アルマダ海戦でスペインは斬り込み、イングランドは砲撃


ジェフリーやビセンテがやってる 斬り込み は16世紀ヨーロッパの一般的な海戦術です。大砲で一斉射撃したら敵船に接舷。
戦闘員が敵船に乗り込んで白兵戦。
アルマダ海戦でイングランドは脇役の大砲を主役に軍制改革。大砲を撃ちまくってスペインの斬り込みを阻止します。


左側:1795年 イギリス東インド会社 Triton号に斬り込んだ コルセール (フランスの 私掠船 )。船長は Robert Surcouf


斬り込みを工夫したスペイン


1537年スペイン王 カルロス1世 (王フェリペ2世の父親)は海軍歩兵Infantería de Armada(世界最古の 海兵隊 )を設立します。
海戦を重視した王フェリペ2世は 海兵隊テルシオ Tercio de Galerasにバージョンアップ。
砲撃や斬り込みなどの海戦と 上陸戦 の専門部隊です。3,000人の海兵隊テルシオが ガレー船 ガレオン船 に常駐。

スポントゥーンの練習(USS コンスティチューション号

斬り込みの武器は 手榴弾 マスケット銃 ピストル 、レイピア(17世紀から短い カットラス )、…その他アレコレの刃物です。
とっても使えるのは斬り込み斧(boarding axe)。
逆に斬り込まれそうならパイク(17世紀から短い スポントゥーン )で相手をプスプスします。ヤードから手榴弾を投げてもオケ。


大砲を工夫したイングランド


アンガス・コンスタム著「図説スペイン無敵艦隊」によると、イングランドはスペインの2~3倍多く発射できたそうです。
海戦は大砲を撃ちまくった方が有利だぜ!
こちらは1588年アルマダ海戦で使用した大砲です。なんでイングランドの大砲がオマーンにあるんでしょね?


左:帰還中に Glenagivney Bay (アイルランド)で沈没したLa Trinidad Valencera号のブロンズ製大砲( Ulster Museum )。
右:最高司令官 エフィンガム男爵チャールズ・ハワード が乗船した Ark Royal号 の大砲(オマーン:Barka Castle)。

+ スペインは大砲ドーン!イングランドは大砲ドーンドーンドーン!


ついでに武器


こちらは ティルベリー (イングランド)でパルマ公 アレッサンドロ・ファルネーゼ の侵攻からロンドンを守る民兵の武器と防具です。
陸軍総司令官 レスター伯ロバート・ダドリー の兵士。
詳細はイギリスの新聞The Telegraphさんの記事「 Inventories of war soldiers' kit from 1066 to 2014 」をどうぞ。
wikipedia

1 ウール製 ダブレット 、革製 ジャーキン 2 ベネチアン ホーズ
3 ラフ ペティコート (裾ヒモでホーズを結ぶ) 4 リネン製シャツ
5 カバセット 、羽付きフェルト製Copintank帽子 6 Piece of horn(耳栓?靴べら?)
7 手袋、靴 8 左から:陶器製ポット、 タンカード 、Costrel水筒
9 左から:ボウルとスプーン、ナイフ、千枚通し、楊枝 10 羊毛製バッグ、カード、サイコロ、ポーチ
11 鞘、 ダガー レイピア 12 ポーチ付き鞘ベルト、ピッカーとブラシ(銃の掃除道具)
13 左から:マスケット銃の点火用 火薬筒 、発射用火薬筒 14 上から:鏡、金製 日時計 、ポーチ
15 左から:綱麻、 火口箱 火打ち石 金属板 16 上から: 発射用火縄 マスケット銃 さく杖 、Wormer、 火縄
17 鉛製タマ、ポーチ 18 金貨 お財布

黒色のダブレットは裕福な兵士のお洋服です。Copintank帽子の羽はアフリカから輸入したダチョウの羽。
フォークがないのはF&B時代マイナーだから。
トランプやチェスは兵士にけっこう人気の持ち物。鏡のストラップに付いてるタマは甘い香りのハーブが入ったクルミです。

+ マントもお忘れなく

+ 帽子はCopintank?カヴァリエ?


