竜デッキ

概要

1.3EX2で登場したライジングドラゴンによって成立したデッキ。
亜竜とセットで使うため、【竜・亜竜デッキ】ともいう。
竜の胎動巨竜の島という2種のユニットサーチがあるが、ほぼこのデッキ専属のため
デッキオリジナリティボーナスが高くなりがちなのも特長である。

ライジングドラゴンの全体ダメージ能力をちらつかせてプレッシャーをかけながらアタックしたり、
他のユニットで殴り飛ばしたりする。
ライジングドラゴンの能力起動は主にホークアイ・ショット勝者の証のコンボで行う。

キーカード

ライジングドラゴン
強力なBP強化能力と発動が厳しい全体ダメージ能力を持つ。生かしているとあっという間に10000BPを超えてしまうだろう。
ダメージ能力は「【竜】または【亜竜】が4体以上いるとき」+「フィールドでレベル3になる」ことが条件である。
絶妙な挑発トリックスターを受けるとダメージ能力を起動することがある。

2015年6月3日付エラッタにより、BP強化1回で6000BPにできるようになった。
これは蠅魔王ベルゼブブの射程外に出られるということであり、
ライジングドラゴン+サーチ亜竜の組み合わせで序盤を進めても壊滅を避けられるようになった。


デッキ構築

ライジングドラゴンは竜・亜竜ユニットが4体並ぶ前にLv3になってしまった場合、ただの巨大BPユニットとなる。
2CPのユニットとしてはそれで十分だと考えるか、是が非でもLv3時能力を発動させると考えるか
それによって上記のようなレベル上げギミックの搭載量が変わるだろう。

ユニット&進化カード

リトルドラコギャウルスヒートドラゴン
ドラゴンサーチユニット。

サラマンダー
序盤に出れば巨大BPを持つ竜ユニット。
ライジングドラゴンサラマンダーの並びはただでかいだけで十分強いことを教えてくれる。

キリングスネーク
3000BP+【貫通】というスペックはサーチ珍獣あたりに強く押していける。
序盤に対戦相手のトリガーゾーンが空だった場合はラッキーパンチを当てることもできる。

メリュジーヌ
人型の珍しい亜竜ユニット。
トリガー破壊効果はやや悠長だが、ライジングドラゴンが避雷針になって生き残り
次々とトリガーを割ることも多い。

ブレイブドラゴン
進化対策が全直撃するという弱点はあるが、無事に着地できれば強さはまだまだ現役である。

ファフニール
エラッタにより一気に実用度が上がったドラゴンユニット。
全体沈黙効果はターン終了時までなので、まずこのユニットが突撃することで
【秩序の盾】や【不滅】を持ったユニットすらライジングドラゴンの効果で焼却できるようになる。

ニードルアリゲーター
【固着】+7000BPを実質2CPで用意できる強力なユニット。
ジャンプー等、バウンス効果をもつユニットは多い。

ホーリードラゴン
相手のターン開始時にユニット1体の行動権を消費し、オーバークロックのホーリーボルトで行動済ユニットを消滅させる。
ホーリーボルトの対策ができないと相手はユニットを撤退せざるを得ない事から
ユグドラシルといった天敵ユニットを除去する手段として採用する余地はあるだろう。

ラミア
1ターン目に出せば、<ウィルス・力>の効果で2ターン目からは7000BPで襲撃することができる。
緑ユニットなのでホークアイ・ショットの条件を満たす役にも立つ。

トリガー&インターセプトカード

無限の魔法石
高デッキオリジナリティボーナスデッキにするなら、何としてでも投入スペースを作りたい。
不安定なデッキをなんとか動かすために必要である。

巨竜の島竜の胎動
専属のサーチトリガー。このカードにデッキオリジナリティボーナスが4ptがつくと【竜・亜竜デッキ】使用のチャンスと言える。

龍の咆哮
竜専用パンプ。Ver 1.4時点で竜ユニットは6種類いるが、
実質的にライジングドラゴンサラマンダーたまにドラゴンゾンビ用のカードである。
ほとんどいつでも4ptついている点と、+5000BPという修整値が魅力。

ホークアイ・ショット勝者の証
定番コンボカード。勝者の証によるオーバークロックで行動権が回復することも覚えていると役立つ。

チェインフレイム
定番火力。レベル調整などを考えずとも6000BP以上が並んでいることが多い。

早撃ち勝負
定番火力。ニードルアリゲーターと組むと、3CPで7000ダメージを与えれる。

人の業
横に並べるデッキに加えてレベル操作の要素もあり戦神・毘沙門冥王ハデスの対策は必要だろう。

絶対者の理
更地化性能はプロメテウスと組み合わせた場合よりも劣るが、奇襲性は高くなる。
また、オーバークロックすると行動権が回復することからジャッジメント対策にもなる。

デッキサンプル

サンプル1
ユニット
カード名 枚数
リトルドラコ 3
ライジングドラゴン 3
サラマンダー 3
メリュジーヌ 3
ファフニール 3
ギャウルス 3
ラミア 3
ニードルアリゲーター 3
ミューズ 3
進化ユニット
カード名 枚数
ブレイブドラゴン 1
トリガー
カード名 枚数
無限の魔法石 3
巨竜の島 3
インターセプト
カード名 枚数
勝者の証 1
武器破壊 3
ホークアイ・ショット 2

推奨JOKER(キャラクター)

山城軍司
「ターミネイトオーダー」
超高BPユニットが微妙な扱いを受けるのは、アタックすれば行動権を失うし、
ブロックされれば相手がハッパロイドだろうがプレイヤーにダメージを与えられないところである。
【不屈】と【貫通】の同時付与はこの問題を一気に解決する。
「ランページクラッシュ」
ホークアイ・ショットと勝者の証のコンボには
「2枚トリガーゾーンに差す(=2枚とも引いてくる)」という前提条件がある。
ランページクラッシュは時が来れば必ず配布されるので、無限の魔法石でのサーチは勝利の証だけでよくなる。

黒野時矢
「インペリアルクルセイド」
横に並べるデッキが使うジョーカーに困った時はこれに頼るのが一番である。
ユグドラシル対策に的を絞り、「ディスペアーレイド」「デリートレイド」も考えられる。


シナジー&コンボ

ライジングドラゴンの能力が起動すれば対戦相手のフィールドはほぼ壊滅するので、これを狙いたい。
ある程度育ったライジングドラゴンならBP勝負で負けることはないだろう。
複数のライジングドラゴンがいる場合、一気に16000ダメージや24000ダメージを与えることも可能となる。

フィールド1体分のスペースを消費するが、相手のブロックを待たずにLv3を作製できる。
この中では暴発しにくくかつ赤ユニットである炎の魔導師ヒトミが有力か。

このデッキに対するメタの張り方、対策など

ライジングドラゴンのレベル上げは戦闘によって行うことが多いので、
ユグドラシルで攻撃を禁止されると動きが大きく阻害される。
ユニット除去をダメージ効果に頼ることがほとんどなので【秩序の盾】持ちにも弱い。

動きが大ぶりで横に並べるデッキなので戦神・毘沙門にも弱い。
高デッキオリジナリティボーナスにした場合は対策しようがないこともある。


最終更新:2018年01月10日 19:28