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異蠍」(2013/05/06 (月) 01:43:21) の最新版変更点

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  【異蠍】(いざそり)  区分:異なるもの   ◆生態  <異蠍>は、暗い褐色の外殻を持つ巨大な蠍の首から、人間の上半身が生えた異形のあやかしです。  ラクシア世界におけるスコーピオン族に極めて似通った習性、生活様式を持っており、ほぼ同一の存在と言えます。  個体としての意識や情動に欠け、合理的な思考を行うこと、群れで行動することなども共通しています。  唯一と言っていい差異は、<異蠍>が古来「異なる世界」に強い憧憬と執着を抱いていることです。  彼らがこの性質を得るに至った経緯は不明ですが、<異蠍>は例外なく「此処ではない場所」に惹かれ、そこへの到達を目指しているようです。  こうした背景からか、<異蠍>は魔神術に高い適性を持ち、特に異界の力を自らに招く術に熟練しています。  自分たち以外の種族には狩りの対象として以外には特段の興味を抱かないことを常としていますが、群れ全体で異界から魔神を招く大掛かりな儀式を行うことがあり、人族の集落を襲って生贄を集めることがあります。 ◆魔物としてのデータ  <異蠍>のデータは、アンドロスコーピオン、シザースコーピオン、スコーピオンスナイパー、スコーピオンジェネラルのものを用います。  ただし、魔動機術を操るスコーピオン族との差異を現すため、以下のように特殊能力を差し替えます。  GMは、これら以外にも群れの祭祀役を務める<異蠍>などのデータを自由に作成して構いません。 ◆特殊能力の差し替え 【1】(共通)  「〆魔動機術Xレベル/魔力Y」「〆銃撃」を削除し、「〆魔神術X+1レベル/魔力Y+1」を追加します。 【2】(共通)  「○精密射撃」を削除し、「○異界の体質=2(個体によっては3)」を追加します。 【3】(スコーピオンスナイパー、スコーピオンジェネラル)  「○鷹の目」を削除し、「√マルチアクション」を追加します。 【4】(スコーピオンジェネラル)  「√盾に隠れる」を削除し、「√薙ぎ払い」を追加します。 「○異界の体質=X」  異界の力を自らの身体に宿す魔神術の効果が強く現れる体質を獲得しています。  この魔物が補助動作で行使できる魔神術の効果を得るとき、その魔力をX点高いものとして扱います。 ◆魔神術の特殊な適用  <異蠍>は人間とは異なる身体構造を持つため、一部の魔神術の効果が現れない部位が存在します。以下を参照してください。 【デモンズクロウ】(1レベル)  すべての部位に効果が現れます。ただし、[部位:下半身]はこれを武器として扱えません。 【デモンズビュート】(4レベル)  [部位:下半身]に効果が現れます。  命中しても「▽毒」の効果はありませんが、「特殊効果:絡み」を与えている状態でも尻尾での攻撃は行えます。 【デモンズファング】(6レベル)  [部位:上半身]に効果が現れます。 【デモンズイベイジョン】(7レベル)  [部位:上半身][部位:ハサミ]に効果が現れます。 【デモンズブレード】(11レベル)  [部位:上半身]に効果が現れます。 ◆サンプルデータ [8LV] <異蠍>の戦士長 知能:人間並み 知覚:五感(暗視) 反応:敵対的 言語:あやかし語、<異蠍>語、魔神語 生息地:砂漠、荒地 知名度/弱点値:14/18 先制値:15 移動速度:17 生命抵抗力:10(17) 精神抵抗力:10(17) 部位数:3(上半身/ハサミ/下半身) コア部位:上半身 弱点:物理ダメージ+2点 ■戦闘データ [攻撃方法(部位)] [命中力] [打撃点] [回避力] [防護点] [HP] [MP]  武器(上半身)   10(17)   2d+7   10(17)    8    42   42  大鋏(ハサミ)   10(17)   2d+11   9(16)    5    27   16  尻尾(下半身)   9(16)   2d+8   9(16)    9    49   21 ■特殊能力 ●全身 「○異界の体質=2」  異界の力を自らの身体に宿す魔神術の効果が強く現れる体質を獲得しています。  この魔物が補助動作で行使できる魔神術の効果を得るとき、その魔力を2点高いものとして扱います。 ●上半身 「〆魔神術7レベル/魔力9(16)」 「√マルチアクション」 ●下半身 「▽毒/9(16)/生命抵抗力/消滅」  尻尾の攻撃が命中した場合、対象に「9」点の毒属性の魔法ダメージを与えます。 「▽弱体化」  [部位:下半身]のHPが0以下になった場合、[部位:上半身]と[部位:ハサミ]は、回避力判定に-2のペナルティ修正を受けます。 ■注釈 【デモンズクロウ】【デモンズビュート】【デモンズファング】【デモンズイベイジョン】を行使した場合、戦闘データが以下の様に変化します。 [攻撃方法(部位)] [命中力] [打撃点] [回避力] [防護点]  毒牙(上半身)   11(18)   2d+9   11(18)   10  鉤爪(ハサミ)   11(18)   2d+11  11(18)    7  触手(下半身)   11(18)   2d+9         11 ●上半身 「▽デモンズファング/11(18)/生命抵抗力/消滅」  毒牙の攻撃が命中した場合、対象に「11」点の毒属性の魔法ダメージを与えます。 ●下半身 「▽デモンズビュート」  触手の攻撃が命中した場合、対象に「特殊効果:絡み」を与えます。  この武器は手放せません。特定の命中箇所を狙う際は、命中力に定められたペナルティ修正を受けます。  
