概要
対戦相手の手札を捨てさせ動きをとれなくして、その隙に勝利を目指すデッキタイプ。
手札破壊に使うカードによって挙動が異なる。
このページでは手札破壊を行うデッキ全般をまとめる。
主な手札破壊デッキの種類
1.0時代から存在する古式ゆかしいタイプ。
現在では
ヒュプノスの捨札回収能力を活用し、対戦相手との手札アドバンテージを広げることに主眼を置いたデッキタイプとなっている。
珍獣デッキ全般に対して強いタイプ。
ポイズンディナーを使用することで手札アドバンテージ差を得ることよりも対戦相手の手札を枯渇させ続けることに主眼を置いている。
サイクロプス、
ドラグーン・レイアなどを投入して手札を破壊しつつ高BPによる猛攻を加えることで勝利を目指すデッキタイプ。
このタイプの手札破壊カードは迷子型ハンデスと同様だが、独自のカードとして
チェックメイトが入ることもある。
手札破壊のコンセプトは青を主体とした他コンセプトと混ぜ込みやすい。
たとえば、前者2つはレベルコントロール要素が
ヒトミプロメテ要素が並行して存在することが多い。
ユニット/進化ユニットカード
ヒュプノス
手札破壊デッキがコントロール的な性能を持つために必要不可欠なユニット。
どんな手札破壊デッキにも3枚投入必須のように思えるが、とにかく手札を破壊することを重視するポイズンディナー型の場合は
このユニットを採用しないこともある。
ミイラくん
手札破壊ユニット1。
対戦相手ユニットにチャンプアタック、チャンプブロックしてレベルを上げさせる仕事も持っている。
タナトス
手札破壊ユニット2。1ユニットあたり2枚の手札を破壊してくれる。
レベル上昇効果は強制であり、レベル上昇でBPが低下するので壁役として信頼度はそれなり程度である。
マミーちゃん
主にポイズンディナー型ハンデスで採用されるユニット。
一度0枚になった手札を3枚以上にするのはなかなか難しい。
お互いに手札が尽きた状態から、このユニットを出されて手札差が広がる、アタックされたが、手札補充のめどが立たないのでしかたなくブロックして効果によるダメージを受ける、レベル上昇してしまったユニットが
冥王ハデスで狩られるといった流れでずるずる劣勢になる光景がよく見られる。
トリガー/インターセプトカード
迷子
1枚使って1枚破壊する。
ヒュプノスの捨て札回収効果を合わせれば+1となる。
どのように使っても自分へ被害が飛ばない代わりに、シナジーをかけてもそれなりの利益となるローリスクローリタンな手札破壊。
ロストボーイパレード
1枚使って1枚破壊する。
「アタックしたとき」が条件のため、序盤では発動させにくいが中盤ではユニットを出すコストを考えずに発動できるメリットがある。
青はチャンプアタックを多用するので返り討ちにあった時の心配が少ない。
手札を削りきった後も、ユニット破壊効果があるので無駄になりにくいところも利点。
ポイズンディナー
1枚使って2枚破壊して、自分も2枚失う。
ヒュプノスの効果と合わせて±0である。
自分の手札が0枚の場合は何も捨てないので、使うだけで手札アドバンテージ+1。
ヒュプノスがいれば+2となる。また、2連発すればほとんどの場合で対戦相手の手札は0になる。
忘れられし地下書庫
ターン終了時に1枚捨てて2枚引く。
自分の手札がある場合の手札アドバンテージは±0だが、自分の手札が0枚の時は単純に2枚引くので手札アドバンテージが+1となる。
ポイズンディナーの発動で空になった後で手札を補充できる点が強力。
ヒュプノスの能力とはかみ合わせが悪そうだが、トリガーゾーンが空いているなら回収したユニットを軽減として差せばいいだけなので問題は小さい。
デッキサンプル
魔手ハンデス (Ver.1.4EX3以前)
推奨JOKER(キャラクター)
京極院沙夜「冥札再臨」
現在では、捨て札からインターセプトカードを回収する手段は限られている。
「冥札再臨」は数少ない手段の一つである。
純粋に手札アドバンテージを多く取れる点もポイントである。
このデッキに対するメタの張り方、対策など
特にポイズンディナー型の場合に言えることだが、手札を破壊しただけで試合に勝利するわけではない。
手札を捨て尽くしても、次の通常ドローで切り札を引かれたらそれでおしまいである。
珍獣デッキはカード1枚1枚は弱いものの、デッキ全てのカードを駆使することで強くなる
デッキタイプであるため手札破壊がよく効くのである。
カード1枚1枚が強い力を持つ赤黄デッキには全般的に弱い。
キーとなる
ヒュプノスがBP4000、
タナトスはLv2でBP5000なので
蠅魔王ベルゼブブの能力で壊滅しやすい点も厳しい。
謀略の祝杯は全国対戦で考慮する必要はない。
全国対戦では対戦相手のデッキがわからない状態で戦うため、手札破壊デッキ以外相手では
ゴミにしかならない
謀略の祝杯が入っている可能性は非常に低い。
ただし、実際に直撃したとき極めて苦しいのも事実である。
そのため、Master of Agentルールのように事前に対戦相手のデッキがわかり、
かつ対戦前にカード入れ替えが可能なルールでは使いづらいデッキタイプである。
最終更新:2016年06月20日 20:09