魔導士デッキ

概要

バーンインターセプトの魔導の書を駆使して対戦相手のユニットを一掃し、連続アタックを与えて勝利を目指すデッキ。
珍獣デッキとは異なる目的で大量の小型ユニットを使うデッキである。

Ver.2.0で紫属性の【魔導士】ユニットが追加された。
【魔導士】サーチャーの魔導女学院生エリン、相手ユニットを【複製】で奪う豊麗神イシス
消滅除去によって効果耐性持ちの除去ができる災禍の悪女・妲己など、紫単デッキでも一線級の活躍をしているカードが多い。
このように紫単に近いデッキや、【魔導士】との連携がしやすいラートリーと合わせるなど、
紫単や紫混色でのバリエーションに富んでいる。

主力カード

コスト1で最大5000ダメージを発生させる無色の火力インターセプト。
発動条件の「【魔導士】ユニットが出た時」に注意したい。
デッキの組み方によってはラートリーで賄うことを前提にデッキに入れないこともある。

コスト2の【魔導士】サーチャー。さらに紫ゲージを+1する。
災禍の悪女・妲己起動効果のコストや軍姫エリスの進化土台にする等用途は多い。
先行初手マリガン候補でもある。

【魔導士】デッキには必須級のユニット。
コスト4で場にいる全ての【魔導士】のBPを強化し、ターン終了時に魔導の書を作成することもできる。
正に【魔導士】デッキの為に居るといっても過言ではない。
さらに、相手のユニット全体に紫ゲージを参照してダメージを与えることができる。
紫ゲージを溜める手段が少ないと火力が下がってしまう他、ラートリー自身で紫ゲージを溜めなくてはならなくなることも。
紫ゲージを-2するためナイトガーデン等と併用する場合は紫ゲージを5まで溜めておく必要がある。

デッキ構築

魔導の書を最大限に生かすため、低コストの【魔導士】を重点的に入れるか、赤属性の【魔導士】を使い火力補助を行う等しておきたい。
魔導の書を呼ぶためにインターセプトサーチユニットも欲しいところ。

紫属性の【魔導士】ユニット

コスト1と軽量な上、紫ユニットのBPを1000アップさせるサポート持ち。
また、▼2で紫ゲージの補充もできる。
魔導の書の発動のための頭数から進化ユニットの土台など様々な用途に使える。

コスト2で紫ゲージが3以上の時、相手のコスト2以下を消滅させ【複製】することができる。
消滅効果耐性】を持つものを選んだ場合、【複製】は出来るが選んだ相手ユニットは処理できない。

コスト2で紫ゲージ+1、自身が破壊か消滅された時さらに+1、同時に進化ユニットを1枚引くことが出来る。
軍姫エリスロストドラゴン等の進化ユニットを採用してる場合は優先して入れたい。

コスト3ユニット。
【魔導士】が場に出る度に紫ゲージ+1と手札を1枚を捨てて1ドローを行う。
非常に強力だが手札管理の難度が上がる為、紫ゲージ補給に薄いタイプは入れなくてもいい。

コスト4ユニット。自分のユニットのBPを紫ゲージの数だけアップさせる号令役。
役割がラートリーと被ってしまっている為、▼4で【加護】を得る点や、種族を選ばずにBPが強化される点等で採用の余地がある。
▲3でアタック時に相手全体の基本BPを1000ダウンさせ、魔導の書と合わせた除去ができる。

固着】を持つコスト4のユニット。お互いのターン終了時に紫ゲージを1ずつ上昇させる。
更に自分のターン開始時に▲5の時、紫属性のインターセプトを引くことが出来る。
ラートリーが場にいればBP11000という堅固な壁となる。

コスト5の進化ユニット。▲4でCIPに3体バウンス。
魔導の書では焼ききれないユニットや【秩序の盾】や【不滅】持ちはこれで除去することが可能。

コスト6で■選略を持ち、味方に【不屈】とBP5000付与や相手2体をランダムで消滅させ、
その消滅させたユニットを手札に作成することが出来る強力なユニット。
紫が濃いデッキであればぜひ採用したい。

コスト2で【秩序の盾】を持ち、発動するインターセプトカードのレベルで発動する効果を持つ。
レベル2のインターセプトが発動すると基本BPが1000上昇、レベル3で相手のコスト2以下のユニットを1体消滅させる。
関連効果を持つ黒女神パールヴァティーアトロポスと相性が良い。

インターセプトサーチを持ち、■起動によりインターセプトのレベルを上げることが出来る。
またレベル2以上のインターセプトが発動すると相手1体に2000ダメージを与え、魔導の書で焼ききれなかった相手を処理することが出来る。
同じインターセプトレベルコントロールができる黒女神パールヴァティーに劣る点として、
アトロポス単体では紫ゲージを上げる事が出来ず、ラートリー等に影響が出てしまうこともある。
恋残暑で補える他ギルティソーサラーに紫ゲージを貯めさせる等でも補える。