大砲


大砲は先っぽの砲口から 砲弾 (鉄の丸いタマ)を入れて、薬包の火薬を爆発させた勢いでドーンと撃ちます。
タマを敵の船にぶつけて破壊。
お名前は陸上では「キャノン」、船上では「ガン( 艦砲 )」と呼び方が違います。数え方は1門、2門、3門…。
wikipedia

32ポンド砲

32ポンド砲(32-pounders)は重さが32ポンド(≒15kg)のタマを撃つ大砲です。
砲撃手って腰痛になりそう…。
あと砲身を樽(バレル)と呼ぶのは、技術や資材のない人々が木で大砲を作ってたから。樽作りの応用で虚弱ながらも撃てます。

+ 大砲は動かないようにロープで固定

+ 大砲ってけっこう身近!?夏を彩る花火も大砲でドーン

+ 21世紀の大砲


ぶつけるタマは「shot」、爆発するタマは「shell」


大砲で撃つタマは砲弾です。中に火薬が入って無い砲弾は ショット 、火薬が入ってる砲弾は シェル(榴弾) っぽい。
初めて海戦で使われたシェルは1822年 ペクサン砲 (フランス)。
陸戦は16世紀から一般的に迫撃砲などでご使用。19世紀中頃まで 導火線 (slow burning fuse)で爆発します。


左側: Castel Nuovo (イタリア)のブロンズ製ドアにぶつけたスペイン将軍 ゴンサロ・フェルナンデス・デ・コルドバ が撃ったショット(1503年:Siege of Naples)
右側: Keeler Tavern (アメリカ)の木製柱にぶつけたイギリスが撃ったショット(1777年: リッジフィールドの戦い

+ タマはいっぱい種類がある

+ どうやってシェルは爆発するの?


砲列甲板


砲列甲板は大砲がズラーっと並んでる場所です。撃つときは窓(砲門:Gun port)から先っぽを外に出して、敵船を狙って、ドーン。
ジェフリーが「まだだ…」って覗いてたアレ。
砲門は海水が入らない高さにあるけど、波が荒れると海水が入り込んじゃうから砲門蓋(lid)が付いてます。
wikipedia


+ 砲列甲板は大混雑

+ 砲門と砲門蓋


大砲の発射


大砲は一発撃つと反動で後退しちゃうから「狙い」の修正は不可能です。だからとにかく撃ちまくる。なるべく近付いて撃ちまくる。
っといっても一発のドーンが大仕事。
ポンポン撃てません。砲弾は陸上では「キャノン・ボール」、船上では「ショット」と呼び方が違います。数え方は1発、1個、1弾。
wikipedia

一発のドーン

大砲は砲口(Muzzle)、マスケット銃は銃口(Muzzle)から砲弾を入れます(先込め: マズルローダー )。
19世紀 隔螺式ネジ が登場すると砲弾は後ろから( 元込め )。
元込めは火薬が爆発するトコだからネジで尾栓をキッチリ閉じないとキケンなの。14世紀にも爆発が弱い フランキ砲 とかはあります。

+ 一発のドーンは大仕事

+ 流れ作業で効率アップ


大砲の火薬


F&B時代の火薬は黒色火薬。一発撃つとすさまじい白煙を出すので、船内は何も見えずの手探り状態です。敵が見えない。
風上に向かって撃つと白煙がなかなか抜けずに危険倍増。
おまけに成分も体に悪い。煙と音の動画はこちらhttp://www.youtube.com/watch?v=L2WdU3Zkeigをどうぞ。 ←曲が終わると突然バンバンなのでご注意!
wikipedia

ちっちゃい大砲でも煙はスゴイ

+ 火薬を運ぶのは子供達

+ 21世紀の火薬


射程距離


射程距離が知りたいだけなのに…こんな表になってしまいました。世の中はこのワケ分かんないデータが重要だそうです。ふぇー。
とりあえず大砲って重い。
砲手の皆さんは大変なんですね。詳細は歴史学者 Albert Manucy 著「Artillery Through the Ages」(1949年:アメリカ)をどうぞ。

ゴールデン・ハインド号 の大砲(レプリカ)

