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海戦の戦術


戦術 は戦場での「戦い方」。海戦だと 海戦術 です。
スペインの テルシオ 織田信長 の三段撃ち、アルマダ海戦の 火船 、…世の中には戦術がワンサカ。



戦略・作戦・戦術・兵站


海戦するときはイングランドもスペインも勝つための 戦略 を考えます。そして戦略を成功するために必要な 作戦 を考えます。
戦術 は「戦い方」。
作戦を達成するために必要な戦術を組み合わせます。 兵站 (へいたん)は物資の補給・輸送・整備と備蓄。ムズカシイ…orz
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こんな感じ?

+ 日常の戦略・作戦・戦術・兵站

+ 兵站を忘れたらどうなるの?


帆船時代は 「敵の風上を陣取る」が鉄則


風が凪いだら曳航(えいこう)


曳航は風が凪いだとき、風に逆らうときに船をボートに曳かせて進む/旋回するメジャーな手法です。
船の 小柱 とボートをロープで接続。
小型船ならボートの代わりに小錨(kedge anchor)や シー・アンカー を海に投げ入れてロープをたぐり寄せて進んでもオケです。
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ボートで曳航するUSSコンスティチューション号(1812–1815年: 米英戦争

+ 2日2晩ボートを漕ぎまくったUSSコンスティチューション号


アルマダ海戦の戦闘



白兵戦と砲撃戦(アウトレンジ戦法)


白兵戦 は兵士と兵士が白刃(剣やナイフ)で戦う接近戦。 砲撃戦 は船と船が火器(銃や大砲)で戦う遠隔戦です。たぶん。
大昔から海戦の最後は白兵戦で決着。
16世紀前半に大砲が登場すると海戦は白兵戦から砲撃戦に変わっていきます。アルマダ海戦はターニングポイント。


+ アルマダ海戦で白兵戦を続けたスペイン。白兵戦を捨てたイングランド


切り込み(移乗攻撃)


切り込み は海戦で兵士が敵船に乗り込んで戦う白兵戦です。「船の破壊」じゃなく「船の制圧・略奪」が目的。
ジェフリーやビセンテも御愛用。
アルマダ海戦以降、だんだん大砲の性能が良くなると「ヨーロッパで切り込みは時代遅れだよね♪」になります。

Pieter Brünniche画「The Battle of Lepanto」(1762年)

+ 切り込み専門のスペイン海兵隊

+ 「切り込み」のやり方


アルマダ海戦の陣形


陣形は海戦で艦隊を「安全・柔軟・迅速」に「戦闘力を最大に発揮」できる船の配置です。
なんか世の中には色んな陣形があるっぽい。形が似てても色んなお名前あるっぽい。素人が語るには奥が深すぎるっぽい。
ってことで、アルマダ海戦に登場する陣形をポワーンとご紹介します。
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省エネの V字飛行 は空軍も採用してる陣形


イングランド艦隊が採用した砲撃戦にオススメの単縦陣(The line ahead)


単縦陣は艦隊の船が縦一列に並ぶ陣形です。カルガモ親子みたいにスルーっと動いて、順番に敵をバンバン砲撃します。
古くは1502年 カリカットの海戦 でポルトガルが御使用。
大砲の威力が完璧じゃないF&B時代はどちらか一方が使う程度。1652年 第一次英蘭戦争 から敵味方の双方で使い始めます。
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アルマダ海戦

+ なんで砲撃戦にオススメなの?

+ 敵も味方も単縦陣だとどうなるの?

+ 単縦陣を応用した複縦陣(Column Formation?)


スペイン艦隊が採用した白兵戦にオススメの単横陣(The line abreast)


単横陣は艦隊の船が横一列に並ぶ陣形です。皆さんオールでガコガコ漕いで敵船にドーンとぶつけて切り込む( 体当たり攻撃 )。
古くはBC5世紀 ペルシア戦争 でご使用の ガレー船時代の戦術
アルマダ海戦ではスペイン艦隊の ガレアス船 (オールと帆で動く船)が単横陣っぽい。あっ!風まかせなガレオン船にはムリです。
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アルマダ海戦

+ なんでガレー船やガレアス船にオススメなの?