【魔導士】で唯一、かつ紫属性唯一の【ウィルス】メーカー。
コスト3/BP6000で場持ちが良く、紫ゲージを消費してしまうものの、
[▲3]でインターセプトをレベル2で手札に加えることができ、魔導の書を始め火力補助になるインターセプトを定期的に引ける。
また緊急時用に始世姫ジョカを入れている場合、対戦相手のジョカケアを破ることができる唯一の【魔導士】となる。

その他属性の【魔導士】ユニット

赤属性

コスト3ユニット。相手のトリガーゾーンにカードがなければBPバーンを飛ばせる。
紫ユニットがある場合はダークプリズンと併用することが出来る。
BP6000と耐久性もある。

コスト3のエレメントサイクルユニット。【魔導士】で唯一【沈黙】効果を扱う。
【沈黙】付与は魔導の書のダメージを【秩序の盾】持ちユニットに当てるために重要である。
コスト比BPも平均的。

コスト3で魔導の書の焼き残しや低BPユニットが並んでいるときに使える。
最初は1体に4000ダメージを与え、これで敵を破壊すると次は3000、これで破壊すると全体に2000ダメージを与えることができる。
また、ターン終了時にPRSP以外のレアリティの【魔導士】を作成でき、スタン落ちしたマッドシスター等も作成できる。
ハズレを引いてもいいように無限の魔法石ギルティソーサラーを用意しておきたい。

コスト3で相手全体に【オーバーヒート】を与えることが出来る。
魔導の書と併用するだけで最大11000ダメージになる他、炉皇女ヘスティアとの相性も良い。

黄属性

コスト1ユニット。CIPに「効果なし/自身を破壊して味方1体に【加護】を付与」が選べる。
並べることが火力になる本デッキで重要となる最軽量ユニットであり、強力なフィールド効果を持つラートリーを守る目的でも使える。
また、自壊で蒼の姫のデスカウンター付与の効果も起動できる。
同じ黄であることからリトル・アリスの軽減にも使用できるなど、小粒でもぴりりと辛いユニット。

コスト2ユニット。レベル1の時にブロックされない効果を自身に付与する。

コスト4ユニット。場に出た時にトリガーカードのサルベージを行う。
トリガーカードを活かすデッキであれば候補に入る。

コスト5で相手ユニット1体を消滅させ、デッキ、捨札にある同名のカードも全て消滅させる効果を持った【魔導士】。
非常に強力だが相手が黄色属性主体だと完善神アフラ・マズダで【特殊召喚】できるユニットを増やしたり、
天竜ヘブンズドラゴンを召喚しやすくしてしまうなど、扱いにくい点もある。
ちなみにこの2体は【加護】持ちな為、これらを直接消滅させる事が出来ない。

青属性

コスト1ユニット。オーバークロック時に捨札からカードを選択回収することができる。
フィールドで育てるのは無理があるので手札でレベル3にしてから出すのが基本。
魔導の書の火力調整にレベル1で使ってもいい。

コスト2と軽く、相手1体を無理矢理レベル3まで引き上げる。レベコンを組み込む際には入れたい。
自身がOCすると対戦相手の手札を見て1枚選んで破壊することができる。

コスト2でレベル3の相手ユニットを選んで破壊することができる。勿論【秩序の盾】対策になる。

コスト3ユニット。被破壊時にユニット2枚を回収する効果を持つ。
コスト3は重いものの、破壊されておいしい効果なのでBP5000であることはあまり問題とならない。
炉皇女ヘスティアで作成された場合は2枚回収目的で出してみてもいい。
副次効果の【不滅】付与をするためには【不死】と合わせなければならず、本デッキではあまり実践的ではない。

コスト3ユニット。チャンプ戦闘による自ユニットバウンスと効果破壊によるデスカウンター付与のフィールド効果が強力。
自ユニットバウンスはCIPの強力な【魔導士】には強力な助っ人。ある意味相手の単独効果を真っ先に引きつける【セレクトハック】的な存在にもなる。
基本BPが1000になった軍将ヘカテーと並んでいれば相手に召喚を悩ませることができる。

コスト5ユニット。魔導の書による一掃後にしぶとく残ったユニットや新たに出た壁ユニットを破壊する。
OC効果は見習い魔導士リーナと同じなので手札でレベル3にして出すのも強力。オーバーライドで捨てた自分も回収できる。
相手を処理するだけならリトル・アリスでも出来るため、リバイブ等を生かしていきたい

緑属性

コスト1ユニット。最序盤に出すと見る見るうちにユニットを巨大化していく。
相手ターンで自壊する事を逆手に取り蒼の姫でデスカウンターを撒く戦術がある。

コスト2で【秩序の盾】を持ち、毎ターン相手ユニット全体の基本BPを1000下げる。
これにより魔導の書で焼ききる範囲を拡大させることが可能となる。豊麗神イシスが天敵。
自身の基本BPが低下していく点に注意が必要だが、楽園のイシュタルがいればその欠点が利点にもなる。

