる。
ヤマトタケルとフレイヤ星輝神ヌトのギミックに着目して戦士デッキと組み合わせた構築や
デーメーテールの組み込みを重視して黄色【神】ユニット量を抑えて、ヒトミデメテルデッキに寄せる構築も考えられる。

キーカード

【神】1体につきBP+4000という驚異的修正を持つ。
初収録時のVer.1.2までの【神】は重量級がほとんどで複数の【神】が並ぶことがなかったが、
現在の【神】は他種族と同程度の要求CPのユニットが増え、超高BPになることがある。

様々なデッキにも顔を覗かせる程、大人気な大地を芽吹かせる女【神】。
彼女がいる状態で神人ヤマトタケルを出せば、最低でも9000のダメージが飛んでくる。
また、コスト3ユニットもサーチドローするので、光翼神ホルスなど次に出すユニットの確保も出来る。
ただし、効果耐性を持たないので、あっさり除去される点に注意。
なおヤマトタケルと同様、アフラ・マズダの【特殊召喚】対象になっている事も覚えておこう。

強力な起動効果を活かし、相手ユニットを自分のユニットごと消滅させ、ブリギッドと併用しながらマウントを取っていく。
ヤマトタケルとのシナジーも非常に良く、先述した通り、アタックし終えたヤマトタケルを敵ユニットごと消滅させて、【特殊召喚】で戻ってくる様はまさに鉄人そのもの。
自身も【加護】が付いているので、宿敵である虚悪神アンラ・マンユを筆頭に強く出れるのも良い。

ユニット/進化ユニットカード

いきなり赤だが、単独で超強い女【神】なのだからぜひ入れるべきである。
小型ユニットをすっぱり焼却してもらい、デカいのはヤマトタケルに斬ってもらおう。

出すタイミングを間違えなければヤマトタケルも生き残るので、相性もよい。

シヴァと併用で、敵ユニットを1点集中で焼くコスト1進化の赤の神。

コスト3以上を無力化する。ユグドラシル天帝インドラとのコンボは強烈。

ヤマトタケルとの相性自体は悪いが、アフラ・マズダによる【特殊召喚】を前提とするならば問題無い。
低コストで散開する盤面の処理や光翼神ホルスの血路を開く役目もこなせる。

壁ユニットの代表。定番のミューズとのコンビを用意してもいい。

ターン開始時に【貫通】が装着され、攻めの力を得たヤマトタケルの進撃を止められるユニットは少ない。

【戦士】であるヤマトタケルとシナジーがある。ヌトまで採用する場合は戦士デッキを参照。

Ver.1.2でヤマトタケルが追加した頃のヤマトタケルデッキにも使われていた。
ヒトミデメテルデッキ路線で組む場合はデーメーテールの重要度が高い。

後攻軽減初手の候補になり、ヤマトタケルとのシナジーも抜群。

青属性のリセットユニット。天空神機ゼウスでは対応できない【消滅効果耐性】も破壊できる。

黄属性のリセット進化ユニット。いずれも黄属性でヤマトタケルと組みやすい。

CPを大量ブーストしつつ、BPも底上げしてくれる緑の神。
ヤマトタケルやブリギッドの耐性も上げるのに一役買ってくれる。

黄属性の【スピードムーブ】に強制アタック効果、さらに【次元干渉】も持ち合わせる、速さを身上とした神。
特にOC時は2回アタック+敵ユニット1体消滅、しかも相手の大型ユニットも封印するなど頼もしい事この上ない。
このデッキに採用しない理由はほぼない。

トリガー/インターセプトカード

【神】サーチトリガーとして使えるばかりか、破壊された【神】を自分の手札に戻すことが出来る。
ゼウスやガイアなどの強力な神を戻してやろう。

デッキ回転を促進しつつ、レオン・ベルクマンの「秘剣・エクリプスセイバー」やダークプリーストなどで消滅したカードを回収するなど有効活用していくことが可能。

  • 各種BPアップ系インターセプト
【神】が揃った時のヤマトタケルのBPは超人的とはいえ、やはりパンプ系のインターセプトがあると安心。
武器破壊はもちろん、選ばれし者も使う場合はどきどきテイスティングも。

