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  【蛟】(みずち)  区分:祟りしもの   ◆生態  生来その身に呪いを宿し、毒や病を振り撒く獣の姿をしたあやかし、祟りしもの。  その筆頭に挙げられるのが、多足の大蛇の姿を持つ<蛟>の一族です。  砂地に産みつけられた卵から八本脚の蜥蜴のような姿で生まれる彼らは、脱皮を経るたび蛇に近い体型へと成長していきます。  その身体には焼けつく猛毒の血液が流れ、鮮やかな色彩を持つ瞳には、睨んだものを石に変える呪いの力が宿っています。  生まれてしばらくは危険なだけの獣に過ぎませんが、成長と共に知性を持つようになり、人に近い姿に化身する能力を有するようになります。  また、【祟りしもの】に分類される他のあやかしと異なり、<蛟>は比較的、同族への仲間意識が強いことでも知られています。  知性と人格を持つがゆえ、個体の性格や利害関係により敵対することはあるものの、基本的に同族との争いは避けようする傾向があるようです。  人化の力を得るほどに成熟した<蛟>は、他のあやかしを従属させ、自らの配下としている例が多く見られますが、同族に対しては従属よりも協力関係を求め、彼我の実力差に応じた序列こそあれ、仲間として共により強力な支配体制を築いていきます。  この習性は、個体数が多いとは言えない<蛟>が、<竜>と並んで人に脅威をもたらすあやかしの代表格とされている、無視できない要素のひとつと言えるでしょう。 ◆<蛟>の成長段階 ・幼生  生まれて数年の幼い<蛟>は知能が低く、行動も本能的で、獣同然の存在です。  生来の能力として陰陽術を行使できるものの、徒に破壊をもたらすのみで、有効に活用する術を知りません。  同族意識も薄く、同じ巣で生まれた兄弟同士で共食いを行うことも珍しくないようです。  魔物データは「バジリスク(魔物形態)」のものを用います。「☆人間化」の能力はありません。 ・成体  生まれて十数年を経て、数度の脱皮を行った若い<蛟>は急激に知性が高まっていきます。  生態そのものは幼生と同じですが、明確な自我が芽生えるとともに、人間と同等以上の知性を持つようになり、言葉も解します。  同族と争うことは避けるようになりますが、協調性に乏しく、生活を共にする例はあまり見られません。  知性に比例して魔力も高まり、様々な陰陽術を用いて戦略的に狩りを行うようになります。  過去には、隠行の術で姿を消した<蛟>が荷運びの列に紛れて街に入り込み、門が閉ざされた直後に出現したことで全滅に近い被害を受けた例もあったようです。  魔物データは「バジリスク(魔物形態)」のものを用います。「☆人間化」の能力はありません。  「知能:高い」として扱い、7レベルまでの陰陽術を魔力10(17)で行使します。 ・壮年体  生後数十年を数え、壮年の域に達した<蛟>は、十数度目の脱皮を行った直後から人化の能力を獲得します。  ほぼ人間そのものの姿へと変じることができ、時間的制約もありませんが、多くは瞳が特徴的な色彩を持つため、人に紛れる際には頭巾などで顔を隠すのが普通です。  本来の姿に比べると戦闘力が落ちるものの、小回りが利くため、好んで人化を行う<蛟>も少なくありませんが、本来の姿に戻った直後は幼生同様の段階まで知性が低下してしまうため、これを嫌って人化を行わない、あるいは行ったなら極力他者の前では本来の姿に戻らない<蛟>が大部分を占めるようです。  魔物データは「バジリスク(人間形態)」「バジリスク(魔物形態)」のものを用います。  成長段階に応じてレベルを上昇させる際は「魔物の強さを変える(⇒『Ⅱ』308頁)」の指針に従いますが、人間形態のレベルが10に達した段階で、「▽毒の血液」と魔物形態の回避力を除く、全ての判定の基準値に+1、命中力・生命抵抗力・精神抵抗力には更に+1の修正を加えます。  また、この時期から<蛟>には個体差が目立ちはじめます。  より高いレベルで陰陽術を扱うものや、異なる系統の術を行使するもの、鎌首をもたげるほど蛇身が長くなり、魔物形態の[部位:胴体]に「○攻撃障害」を持つもの、ときには【祟りしもの】としての呪いや疫毒に関する能力を新たに獲得する個体や、人化に熟練し、一瞬で本来の姿へ戻る「☆瞬時魔物化」を得る個体も見られます。  