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  • 都での暮らし

中津国の政治の中心である「京」の都は、山川に囲まれた自然の要塞であり、また交通の要衝でもある。
最北に位置する内裏から碁盤の目状に道が整備された、美しい都である。
内裏は帝の住まいであり、また政治を行うための各省庁が置かれている。
都には貴族とその家臣、裕福な商人や、それらの下働きが住み、朝廷軍の宿舎も置かれている。
決められた場所に、毎日市場が立っており、都に住む人々や郊外の人々が行き来している。

都の内側の人々は、富裕層とそれに仕える人々であるため、寝殿造りに代表される大きな邸宅に住んでいる。
朝廷軍の宿舎も、長屋ではあるがそれなりにしっかりした作りで、雨露をしのげるだけの住環境は整っている。
落ちぶれた貴族で荒れた家に住む者もあり、また一部の商人や、軍人めいた性格の強い貴族の中には、実用性の高い地味な家に住んでいる者もある。

都の中心を貫く大通りの最南端には大門があり、大門の外に一般民の住む町が形成されている。
町に立ち並ぶ家々は、木材で作られた小屋から、泥を固めて作った土壁の家、竪穴式住居に毛が生えた程度の藁葺きの掘っ立て小屋まで様々な様相を呈している。
都に住む者からすれば猥雑で雑然とした印象が否めないだろう。


  • 地方の暮らし

都以外の場所においては、その地方ごとに独自の生活環境が作り上げられている。
広がる田畑のところどころに、一家族が住む小さな家が建てられているといった地方や、長屋のように寄り集まって一斉に日常の仕事を行う漁村など様々である。
どの地方においても、国司の住む場所は広く立派に作られており、国司の兵もそこに詰めている。国司の住まいの近くに座が設けられ、商人が集まって住まう場となっている。そういった場所には、主に行商人の為の宿や盛り場が構えられていることもある。


  • 衣食、その他

貴族はその財力から、絹を優先的に買い上げてそれで衣服や室内調度を作っている。
庶民は木綿や麻、時には紙で作られた衣服を纏うのが一般的である。
食事は通常は一日二食であり、貴族はさまざまな海の幸・山の幸を口にできるが、庶民は雑穀を混ぜた粥を主食とし、質素な副菜をなんとかつける程度であることがほとんどである。

貴族の邸宅には湯殿が建てられているが、庶民はそれだけの建築材料や土地、薪の調達などの問題があり、川や井戸水での行水で済ませることが多い。公衆浴場などは都には設けられていないが、地方の町村にある宿には湯殿があり、相応の金銭を払えば入浴も可能。


(他に何かあったらたします)