コスト3ユニット。BPを入れ替えるという強力な■起動 を持つ。
焼き切れないほどBPの高い相手のBPを下げたり、パンドラの基本BPが低下した際に補充したり、
【秩序の盾】を持った相手の基本BPを下げて魔法少女マジカルなっくるの基本BP低下の範囲に捉えたりと、
魔導士デッキの少し苦手なかゆいところに手が届く存在。
ラートリーのBP上昇効果を加算することができるため、自ユニット同士でBPを交換すればどんどん基本BPが上昇する。
パンドラと並べて基本BP1000を相手と交換すれば、相手ターン開始時に破壊可能。

コスト4でBP5000と少し控えめだが、■選略 でデッキからコスト3以下の【魔導士】を【特殊召喚】したり、
基本BPを[場にいる【魔導士】の数×1000]を減少させることができ、【秩序の盾】【不滅】にも有効である。
【魔導士】では唯一の【貫通】持ちでもある。

コスト2/BP5000と平均的な能力をもち、CIPに自分の【魔導士】単体に【秩序の盾】を付与する。
【魔導士】は全体的にBPの低い者が多く、加えて耐性持ちもほとんどいないため、「焼き」から守れるのは心強い。
もちろん自身にも付与できるため、先攻初手にとりあえず出せる【魔導士】でもある。

【魔導士】以外のユニット

【珍獣】だが、紫インターセプトサーチ要員。
ナイトガーデンなどの有用な紫インターセプトをキープできる。

コスト、破壊対象に難があるが強力な破壊範囲を持つ【道化師】ユニット。【魔導士】ではないが【神】でもない。
主に複数の【秩序の盾】持ちやこちらが更地にされたときに使用する。魔導の書の火力に影響が出ないようにするため多くても2枚まで。
コスト0で扱われる為、【複製】に非常に弱かったりする。

スタン落ち

トリガーサーチャー。
BP5000で最低限の壁にはなる。

コスト1ユニット。
レベル2以上破壊効果は何度でも発動するので、見た目以上に防衛力が高い。
光翼神ホルスに対応できる利点を持つ。

トリガー/インターセプトカード

基本的には魔導の書やラートリーをサーチするために使う。

【魔導士】サーチトリガー。妲己の破壊効果で第二効果を狙うことも可能。

紫の代表的なバーンインターセプト。4000ダメージを与えながらカードを1枚引くことができる。

1ターンだけ【魔導士】ユニットに【加護】とBP1000アップを付与する紫インターセプト。

ジョーカー(キャラクター)

霧谷紫雨/サイレンスビロウ
邪魔な【秩序の盾】・【固着】・【不滅】対策に。
魔導の書と重ねれば、最高で7000ダメージを与える。
シャドウ・アリスと併用する場合【オーバーヒート】を【沈黙】で無効化してしまわないように注意が必要。

京極院沙夜/冥札再臨
使用した魔導の書の再利用や捨ててしまった災禍の悪女・妲己リトル・アリス等の回収に使える。

ノア/グラフティ・アース
手札が少ない時に使える。
ナイトガーデンや魔導の書を引くことが出来ればCP0で使うことが出来る他、
これでアネモネシャドウ・アリス魔法少女マジカルなっくる等を引ければ逆転できる可能性がある。

レオン・ベルクマン/極意・シュヴァリエドゥーク
魔導士デッキのユニットは多くがCIP能力を持っており、コスト-2で再利用可能にできるのはかなり強力。
ただし、可能ならば必ず2体戻さなければならないことと【加護】のあるユニットは戻せないことが弱点。
【魔導士】デッキでは対処しにくい上に火力低下の原因になる【ウィルス】を取り除くことが出来る点も見逃せない。

デッキサンプル

サンプル1(紫主体型)

ユニット
カード名 枚数
魔導女学院生エリン 3
ラートリー 3
ギルティソーサラー 3
豊麗神イシス 3
アネモネ 3
魔法少女マジカルなっくる 3
炉皇女ヘスティア 3
白夜刀のカンナ 3
リトル・アリス 1
災禍の悪女・妲己 2
トリガー
カード名 枚数
魔導士の館 3
インターセプト
カード名 枚数
魔導結界 3
ナイトガーデン 3
死んでくれる? 1
魔導の書 3

このデッキに対するメタの張り方、対策など

【秩序の盾】を持つユニットも有効ではあるが、BPが低いとマジカルなっくるで処理される他、
イシスやサイレンスビロウに注意。構成によっては【加護】を付与したシグルドリーヴァで詰ませることも出来る。
紫に厚いデッキの場合高確率で災禍の悪女・妲己が入っており、
こちらの高コストユニットを消滅&作成させられてしまうこともある為要らなくなったら撤退させておくなど対策をしておくとよい。
その点沈黙に弱く闇神・ツクヨミなどの【沈黙】を付加するユニット、及びサイレンスビロウも有効。
そのまま神令のマスティマで破壊してしまうのもよい。

並べることが前提のデッキのため、始世姫ジョカ天空神機ゼウスで更地にするのも有効。
ただし、紫が絡んでいる場合はルシファーの可能性も常に警戒したい。


最終更新:2018年12月01日 11:15