GMは、壮年体の<蛟>にこうした能力を自由に追加して構いません。 ・老成体  齢100年を超えた<蛟>は脚が退化しはじめ、より蛇に近い体型を持つようになります。この段階は老成体と呼ばれます。  数えるほどしか確認されていませんが、極めて強力な存在で、その脅威は人族の力ではほぼ対抗し得ない域に達しています。  幸いなことに、老成体となった<蛟>は知性が深まる一方で、思索に耽ることが多くなり、外界に関心を持つことはあまりありません。  あやかしの領域の奥深くで隠遁生活を送っている例も多く、積極的に行動することはほとんどないようです。  しかし、攻撃的な老成体が皆無というわけではなく、ひとたび人の領域に姿を現したものは、災害にも等しい被害を撒き散らします。  以後、<蛟>は死ぬまでゆっくりと成長を続け、500年から700年の時を生きるとされています。  魔物データは「ジェイドバジリスク」「サファイアバジリスク」のものを流用し、年齢に応じてレベルを上下させます。  老成体の<蛟>は最低でも人間形態で14以上の魔物レベルを持ち、魔物形態の[部位:胴体]には必ず「○攻撃障害」を備えています。  全長は10mを超えるのが普通で、複数の[部位:胴体]を持っていたり、長い尾が独立した部位となっている個体も珍しくありません。  左右の瞳に異なる呪いの力を宿したものや存在するだけで毒を撒くものなど、【祟りしもの】の呪いや疫毒の能力も複数有する個体が大半です。  ただし、人化した状態から本来の姿へ戻った直後は知性が減退するという弱点だけは、いまだ克服した個体の例は知られていません。 ◆サンプルデータ [11LV] 壮年体の<蛟>(人間形態) 知能:高い 知覚:五感(暗視) 反応:敵対的 言語:かな、古語、大極言語、<蛟>語、<龍人>語 生息地:さまざま 知名度/弱点値:16/19 先制値:17 移動速度:18 生命抵抗力:14(21) 精神抵抗力:14(21) 弱点:水・氷属性ダメージ+3点 ■戦闘データ |攻撃方法|命中力|打撃点|回避力|防護点|HP|MP| | 武器 |15(22)|2d+14 |13(20)| 12 | 74 | 68 | ■特殊能力 「〆陰陽術10レベル/魔力14(21)」 「〆邪術7レベル/魔力11(18)」 「√魔法適性」  戦闘特技《魔法拡大/距離・時間》《マルチアクション》《ワードブレイク》を習得しています。 「☆石化の視線/13(20)/精神抵抗力/消滅」  バジリスク(人間形態)と同じ能力です。 「▽毒の血液/14(21)/生命抵抗力/消滅」  バジリスク(人間形態)と同じ能力です。毒によって与えるダメージは「2d+4」点になります。 「〆魔物化」  魔物形態に変化します。同時に、HPとMPが最大値に回復し、魔法などで自身に与えられているあらゆる効果が消滅します。  一度行うと、1時間は人間形態に戻れません。この間、魔物形態では「知能:低い」として扱い、魔力が-2されます。 [12LV] 壮年体の<蛟>(魔物形態) 知能:高い 知覚:五感(暗視) 反応:敵対的 言語:かな、古語、大極言語、<蛟>語、<龍人>語 生息地:さまざま 知名度/弱点値:14/19 先制値:18 移動速度:12 生命抵抗力:15(22) 精神抵抗力:15(22) 部位数:4(右邪眼/左邪眼/頭部/胴体) コア部位:頭部 弱点:水・氷属性ダメージ+3点 ■戦闘データ |攻撃方法(部位)|命中力|打撃点|回避力|防護点|HP|MP| | なし(右邪眼)| ― | ― |16(23)|  6 | 38 | 26 | | なし(左邪眼)| ― | ― |16(23)|  6 | 38 | 26 | | 牙 (頭部) |15(22)|2d+12 |14(21)| 10 | 65 | 55 | | 鉤爪(胴体) |16(23)|2d+16 |13(20)| 13 | 77 | 53 | ■特殊能力 ●全身 「○毒無効、○病気無効」 「▽毒の血液/15(22)/生命抵抗力/消滅」  バジリスク(人間形態)と同じ能力です。毒によって与えるダメージは「2d+4」点になります。 ●右邪眼 「☆石化の視線/14(21)/精神抵抗力/消滅」  バジリスク(人間形態)と同じ能力です。 ●左邪眼 「▼反唱の呪い/15(―)」  自らに向けられた術を構成する魔素を喰らい、呪いに変えて術者へと返します。  [部位:胴体]以外のいずれかの部位が魔法や符術の対象になったとき、この能力とその達成値を比べ合います。  この能力が有利な結果を得たならば、行使された効果を「消滅」として扱い、術者のHPとMPに「2d+15」点の呪い属性の魔法ダメージを与えます。  この能力を使用し、有利な結果を得られなかった場合、この魔物は行使された効果に対して精神抵抗力判定を行うことはできません。  この能力は1ラウンドに1回だけ使えます。  この能力を使用するときには固定値を用いず、必ず2dを振って基準値に足し、達成値を求めるようにします。 ●頭部 「〆陰陽術10レベル/魔力14(21)」 「〆邪術7レベル/魔力11(18)」 「√魔法適性」  戦闘特技《魔法拡大/距離・時間》《マルチアクション》《ワードブレイク》を習得しています。 ●胴体 「○攻撃障害=+2・なし」  長大な蛇身が攻撃を妨げます。  [部位:胴体]以外のすべての部位は、近接攻撃の回避力判定に+2のボーナス修正を得ます。  [部位:胴体]のHPが0以下になった場合、この能力は失われます。 「☆人間化」  バジリスク(魔物形態)と同じ能力です。  壮年の域に達した<蛟>です。人化を好まない個体ですが、その分本来の姿での成長が著しく、全長は7mを超えています。  鎌首をもたげた姿勢では頭部の位置が高いために武器が届きにくい上、邪眼には石化の魔力に加えて術を喰らって呪いを返す能力があるため、熟練のあやかし狩りでも短時間で倒すことは困難です。  この個体は邪術も習い覚えており、敵が防御力に優れる胴体部分に手こずっている間に破壊の陰陽術で傷を負わせ、【バーサーク】による圧倒的な命中力と打撃力で蹂躙する戦法を好んで用います。  最初から魔物形態で現れた場合、ある程度傷つけられた段階で「☆人間化」し、即座に「〆魔物化」して負傷を癒すことも可能ですが、一般に<蛟>はこれを忌避します。  
  【蛟】(みずち)  区分:祟りしもの   ◆生態  生来その身に呪いを宿し、毒や病を振り撒く獣の姿をしたあやかし、祟りしもの。  その筆頭に挙げられるのが、多足の大蛇の姿を持つ<蛟>の一族です。  砂地に産みつけられた卵から八本脚の蜥蜴のような姿で生まれる彼らは、脱皮を経るたび蛇に近い体型へと成長していきます。  その身体には焼けつく猛毒の血液が流れ、鮮やかな色彩を持つ瞳には、睨んだものを石に変える呪いの力が宿っています。  生まれてしばらくは危険なだけの獣に過ぎませんが、成長と共に知性を持つようになり、人に近い姿に化身する能力を有するようになります。  また、【祟りしもの】に分類される他のあやかしと異なり、<蛟>は比較的、同族への仲間意識が強いことでも知られています。  知性と人格を持つがゆえ、個体の性格や利害関係により敵対することはあるものの、基本的に同族との争いは避けようする傾向があるようです。  人化の力を得るほどに成熟した<蛟>は、他のあやかしを従属させ、自らの配下としている例が多く見られますが、同族に対しては従属よりも協力関係を求め、彼我の実力差に応じた序列こそあれ、仲間として共により強力な支配体制を築いていきます。  この習性は、個体数が多いとは言えない<蛟>が、<龍人>と並んで人に脅威をもたらすあやかしの代表格とされている、無視できない要素のひとつと言えるでしょう。 ◆<蛟>の成長段階 ・幼生  生まれて数年の幼い<蛟>は知能が低く、行動も本能的で、獣同然の存在です。  生来の能力として陰陽術を行使できるものの、徒に破壊をもたらすのみで、有効に活用する術を知りません。  同族意識も薄く、同じ巣で生まれた兄弟同士で共食いを行うことも珍しくないようです。  魔物データは「バジリスク(魔物形態)」のものを用います。「☆人間化」の能力はありません。 ・成体  生まれて十数年を経て、数度の脱皮を行った若い<蛟>は急激に知性が高まっていきます。  生態そのものは幼生と同じですが、明確な自我が芽生えるとともに、人間と同等以上の知性を持つようになり、言葉も解します。  