  【異蠍】(いざそり)  区分:異なるもの   ◆生態  <異蠍>は、暗い褐色の外殻を持つ巨大な蠍の首から、人間の上半身が生えた異形のあやかしです。  ラクシア世界におけるスコーピオン族に極めて似通った習性、生活様式を持っており、ほぼ同一の存在と言えます。  個体としての意識や情動に欠け、合理的な思考を行うこと、群れで行動することなども共通しています。  唯一と言っていい差異は、<異蠍>が古来「異なる世界」に強い憧憬と執着を抱いていることです。  彼らがこの性質を得るに至った経緯は不明ですが、<異蠍>は例外なく「此処ではない場所」に惹かれ、そこへの到達を目指しているようです。  こうした背景からか、<異蠍>は魔神術に高い適性を持ち、特に異界の力を自らに招く術に熟練しています。  自分たち以外の種族には狩りの対象として以外には特段の興味を抱かないことを常としていますが、群れ全体で異界から魔神を招く大掛かりな儀式を行うことがあり、人族の集落を襲って生贄を集めることがあります。 ◆魔物としてのデータ  <異蠍>のデータは、アンドロスコーピオン、シザースコーピオン、スコーピオンスナイパー、スコーピオンジェネラルのものを用います。  ただし、魔動機術を操るスコーピオン族との差異を現すため、以下のように特殊能力を差し替えます。  GMは、これら以外にも群れの祭祀役を務める<異蠍>などのデータを自由に作成して構いません。 ◆特殊能力の差し替え 【1】(共通)  「〆魔動機術Xレベル/魔力Y」「〆銃撃」を削除し、「〆魔神術X+1レベル/魔力Y+1」を追加します。 【2】(共通)  「○精密射撃」を削除し、「○異界の体質=2(個体によっては3)」を追加します。 【3】(スコーピオンスナイパー、スコーピオンジェネラル)  「○鷹の目」を削除し、「√マルチアクション」を追加します。 【4】(スコーピオンジェネラル)  「√盾に隠れる」を削除し、「√薙ぎ払い」を追加します。 「○異界の体質=X」  異界の力を自らの身体に宿す魔神術の効果が強く現れる体質を獲得しています。  この魔物が補助動作で行使できる魔神術の効果を得るとき、その魔力をX点高いものとして扱います。 ◆魔神術の特殊な適用  <異蠍>は人間とは異なる身体構造を持つため、一部の魔神術の効果が現れない部位が存在します。以下を参照してください。 【デモンズクロウ】(1レベル)  すべての部位に効果が現れます。ただし、[部位:下半身]はこれを武器として扱えません。 【デモンズビュート】(4レベル)  [部位:下半身]に効果が現れます。  命中しても「▽毒」の効果はありませんが、「特殊効果:絡み」を与えている状態でも尻尾での攻撃は行えます。 【デモンズファング】(6レベル)  [部位:上半身]に効果が現れます。 【デモンズイベイジョン】(7レベル)  [部位:上半身][部位:ハサミ]に効果が現れます。 【デモンズブレード】(11レベル)  [部位:上半身]に効果が現れます。 ◆サンプルデータ [8LV] <異蠍>の戦士長 知能:人間並み 知覚:五感(暗視) 反応:敵対的 言語:あやかし語、<異蠍>語、魔神語 生息地:砂漠、荒地 知名度/弱点値:14/18 先制値:15 移動速度:17 生命抵抗力:10(17) 精神抵抗力:10(17) 部位数:3(上半身/ハサミ/下半身) コア部位:上半身 弱点:物理ダメージ+2点 ■戦闘データ |攻撃方法(部位)|命中力|打撃点|回避力|防護点|HP|MP| | 武器(上半身)|10(17)|2d+7 |10(17)|  8 | 42| 42| | 大鋏(ハサミ)|10(17)|2d+11 | 9(16)|  5 | 27| 16| | 尻尾(下半身)|9(16)| 2d+8 | 9(16)|  9 | 49| 21| ■特殊能力 ●全身 「○異界の体質=2」  異界の力を自らの身体に宿す魔神術の効果が強く現れる体質を獲得しています。  この魔物が補助動作で行使できる魔神術の効果を得るとき、その魔力を2点高いものとして扱います。 ●上半身 「〆魔神術7レベル/魔力9(16)」 「√マルチアクション」 ●下半身 「▽毒/9(16)/生命抵抗力/消滅」  尻尾の攻撃が命中した場合、対象に「9」点の毒属性の魔法ダメージを与えます。 「▽弱体化」  [部位:下半身]のHPが0以下になった場合、[部位:上半身]と[部位:ハサミ]は、回避力判定に-2のペナルティ修正を受けます。 ■注釈 【デモンズクロウ】【デモンズビュート】【デモンズファング】【デモンズイベイジョン】を行使した場合、戦闘データが以下の様に変化します。 |攻撃方法(部位)|命中力|打撃点|回避力|防護点| | 毒牙(上半身)|11(18)| 2d+9|11(18)| 10| | 鉤爪(ハサミ)|11(18)|2d+11|11(18)|  7| | 触手(下半身)|11(18)| 2d+9|   | 11| ●上半身 「▽デモンズファング/11(18)/生命抵抗力/消滅」  毒牙の攻撃が命中した場合、対象に「11」点の毒属性の魔法ダメージを与えます。 ●下半身 「▽デモンズビュート」  触手の攻撃が命中した場合、対象に「特殊効果:絡み」を与えます。  この武器は手放せません。特定の命中箇所を狙う際は、命中力に定められたペナルティ修正を受けます。  

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