ルーブル宮殿


暗殺される王アンリ3世

王アンリ3世 …フランスの国王 (1551-暗殺:1589、在位:1574-1589)
若い頃はプロテスタントにかぶれて今はカトリック。1570年イングランド女王エリザベス1世との結婚を検討するが宗教観の違いで実現ならず。同性愛者(?)で子供ナシ。とにかく ユグノー戦争 (1562–1598年)を終わらせて安定王政にしたかったけど 三アンリの戦い (1587-1589年)も始まって泥沼状態。ドミニコ会修道士 ジャック・クレマン が暗殺。

+ 王アンリ3世をとりまく状況


王アンリ3世の家族


弟アンジュー公フランソワ(私の可愛いカエルさん)と母カトリーヌ・ド・メディシス

アンジュー公フランソワ …王アンリ3世の弟 (1555-熱病:1584)
1579年イングランド女王エリザベス1世との結婚交渉が本格化するが実現ならず。あだ名「カエル」はアンジュー公が女王エリザベス1世にカエルのイヤリングをプレゼントしたからって説アリ。王アンリ3世に嫡子がない場合は次のフランス王…のはずが死亡して三アンリの戦いが勃発。

カトリーヌ・ド・メディシス …王アンリ3世やアンジュー公フランソワの母親 (1519-1589) フィレンツェ出身
カトリックvsユグノーの激動の中で、次々と君臨する息子たちを守ろうと努力した女性。占星術師ノストラダムスを重用。イタリアからフォークを持参してフランス人に食事作法(それまで食事は手づかみ)を教え、料理人や菓子職人を持参して宮廷のフランス料理を改革。マカロンなどのフランス菓子も彼女のおかげ。
王妃ロレーヌ公女(ルイーズ・ド・ロレーヌ=ヴォーデモン) …王アンリ3世の妻 (1553-1601)
王アンリ3世は人妻マリー・ド・クレーヴ(ナヴァール王の従妹)が大好きで、略奪結婚まで考えたけど人妻死亡。ルイーズが人妻に似ているという理由で1575年結婚。


三アンリの戦い


暗殺されるギーズ公アンリ1世

ギーズ公(アンリ1世) …カトリック同盟の代表 (1550-暗殺:1588)
ギーズ家は代々カトリックの中心的存在で一族はフランスの広大な地域を支配。王室での実力絶大&国民の人気も絶大。王アンリ3世のボディガード 45人の親衛隊 が暗殺。

暗殺されるナヴァール王アンリ・ド・ブルボン

ナヴァール王(アンリ・ド・ブルボン) …ユグノー同盟の代表、王アンリ3世の親戚 (1553-暗殺:1610、在位1589-1610)
正統な王位継承者で次のフランス王(フランス王アンリ4世)。1598年「ナントの勅令」を発布してユグノー戦争を終わらせた。狂信的なカトリック教徒の フランソワ・ラヴァイヤック が暗殺。

王妃マルゴ(マルグリット・ド・ヴァロワ) …王アンリ3世の妹、ナヴァール王の妻 (1553-1615)
ギーズ公が好きだったのに1572年ナヴァール王と政略結婚させられ、その6日後にサン・バルテルミの虐殺が発生。互いに割り切った夫婦関係で、夫がフランス王となった後に離婚。


王アンリ3世の寵臣


ベルナール・アルトヴィッチ …王アンリ3世の使い 【真殿光昭】
ジェフリーを唸らす程の着こなしと一流の剣捌きだが、ひどい船酔い持ち。叔父はフランス海軍提督。
※叔父さんって誰なんでしょうね?とりあえずフランス海軍提督リストらしきものはこちら wikipedia です。


ラ・ロシェル…ユグノーの港町


ステファン・ムーザン …スペインの間諜 【吉田裕秋】
チーズを売りながら街を偵察している。チーズを嗅がせ「げっ、臭い」と反応したらよそ者と判断。メアリー・スチュアート救出作戦ではニセ船長としてビセンテに協力。

ジャン …魚屋の主人


宿『海猫亭』


ユベール …主人
マルト …女将


お名前だけ登場


F&B 1巻
ノストラダムス …(P104)カトリーヌ・ド・メディシスが心酔していた占星術師。有力者の中にも彼の予言を評価する者たちがいた。

F&B 2巻
フランス王シャルル9世 …(P58)1572年 サン・バルテルミの虐殺 を起こした王様
ローワン公爵夫人 …(P106)ローワン子爵René Ⅱの妻カトリーヌ(1554-1631)?息子ローワン公爵アンリ2世は1603年マルグリッドと結婚。

F&B 3巻
フランス王妃マリー・アントワネット …(P8)フランス王 ルイ16世 の王妃。有名なフレーズは「Qu'ils mangent de la brioche: パンがなければお菓子を食べればいいじゃない 」。