同族と争うことは避けるようになりますが、協調性に乏しく、生活を共にする例はあまり見られません。  知性に比例して魔力も高まり、様々な陰陽術を用いて戦略的に狩りを行うようになります。  過去には、隠行の術で姿を消した<蛟>が荷運びの列に紛れて街に入り込み、門が閉ざされた直後に出現したことで全滅に近い被害を受けた例もあったようです。  魔物データは「バジリスク(魔物形態)」のものを用います。「☆人間化」の能力はありません。  「知能:高い」として扱い、7レベルまでの陰陽術を魔力10(17)で行使します。 ・壮年体  生後数十年を数え、壮年の域に達した<蛟>は、十数度目の脱皮を行った直後から人化の能力を獲得します。  ほぼ人間そのものの姿へと変じることができ、時間的制約もありませんが、多くは瞳が特徴的な色彩を持つため、人に紛れる際には頭巾などで顔を隠すのが普通です。  本来の姿に比べると戦闘力が落ちるものの、小回りが利くため、好んで人化を行う<蛟>も少なくありませんが、本来の姿に戻った直後は幼生同様の段階まで知性が低下してしまうため、これを嫌って人化を行わない、あるいは行ったなら極力他者の前では本来の姿に戻らない<蛟>が大部分を占めるようです。  魔物データは「バジリスク(人間形態)」「バジリスク(魔物形態)」のものを用います。  成長段階に応じてレベルを上昇させる際は「魔物の強さを変える(⇒『Ⅱ』308頁)」の指針に従いますが、人間形態のレベルが10に達した段階で、「▽毒の血液」と魔物形態の回避力を除く、全ての判定の基準値に+1、命中力・生命抵抗力・精神抵抗力には更に+1の修正を加えます。  また、この時期から<蛟>には個体差が目立ちはじめます。  より高いレベルで陰陽術を扱うものや、異なる系統の術を行使するもの、鎌首をもたげるほど蛇身が長くなり、魔物形態の[部位:胴体]に「○攻撃障害」を持つもの、ときには【祟りしもの】としての呪いや疫毒に関する能力を新たに獲得する個体や、人化に熟練し、一瞬で本来の姿へ戻る「☆瞬時魔物化」を得る個体も見られます。  GMは、壮年体の<蛟>にこうした能力を自由に追加して構いません。 ・老成体  齢100年を超えた<蛟>は脚が退化しはじめ、より蛇に近い体型を持つようになります。この段階は老成体と呼ばれます。  数えるほどしか確認されていませんが、極めて強力な存在で、その脅威は人族の力ではほぼ対抗し得ない域に達しています。  幸いなことに、老成体となった<蛟>は知性が深まる一方で、思索に耽ることが多くなり、外界に関心を持つことはあまりありません。  あやかしの領域の奥深くで隠遁生活を送っている例も多く、積極的に行動することはほとんどないようです。  しかし、攻撃的な老成体が皆無というわけではなく、ひとたび人の領域に姿を現したものは、災害にも等しい被害を撒き散らします。  以後、<蛟>は死ぬまでゆっくりと成長を続け、500年から700年の時を生きるとされています。  魔物データは「ジェイドバジリスク」「サファイアバジリスク」のものを流用し、年齢に応じてレベルを上下させます。  老成体の<蛟>は最低でも人間形態で14以上の魔物レベルを持ち、魔物形態の[部位:胴体]には必ず「○攻撃障害」を備えています。  全長は10mを超えるのが普通で、複数の[部位:胴体]を持っていたり、長い尾が独立した部位となっている個体も珍しくありません。  左右の瞳に異なる呪いの力を宿したものや存在するだけで毒を撒くものなど、【祟りしもの】の呪いや疫毒の能力も複数有する個体が大半です。  ただし、人化した状態から本来の姿へ戻った直後は知性が減退するという弱点だけは、いまだ克服した個体の例は知られていません。 ◆サンプルデータ [11LV] 壮年体の<蛟>(人間形態) 知能:高い 知覚:五感(暗視) 反応:敵対的 言語:かな、古語、大極言語、<蛟>語、<龍人>語 生息地:さまざま 知名度/弱点値:16/19 先制値:17 移動速度:18 生命抵抗力:14(21) 精神抵抗力:14(21) 弱点:水・氷属性ダメージ+3点 ■戦闘データ |攻撃方法|命中力|打撃点|回避力|防護点|HP|MP| | 武器 |15(22)|2d+14 |13(20)| 12 | 74 | 68 | ■特殊能力 「〆陰陽術10レベル/魔力14(21)」 「〆邪術7レベル/魔力11(18)」 「√魔法適性」  戦闘特技《魔法拡大/距離・時間》《マルチアクション》《ワードブレイク》を習得しています。 