イングランド(16世紀)
口径
(inches)
砲身長
(feet)
重量
(pounds)
砲弾重量
(pounds)
火薬量
(pounds)
射程距離
(yards)
Rabinet 1(2.54cm) 300(136kg) 0.3(0.14kg) 0.18(0.08kg)
Serpentine 1.5(3.81cm) 400(181kg) 0.5(0.23kg) 0.3(0.14kg)
ファルコネット砲 2(5.08cm) 3′9″(1m14cm) 500(227kg) 1(0.45kg) 0.4(0.18kg)
Falcon 2.5(6.35cm) 6′0″(1m83cm) 680(308kg) 2(0.91kg) 1.2(0.54kg)
ミニオン砲 3.5(8.89cm) 6′6″(1m98cm) 1,050(476kg) 5.2(2.36kg) 3(1.36kg)
セーカー砲 3.65(9.27cm) 6′11″(2m11cm) 1,400(635kg) 6(2.72kg) 4(1.81kg)
デミ・カルバリン砲 4(10.16cm) 3,400(1,542kg) 8(3.63kg) 6(2.72kg)
Culverin bastard 4.56(11.58cm) 8′6″(2m59cm) 3,000(1,361kg) 11(4.99kg) 5.7(2.59kg)
バシリスク砲 5(12.70cm) 4,000(1,814kg) 14(6.35kg) 9(4.08kg)
カルバリン砲 5.2(13.21cm) 10′11″(3m33cm) 4,840(2,195kg) 18(8.17kg) 12(5.44kg)
Pedrero 6(15.24cm) 3,800(1,724kg) 26(11.79kg) 14(6.35kg)
デミ・カノン砲 6.4(16.26cm) 11′0″(3m35cm) 4,000(1,814kg) 32(14.51kg) 18(8.17kg)
Bastard cannon 7(17.78cm) 4,500(2,041kg) 42(19.05kg) 20(9.07kg)
Cannon serpentine 7(17.78cm) 5,500(2,495kg) 42(19.05kg) 25(11.34kg)
カノン砲 8(20.32cm) 6,000(2,722kg) 60(27.22kg) 27(12.25kg)
Cannon royal 8.54(21.69cm) 8′6″(2m59cm) 8,000(3,629kg) 74(33.57kg) 30(13.61kg)
スペイン(16世紀)
射程距離は上段: ポイント・ブランク (大砲を敵船に真っ直ぐに向けた時)、下段:最大(大砲が一番飛ぶ角度の時)
口径
(inches)
砲身長
calibers
重量
(pounds)
砲弾重量
(pounds)
火薬量
(pounds)
射程距離
(yards)
Esmeril 1/2 (0.14kg) 208(190m)
750(686m)
ファルコネット砲 1 (0.45kg)
Falcón 3 (1.36kg) 417(381m)
2,500(2,286m)
Pasavolante 40~44 6 (2.72kg) 500(457m)
4,166(3,809m)
Media sacre 6 (2.72kg) 417(381m)
3,750(3,429m)
Sacre 9 (4.08kg)
Moyana 9 (4.08kg)
Media culebrina 12 (5.44kg) 833(762m)
5,000(4,572m)
Tercio de culebrina 18 (8.16kg)
カルバリン砲 30~32 24 (10.89kg) 1,742 (1,593m)
6,666(6,095m)
Culebrina real 30~32 32 (14.52kg)
Doble culebrina 30~32 48 (21.77kg)

+ 射程距離は口径、砲身長、砲弾重量、火薬量で変わるっぽい(弾道学)

+ 敵船が見えるのは水平線まで


手投げ弾


こちらは1685年沈没した La Belle号 (フランス)から発見された手投げ弾です。火薬が詰まった陶器で、取っ手に火縄を結んでご使用。
火縄に火を点けて敵の船に投げると陶器が割れてボーン。
火薬の代わりにウニャニャ油(分かりませんでした)を入れたら 煙幕弾 に変身。敵に投げれば煙で何も見えずの手探り状態です。
wikipedia