ヤマトタケルやユグドラシルに【不屈】をつけてやれば、攻守に渡って活躍出来るが、枠的にやや厳しい。

ジョーカー(キャラクター)

レオン・ベルクマン「秘剣・エクリプスセイバー」
選ばれし者採用前提ではあるが、低コストで消滅したカードを必要に応じて引き出せる効果はまさに「消滅は手札」の精神そのもの。

京極院沙夜「明天凶殺」
盤面はブリギッドやアフラ・マズダでマウント取れている状態で手札まで枯渇させれば、一気に勝利へ加速する。
ただしコスト4もかかるので、間違えても盤面が押されている時に使わないように。

デッキサンプル

サンプル1(Ver.1.4EX3以前)

ユニット
カード名 枚数
破壊少女シヴァ 3
カパエル 3
神人ヤマトタケル 3
パールヴァティー 3
アルテミス 2
エンジェルビルダー 3
ブロックナイト 3
フレイヤ 1
キュベレー 2
統制者ヴィシュヌ 3
進化ユニット
カード名 枚数
戦神・毘沙門 3
トリガー
カード名 枚数
女神の詩 2
無限の魔法石 3
人の業 1
インターセプト
カード名 枚数
武器破壊 3
早撃ち勝負 2

他の軸と特に混合しない黄緑デッキに寄せた形。パールヴァティーエンジェルビルダー統制者ヴィシュヌで固めて戦神・毘沙門で押し流す、
という基本構造にBP9000~13000の神人ヤマトタケルが遊撃隊として参戦する形で動く。
神人ヤマトタケルを軸にしているが、彼を守るために特に小細工はしなくていい。普通のコスト2ユニットとして使い潰そう。
また、統制者ヴィシュヌは【戦士】である。
この形は暴虐王バアルに燃やされやすい。早撃ち勝負による切り返しやエンジェルビルダーによる足止めなどいろいろ小細工しよう。

サンプル2(Ver.2.0以降)

ユニット
カード名 枚数
カパエル 3
神人ヤマトタケル 3
光明神アポロン 3
始世姫ジョカ 1
ブロックナイト 3
ミューズ 3
キュベレー 3
ユグドラシル 3
聖少女ブリギッド 3
進化ユニット
カード名 枚数
天空神機ゼウス 2
現世のイザナギ 3
トリガー
カード名 枚数
女神の詩 2
無限の魔法石 2
人の業 1
インターセプト
カード名 枚数
武器破壊 3
森の女神 2

戦神・毘沙門を始めスタン落ちしたカードもあることを受けて作成。
サンプル1同様神人ヤマトタケルを軸にしているが、彼を守るために特に小細工はしなくていい。
序盤は聖少女ブリギッドを絡めてヤマトタケルやキュベレーで場を荒らしつつ敵のライフを削り、
中盤からは現世のイザナギユグドラシルミューズらで守りを固める。
相手によっては早い段階でユグドラシルを出すのも手である。盤面が押されたら、天空神機ゼウス始世姫ジョカの出番である。

  • 先攻時
ONI店長、または神人ヤマトタケルを狙おう。

  • 後攻時
キュベレー、軽減光明神アポロンを初動にして戦いたい。

このデッキに対するメタの張り方、対策など

神人ヤマトタケルは神の援護がなければ、所詮BP5000のユニットに過ぎない。
闇神・ツクヨミ滅王アレキサンダー英霊王ギルガメッシュなどでヤマトタケルを他の【神】もまとめて【沈黙】させたい。
聖少女ブリギッドの対策としては【加護】【秩序の盾】持ちユニットが手っ取り早い。
また、ブリ自体に耐性はないので、出てきたら即座に除去・無力化する心構えでいよう。
特に赤なら各種バーン、青なら【沈黙】、緑なら【強制防御】と対処は簡単。なのだが、ブリギッドの除去に極力ハンドを使い過ぎたく無い。最小限のハンドで処理する事を念頭に置こう。
完善神アフラ・マズダホーミングバレット絨毯爆撃シメツノトクリなどのランダム効果や全体効果があるユニットで処理しよう。
また、【破壊効果耐性】【消滅効果耐性】を持つ【神】ユニットはないので、天空神機ゼウス始世姫ジョカ邪眼天使サリエルによる除去も有効。


最終更新:2017年12月25日 22:57