「☆石化の視線/13(20)/精神抵抗力/消滅」  バジリスク(人間形態)と同じ能力です。 「▽毒の血液/14(21)/生命抵抗力/消滅」  バジリスク(人間形態)と同じ能力です。毒によって与えるダメージは「2d+4」点になります。 「〆魔物化」  魔物形態に変化します。同時に、HPとMPが最大値に回復し、魔法などで自身に与えられているあらゆる効果が消滅します。  一度行うと、1時間は人間形態に戻れません。この間、魔物形態では「知能:低い」として扱い、魔力が-2されます。 [12LV] 壮年体の<蛟>(魔物形態) 知能:高い 知覚:五感(暗視) 反応:敵対的 言語:かな、古語、大極言語、<蛟>語、<龍人>語 生息地:さまざま 知名度/弱点値:14/19 先制値:18 移動速度:12 生命抵抗力:15(22) 精神抵抗力:15(22) 部位数:4(右邪眼/左邪眼/頭部/胴体) コア部位:頭部 弱点:水・氷属性ダメージ+3点 ■戦闘データ |攻撃方法(部位)|命中力|打撃点|回避力|防護点|HP|MP| | なし(右邪眼)| ― | ― |16(23)|  6 | 38 | 26 | | なし(左邪眼)| ― | ― |16(23)|  6 | 38 | 26 | | 牙 (頭部) |15(22)|2d+12 |14(21)| 10 | 65 | 55 | | 鉤爪(胴体) |16(23)|2d+16 |13(20)| 13 | 77 | 53 | ■特殊能力 ●全身 「○毒無効、○病気無効」 「▽毒の血液/15(22)/生命抵抗力/消滅」  バジリスク(人間形態)と同じ能力です。毒によって与えるダメージは「2d+4」点になります。 ●右邪眼 「☆石化の視線/14(21)/精神抵抗力/消滅」  バジリスク(人間形態)と同じ能力です。 ●左邪眼 「▼反唱の呪い/15(―)」  自らに向けられた術を構成する魔素を喰らい、呪いに変えて術者へと返します。  [部位:胴体]以外のいずれかの部位が魔法や符術の対象になったとき、この能力とその達成値を比べ合います。  この能力が有利な結果を得たならば、行使された効果を「消滅」として扱い、術者のHPとMPに「2d+15」点の呪い属性の魔法ダメージを与えます。  この能力を使用し、有利な結果を得られなかった場合、この魔物は行使された効果に対して精神抵抗力判定を行うことはできません。  この能力は1ラウンドに1回だけ使えます。  この能力を使用するときには固定値を用いず、必ず2dを振って基準値に足し、達成値を求めるようにします。 ●頭部 「〆陰陽術10レベル/魔力14(21)」 「〆邪術7レベル/魔力11(18)」 「√魔法適性」  戦闘特技《魔法拡大/距離・時間》《マルチアクション》《ワードブレイク》を習得しています。 ●胴体 「○攻撃障害=+2・なし」  長大な蛇身が攻撃を妨げます。  [部位:胴体]以外のすべての部位は、近接攻撃の回避力判定に+2のボーナス修正を得ます。  [部位:胴体]のHPが0以下になった場合、この能力は失われます。 「☆人間化」  バジリスク(魔物形態)と同じ能力です。  壮年の域に達した<蛟>です。人化を好まない個体ですが、その分本来の姿での成長が著しく、全長は7mを超えています。  鎌首をもたげた姿勢では頭部の位置が高いために武器が届きにくい上、邪眼には石化の魔力に加えて術を喰らって呪いを返す能力があるため、熟練のあやかし狩りでも短時間で倒すことは困難です。  この個体は邪術も習い覚えており、敵が防御力に優れる胴体部分に手こずっている間に破壊の陰陽術で傷を負わせ、【バーサーク】による圧倒的な命中力と打撃力で蹂躙する戦法を好んで用います。  最初から魔物形態で現れた場合、ある程度傷つけられた段階で「☆人間化」し、即座に「〆魔物化」して負傷を癒すことも可能ですが、一般に<蛟>はこれを忌避します。  

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