煙幕弾


煙幕弾は 煙幕 をブハーっとだして部隊の活動や位置を隠蔽するタマ。上陸戦で煙モクモクにして敵の視界を遮断します。
軍艦が 蒸気船 の時代はボイラーを不完全燃焼(空気の供給を制限)にした黒い煙幕。
黒色だと煙幕が太陽の熱を吸収して水温が上げるからマズイそうです。ってことで、21世紀は白色…理由は分かりませんでした。


左側:上陸が丸見えの1944年6月6日 オマハ・ビーチ作戦 (1998年:映画プライベート・ライアン)
右側:煙幕を使った1941年10月9日イギリス陸軍兵 ジャック・チャーチル の上陸訓練

煙幕がないと上陸が丸見えで映画 プライベート・ライアン みたいに敵の機関銃でバババババっと撃たれちゃいます(左側)。
そんなときは煙幕を使えば安心(右側)。
別名「Bloody Omaha:血のオマハ」のオマハ・ビーチ作戦も煙幕を使ってたら戦死者がぐっと減ったのかもしれません。

+ 煙幕弾は海から、空から、地上から


マスケット銃


マスケット銃は先っぽの銃口からタマを込める銃です。F&B時代は マッチロック式 (火縄で点火)の アルケブス銃
1543年種子島(日本)に来た 火縄銃 もコレ。
初めての登場は15世紀 フス戦争 (中央ヨーロッパ)らしい。大量のご使用は15世紀ハンガリー王 マーチャーシュ1世 黒軍 からです。
wikipedia

ヤコブ・ド・ギュイエン 画「Wapenhandelingen van Roers, Musquetten ende Spiesen」(1608年:ネーデルラント)

+ マッチロック式ってなに?

+ マッチロック式ピストル

+ 21世紀のマスケット銃


マスケット銃の発射


マスケット銃も大砲と同じでバンバン撃てません。大砲と同じでメンドクサイです。大砲と同じで命中率低いです。
火縄は「両方に種火」「片方に種火」の2タイプ。
銃身がとーっても長い、とーっても重い(F&B時代は9kg?)ので、撃つときは先っぽが二股の支え棒(名称不明)で支えます。


+ ペーパーカートリッジで効率アップ


マスケット銃の火薬


F&B時代のマスケット銃も大砲と同じ黒色火薬です。撃つとやっぱり白煙ブワ-。
銃も先っぽから火がー!火がー!
煙と音の動画はこちらhttp://www.youtube.com/watch?v=9i2UknmFbqM(17世紀: イングランド内戦 )をどうぞ。←いきなりバーン。

マッチロック式ズール銃(レプリカ)

口径 全長/銃身長 重量 銃弾重量 火薬量 射程距離
マッチロック式ズール銃(1630年頃:ドイツ) 19.7mm 142/102.5cm 4.6kg


火縄、誘火線(Slow match)


火縄は火をキープしておくロープです。硝酸カリウムが混ざった アマ のロープで、1時間に30cmくらいジワジワ燃える。
映画でフーフーしてるアレ。
大砲に点火するときは火縄を巻いた 導火桿 を使います。爆弾でお馴染みの元気に燃える導火線は黒色火薬が混ざった別物。
wikipedia

Agostino Ramelli 著「Le diverse et artificiose machine」(1588年:イタリア)


火起こし


マッチは19世紀になってから。ライターなんてドラえもんくらい未来のお話しです。
F&B時代の火起こしはこんな感じっぽい?
とりあえず チューダー朝 の動画はhttp://www.youtube.com/watch?v=uTytLaLL5lsこちらをどうぞ。意外と簡単でビックリ!
wikipedia

道具 Judgement Day (15世紀)

+ 火起こしのやり方

+ ファイヤー!


