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「【カレンダー】ケルトの暦」(2016/01/06 (水) 12:30:07) の最新版変更点
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#contents_line(level=2,sep=/)
*ケルト人ってなにもの?
中央アジアの草原から馬と車輪付きの乗り物(戦車、馬車)でヨーロッパにやって来た人達。
ケルト戦士集団があちこち征服しながら広がっていったもので、イングランドもケルト人に征服されていた。 ←その後ローマ帝国(ジュリアス・シーザーがいた国)に征服されちゃう。
[[wikipedia>http://en.wikipedia.org/wiki/Celts]]
くさりかたびら(アミアミの防弾チョッキみたいなやつ)はケルト人が考案したらしいです。
&ref(資料_ケルト人.PNG)紀元前400年頃のケルト人分布。日本は縄文~弥生時代
ケルト人を難しく言うと『インド・ヨーロッパ語族ケルト語派』の民族、簡単に言うと『大ざっぱな集合』。
ロンドン・パリ・ベルンなどの地名はケルト語が起源。
|CENTER:インド・ヨーロッパ語族|BGCOLOR(lightgrey):CENTER:ケルト語派|BGCOLOR(lightgrey):CENTER:ナイジェル&br()の&br()ゲール語(ゲーリック語)|BGCOLOR(lightgrey):CENTER:古アイルランド語|&bold(){アイルランド語(アイルランド・ゲール語)}|
|~|~|~|~|スコットランド・ゲール語|
|~|~|~|~|マン島語|
|~|~|BGCOLOR(lightgrey):CENTER:ブリタニック語 |>|古ウェールズ語 - ウェールズ語|
|~|~|~|>|カンブリア語|
|~|~|~|>|古コーンウォール語 - &bold(){コーンウォール語}|
|~|~|~|>|古ブルトン語 - ブルトン語(ブルターニュ語)|
|~|~|BGCOLOR(lightgrey):CENTER:大陸ケルト語 |>|&bold(){ガリア語}(ゴール語)|
|~|~|~|>|ガラティア語(ガラテヤ語)|
|~|~|~|>|ケルト語碑文の諸言語|
|~|CENTER:イタリック語派|CENTER:ジェフリー&br()の&br()ロマンス諸語|>|&bold(){ノルマン語}などなど(ノルマン系はこれ?)|
*ケルト人の暦
ケルトでは1日の始まりは日没から。
太陽と月の動きを目印に&bold(){コリニーの暦}や&bold(){樹の暦}が使われてた? ちゃんとしたことは分からないそうです。
[[wikipedia>http://en.wikipedia.org/wiki/Celtic_calendar]]
ケルト暦は消滅しちゃったけど、イベントは「ハロウィン」や「ヴァルプルギスの夜」となって21世紀にも引き継がれてます。
ぜんぜん関係ないけど火星にもダリアン暦というカレンダーが!
#blockquote(){&u(){&bold(){ヨーロッパの言い伝え}}
&ref(資料_ケルト神話(妖精と輪).JPG,,width=150)ケルト神話の妖精と輪
妖精の力が強まり、妖精界の扉が開いて人間界と交流する日。時間は日暮れどき・真夜中・日の昇る直前・太陽が頭の上にきて影が消えるほんの一瞬。
夏至の前夜は妖精たちが心底陽気になり、美しい人間を自分の花嫁にしようとこっそり連れ去ったりする。
逆に11月の宵祭り(冬の始まりの日)は妖精たちがすっかりふさぎこんでしまう。
}
**コリニーの暦
ガリアのコリニー暦はコリニー(フランス)で発見された、たぶんケルト最古のケルト暦。
紀元前1世紀頃のもので、青銅版にローマ数字で太陰月(60ヶ月)と閏月(2ヶ月)が書かれた5年周期の太陰太陽暦だったらしい。
[[wikipedia>http://en.wikipedia.org/wiki/Coligny_calendar]]
&ref(資料_ケルトの暦(コリニーの暦).JPG)こんな感じ
どんな暦だったかは、学者によって意見が分かれてます。
・暦の始まりはSamonios。古アイルランドのサウィン(10月31日-11月1日)?ベルティネ(5月1日)?夏至?秋分?
・月の始まりは新月?満月?