+ もし砲撃戦の帆船時代に単横陣したらどうなるの?


スペイン艦隊が採用した守ってヨシ攻めてヨシにオススメの三日月陣形(Crescent Formation)


三日月陣形は昔からある「敵を包囲する」の戦闘陣形です。
たぶん同じっぽい陸戦の 翼包囲 によると「左右から同時に部隊を移動させて敵をぐわーっと挟み込むように包囲する」らしい。
敵を囲んだらボコボコにします。欠点は動きにくい、両端は攻撃されやすい。

アルマダ海戦

なんでヨシ攻めてヨシにオススメなの?


スペイン艦隊が採用した守りにオススメの輪形陣(Circular Formation?)


輪形陣は防御を重視した陣形です。なんか外敵や寒さから身を守るペンギンのコロニーっぽいです。
船は中心に近いほど安全。
アルマダ海戦でスペイン艦隊はご休憩のとき輪形陣になります。ぎゅーぎゅーだから砲撃戦になると動きにくいのが欠点。

アルマダ海戦

+ なんで守りにオススメなの?

+ 大昔から使われてる輪形陣


旗艦と旗旒信号



旗艦


旗艦は司令長官(艦隊や船隊を指揮する人)が乗船して、目印に指揮官旗が上がってる。会議するときは司令官の旗艦に指揮官達が集まります。
単縦陣だと先頭の船が旗艦。最後の船が殿船。
なんといっても旗艦は艦隊や船隊の頭脳。海戦が始まるとバンバン攻撃されるので、他の船よりも頑丈な造りだそうです。
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例えば日露戦争の「小ガモ達!ちゃんとお母さんについてくるのよ♥」な旗艦

アルマダ海戦で旗艦がどんなお仕事をしてたのかはぜーんぜん分かりませんでした。
ってことで、日露戦争の海戦の1つで。
連合艦隊は単縦陣。バルチック艦隊は崩れた単縦陣で、次々にお母さんが倒れてバトンタッチしていきます。
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大日本帝国
連合艦隊
第一船隊 三笠 艦隊司令長官:東郷平八郎大将、参謀長:加藤友三郎少将
船隊のメンバー:敷島、富士、朝日、春日、日進、龍田(通報艦)
第二船隊 出雲 司令長官:上村彦之丞中将、参謀長:藤井較一大佐
船隊のメンバー:吾妻、 常磐、八雲、浅間、磐手、千早(通報艦)
ロシア帝国
バルチック艦隊
第一船隊 スワロフ 艦隊司令長官:ロジェストヴェンスキー中将
船隊のメンバー:アレクサンドル3世、ボロジノ、アリョール
第二船隊 オスラービア 司令長官:フェルケルザム少将
第三船隊 ニコライ1世 司令長官:ニコライ・ネボガトフ少将

連合艦隊とバルチック艦隊が大砲でバンバン撃ち合った直後、ボーボー燃えてる旗艦スワロフが突然ヘロヘロと北上。
実は舵が壊れて勝手に動いてるんだけど、みんなは知りません。
それぞれの船隊には、それぞれ司令長官が乗船。司令長官達は独自の判断で行動してます。

日露戦争の日本海海戦図(1905年)

三笠の艦隊司令長官は「スワロフが逃げる!」と判断。「左八点一斉回頭でスワロフを追撃」を指令して、第一船隊はこれに追従。
出雲の司令長官は「スワロフは舵が壊れた!」と判断。「面舵で残りの敵の頭を押さえる」を指令して、第二船隊はこれに追従。
連合艦隊のルールは 第二船隊も三笠に従う です。でも上村(出雲の司令長官)は自己判断で指令を変更。

アレクサンドル3世の司令長官は「スワロフは舵が壊れた!俺がやらねば!」と判断。旗艦になって、第一・二船隊はこれに追従。
でも出雲の第二船隊に攻撃されて戦線離脱。
次にボロジノの司令長官が「アレクサンドル3世もヤラレた!俺がやらねば!」と判断。旗艦になります。以下略。


旗旒信号


指令に使うのが旗旒信号(signal)。




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