火口箱


火口箱(ティンダーボックス)は火打ち石とかを入れとく道具ケース。このタイプは金属板をチェーンにぶら下げておきます。
お出かけ先でカンカン火起し。
火の点いた火縄を入れておくと説明してる人もいるけど、詳しいことはぜーんぜん分からなかったです。
wikipedia

真鍮ケースと木製蓋の火口箱(時代不明)


軍制改革だー!スペインのテルシオ vs マスケット銃


スペインのテルシオ(Tercio:スペイン方陣)は鉄壁の守りの常備軍。訓練バッチリな最精鋭で誰も勝てません。とにかく強かった。
負け続けのネーデルラントはマスケット銃に注目。
ネーデルラント軍を「マスケット銃兵>パイク兵」に変更(軍制改革)。スペインのテルシオを打ち破ります。
wikipedia

ネーデルラントが勝利した ニーウポールトの戦い (1600年)


テルシオ(スペイン方陣)


テルシオ(英語:Third)はパイク方陣、銃兵(マスケット銃兵やアルケブス銃兵)、剣兵で構成された部隊です。
お名前の由来は「パイク兵、銃兵、剣兵の3部隊」や「Tercio di Lombardia、di Napoli、di Siciliaの1/3部隊(1534年編成)」らしい。
16世紀のマスケット銃は「大きくて威力の高いアルケブス銃」17世紀から「先込め銃」って分類になります。

ニーウポールトの戦い(1600年)

+ 軍制改革だー!パイク方陣の誕生(残酷な画があるのでご注意下さい)

+ 軍制改革だー!テルシオ(スペイン方陣)の誕生(残酷な画があるのでご注意下さい)


三段撃ち


三段撃ちは 銃兵 がn列×3段(準備・待つ・撃つ)の配置です。 一斉射撃 でバーンと撃ったら最後尾に移動。
バンバン撃てない銃でバンバン連続発射。
火縄銃がいっぱい必要ですね。1575年 織田信長 長篠の戦い で武田軍を殲滅した新戦法です。実は作り話かもしれないって噂有り。


左側:「長篠合戦図屏風/長久手合戦屏風絵8枚」の下絵または模本(19世紀:東京国立博物館)
右側:1634年 ネルトリンゲンの戦い

+ ネーデルラントの三段撃ちは反転行進射撃(Counter-march)

+ 軍制改革だー!テルシオと銃兵の進化


防具


防具は武器などの攻撃から人体へのダメージを防ぐヘルメット、鎧、楯、服…などなどの道具です。
武器が進化すると防具も進化。
すごーい種類があるのでF&Bに登場する防具だけざっくり調べました。

武器と防具(1608年)

+ 21世紀の防具


ヘルメット


戦闘用ヘルメットは頭を防護する最古で最小の防具。紀元前23世紀 シュメール人 の頃からご使用してます。
16中頃~17世紀ヨーロッパの主流はスペインで誕生した モリオン
やかん帽子 の進化形で上部が強化さたデザイン。士官達は富と威厳を示すために精巧な彫刻や装飾で差別化してます。
wikipedia

カバセットはモリオンの進化形

低コストのモリオンはヨーロッパで大流行。イングランドも 王エドワード6世 (女王エリザベス1世の異母弟)が採用してます。
16世紀はカバセット(イタリア式モリオン)。
その後the pikeman 's pot(パイク兵のポット)に進化します。バチカン スイス衛兵隊 は21世紀もモリオンをご使用。

+ モリオンの重量


胸当て


胸当ては胴を防護する防具。大昔からご使用(ただし10~13世紀ヨーロッパは胸当ての代わりに 鎖帷子 が主流)してます。
21世紀の胸当ては 防弾ベスト
F&B時代の主流は分かりませんでした。 ジェームズタウン (アメリカ)は1607年イングランド初の北アメリカ植民地です。
wikipedia


左側:カバセットと胸当て(16世紀: ジェームスタウン島 で発見)
右側: Peter Paul Rubens 画「Portrait of Ambrogio Spinola, 1st Marquis of the Balbases 」(1630年頃:ネーデルラント)

+ 胸当ての重量

+ 士官は胸当て以外にもイロイロ装備するっぽい?


軍服


戦場で皆さん同じ防具だと敵味方の区別がつきません。ゴチャゴチャしてるテルシオでは間違って味方にヤられちゃう悲劇も…。
軍服が登場する前は飾り帯で区別。
イギリス初の軍服は1645年 レッド・コート (海軍は1748年から)です。スペインは分かりませんでした。

軍服がないと敵も味方も分かりにくい(1634年: ネルトリンゲンの戦い

+ 飾り帯とバフコート

+ イングランドのレッド・コート




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