・1ヶ月は前半(15日)と後半(14か15日)があって、30日の月は「matus:幸運」、29日の月は「anmatus:不運」。
|>|>|BGCOLOR(lightgrey):CENTER:月の名前|BGCOLOR(lightgrey):CENTER:1年目|BGCOLOR(lightgrey):CENTER:2年目|BGCOLOR(lightgrey):CENTER:3年目|BGCOLOR(lightgrey):CENTER:4年目|BGCOLOR(lightgrey):CENTER:5年目|BGCOLOR(lightgrey):CENTER:グレゴリウス暦|
|>|>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(lightgrey):CENTER:Winter Half of Year||
|BGCOLOR(lightgrey):Ciallos?||閏月|MAT||||||
|BGCOLOR(lightgrey):Samonios|夏が終わる月|30日|MAT|MAT|MAT|MAT|MAT|11月初め頃|
|BGCOLOR(lightgrey):Dumann|暗い月|29日|ANM|ANM|ANM|ANM|ANM|12月頃|
|BGCOLOR(lightgrey):Riuros|厚い・頑丈な・大きい月|30日|MAT|MAT|MAT|MAT|MAT|1月頃|
|BGCOLOR(lightgrey):Anagantios|旅をしない月|29日|ANM|ANM|ANM|ANM|ANM|2月頃|
|BGCOLOR(lightgrey):Ogron|寒い月|30日|MAT|MAT|MAT|MAT|MAT|3月頃|
|BGCOLOR(lightgrey):Cutios|-不明-|30日|MAT|MAT|MAT|MAT|MAT|4月頃|
|BGCOLOR(lightgrey):Ciallos bis Sonnocingos||閏月|||MAT||||
|>|>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(lightgrey):CENTER:Summer Half of Year||
|BGCOLOR(lightgrey):Giamon|冬が終わる月|29日|ANM|ANM|ANM|ANM|ANM|5月頃|
|BGCOLOR(lightgrey):Simiuisonn|-不明-|30日|MAT|MAT|MAT|MAT|MAT|6月頃|
|BGCOLOR(lightgrey):Equos|-不明-|29日|ANM|ANM|ANM|ANM|ANM|7月頃|
|BGCOLOR(lightgrey):Elembiu|鹿狩りの月|29日|ANM|ANM|ANM|ANM|ANM|8月頃|
|BGCOLOR(lightgrey):Aedrini|輝く/暑い月|30日|MAT|MAT|MAT|MAT|MAT|9月頃|
|BGCOLOR(lightgrey):Cantlos|歌う月|29日|ANM|ANM|ANM|ANM|ANM|10月頃|
**樹の暦(Beth-Luis-Nion)
いくつかある中の1つ。13ヶ月×28日=364日の暦。
詳しいことはちんぷんかんぷん。28日、28日…っと調べてたら&link_wikipedia(13の月の暦){13の月の暦}というのがありました。
&ref(資料_ケルトの暦(樹の暦).JPG,,width=200)こんな雰囲気
|>|>|BGCOLOR(lightgrey):CENTER:月の名前|BGCOLOR(lightgrey):CENTER:名称|BGCOLOR(lightgrey):CENTER:グレゴリウス暦|
|BGCOLOR(lightgrey):1月目|BGCOLOR(lightgrey):Birch Moon|カバ|始まりの月|12月24日-1月20日|
|BGCOLOR(lightgrey):2月目|BGCOLOR(lightgrey):Rowan Moon|ナナカマド|霊的ヴィジョンへ旅の月|1月21日-2月17日|
|BGCOLOR(lightgrey):3月目|BGCOLOR(lightgrey):Ash Moon|トネリコ|水の月|2月18日-3月17日|
|BGCOLOR(lightgrey):4月目|BGCOLOR(lightgrey):Alder Moon|ハンノキ|自分を導く月|3月18日-4月14日|
|BGCOLOR(lightgrey):5月目|BGCOLOR(lightgrey):Willow Moon|ヤナギ|魔女の月|4月15日-5月12日|
