概要
低コストな珍獣ユニットを次々繰り出して
アリアンロッドの能力を連続発動させることで
対戦相手のユニットを全滅させ、その後一気になだれ込んで勝利を目指すデッキ。
アリアンロッドさえフィールドに出せれば、あとはどんなへっぽこユニットを使っても大して影響が出ない。
そのため、
珍獣デッキの一種でありながらデッキオリジナリティボーナスがAやSになることは珍しくない。
Ver.1.4で
破壊少女シヴァや
純情ヴァルゴといった新カードによって
小型ユニットを排除しやすくなったことから追い風アリアンロッドというデッキが作られ流行した。
非常に近いコンセプトを持つが、カード選択が全く異なるので枠を分けて記述する。
デッキ構築
やたらキーカードが多いことが示しているように、初期の段階でおおよその形はできてしまい
自由枠になるカードはあまり多くない。
ここでは代用品や枚数調整されることがあるカードを重点的にまとめる。
デッキのキーカード
カード追加されてからというもの、珍獣デッキにて数々のユニットを銀盤に誘ってきた黄色い女神。
追い風を採用している為、ターンの早いうちから風を吹かせて出していけるのが特徴。
従来型のアリアンロッド珍獣デッキでは、相手のサーチ珍獣を潰すために
ユニットを繰り出す必要があったが、このカードがあればその手のチャンプブロック要員をまとめて処理できる。
自身もコスト2と軽量であることも魅力。
【機械】のため
はにわで呼び込めること、実質CP1であること、
追い風の条件を満たせること。
主に以上の3点を買っての起用。単純にBP5000の壁としても良い。
天帝インドラや
ユグドラシルの効果に引っかからないのは地味な利点。
トリガーカードを序盤で引き抜くことが目的である。
黄ユニットなのでアリアンロッドの土台になる。
グラインドビートルのサーチや、ヴァルゴの能力補助などを務める。
中盤からはアリアンロッドの土台となる他、初手マリガン基準にも。
CPを一気に増やし、ユニットの大量展開を助ける。後述の
突撃の合図発動用のコストを賄うという意味も持っている。
過去にやらかしたことでコスト3からコスト5という狂気的コストにエラッタされた。
このカードに全盛期の力を与えるための追い風である。
ほとんど追い風専門サーチとして使われていたトリガーカード。
突撃の合図もサーチ対象なのでまとめて手元に用意することができる。
ユニット/進化ユニットカード
【
加護】【
消滅効果耐性】ユニットのように、
アリアンロッドやシヴァでは対処しづらい、または対象不能なユニットを始末するために使う。
追い風の大量発動に成功した場合は、追加のサーチ珍獣と突撃の合図で勝負を決めることもある。
両方の効果を狙っていくが、より重視されるのは黄側効果である。
緑ユニットなので追い風の条件にもなる。
シヴァが用意できない場合の代用品。
運用コンセプトは同じだが、弱体化は免れない。
トリガー/インターセプトカード
アリアンロッドを活用する為なるべく味方ユニットの数を減らしたくないデッキなので、あると便利。無色なので相手の意表もつける。
他のパンプアップカードに比べ若干扱いが難しいが、カイムやヴァルゴでサーチ出来るのが魅力。
ジョーカー
ゲームを決めに行く際の手札消費が非常に激しいのでこのジョーカーで補充したい。
Ver.1.4でジョーカーゲージの蓄積速度上昇と引き換えにコストが1増えたが、このデッキにとってはジョーカーの強化となった。
デッキサンプルと運用
サンプル1
最初期に公開されたデッキリスト。
このデッキリスト公開後、追い風アリアンロッドが流行したため、対抗策として【加護】が流行。
結果、毘沙門を2枚にしたタイプが増加した。
このデッキに対するメタの張り方、対策など
なお、サンプルデッキのリストでは
BP8000以上で【加護】がついた
神域のジャンヌが出ると現実的な対抗手段が存在しない。
そのため、このデッキへの対抗策として御巫綾花のジョーカー「セイクリッドフィールド」を据えた
黄単デッキが対抗軸として増加した。加護ジャンヌへの対策は
勇猛なる決起が使われることが多い。
もし、緑のカードがトリガーゾーンを差した状態でターンが回って来たら、できるだけの手段を使って破壊しよう。
ただの軽減カードである可能性もあるが、手札が溢れそうという理由で
追い風を差してしまっていることが多い。
最終更新:2015年12月15日 10:36