|BGCOLOR(lightgrey):6月目|BGCOLOR(lightgrey):Hawthorn Moon|サンザシ|妨害の月|5月13日-6月9日|
|BGCOLOR(lightgrey):7月目|BGCOLOR(lightgrey):Oak Moon|ナラ(樫)|熊の月|6月10日-7月7日|
|BGCOLOR(lightgrey):8月目|BGCOLOR(lightgrey):Holly Moon|セイヨウヒイラギ|孤立の月|7月8日-8月4日|
|BGCOLOR(lightgrey):9月目|BGCOLOR(lightgrey):Hazel Moon|ハシバミ|賢明の月|8月5日-9月1日|
|BGCOLOR(lightgrey):10月目|BGCOLOR(lightgrey):Vine Moon|ブドウ|祝いの月|9月2日-9月29日|
|BGCOLOR(lightgrey):11月目|BGCOLOR(lightgrey):Ivy Moon|ツタ|反発の月 |9月30日-10月27日|
|BGCOLOR(lightgrey):12月目|BGCOLOR(lightgrey):Reed Moon|アシ|暖炉の月|10月28日-11月24日|
|BGCOLOR(lightgrey):13月目|BGCOLOR(lightgrey):Elder Moon|ニワトコ|完成の月|11月25日-12月22日|
|BGCOLOR(lightgrey):|BGCOLOR(lightgrey):?|||12月23日|
*ケルト人の祭祀と節気
**節気
21世紀のヨーロッパにある節気は、至点(夏至、冬至)と分点(春分、秋分)。
キリスト教に結びつけて考えているようです。 ←秋分のイベントが見つからなかった。ないのかなあ?
[[wikipedia>http://en.wikipedia.org/wiki/Solar_term]]
お馴染みの二十四節気は中国で生まれた考え方で、日本・中国・韓国・ベトナムが使っているもの。ヨーロッパで「今日は立冬ですね~」と言ったら相手ポカーン。言っちゃだめだ!
&ref(資料_節気.PNG)
|BGCOLOR(lightgrey):昼と夜の長さで分ける|BGCOLOR(lightgrey):季節の真ん中|春分・夏至・秋分・冬至|
|~|BGCOLOR(lightgrey):季節の始まり|立春・立夏・立秋・立冬|
|>|BGCOLOR(lightgrey):気温で分ける|小暑・大暑・処暑・小寒・大寒|
|>|BGCOLOR(lightgrey):気象で分ける|雨水・白露・寒露・霜降・小雪・大雪|
|>|BGCOLOR(lightgrey):生物で分ける|啓蟄(冬眠の虫が目を覚ます)・清明(お花見シーズン)・小満(麦畑が緑黄色になる)|
|>|BGCOLOR(lightgrey):農事で分ける|穀雨(田畑に雨が降る)・芒種(イネの種をまく)|
※節分、お彼岸、八十八夜、土用は「雑節」で二十四節気とは別もの。いっぱいあるねー。
**祀られているケルト神話の神様達
ケルト人はヨーロッパの広範囲に住んでいたので「ケルト神話」も地域によって違うようです。
たとえば女神ブリギッドはアイルランドに伝わる神様だし、スプリガンはコーンウォールに伝わる妖精、クー・シーはスコットランドに伝わる犬の妖精。
&link_wikipedia(ケルト神話){wikipedia}
|BGCOLOR(lightgrey):CENTER:女神ブリギッド|BGCOLOR(lightgrey):CENTER:神ベレヌス|BGCOLOR(lightgrey):CENTER:神ルー|
|&ref(資料_ケルト神話(女神ブリギッド).JPG,,height=150,center)|&ref(資料_ケルト神話(神ベレヌス).JPG,,height=150,center)|&ref(資料_ケルト神話(神ルー).JPG,,height=150,center)|
|火・金属細工・豊穣・家畜・作物の実り・詩をつかさどる女神。|光・火・治癒をつかさどる神。|太陽(光)つかさどる神。&br()持ってる槍は神の一族トゥアハ・デ・ダナーンの四神器の一つ。|
**祭祀と節気
ケルト人の宗教は[[ドルイド教>http://en.wikipedia.org/wiki/Druid]]。
王様の次に身分が高いドルイド(神官)が、人間と神との間をつなぐ媒体・政治家・医者家…とマルチに重要な役割を果たしていた。
#blockquote(){&u(){&bold(){サウィンの火の祭典/死者の祭}}
年末から年始にかけての夜は異界との境がなくなり、死者の霊は親族を訪れ魔物や悪霊は作物や家畜に被害を与える。
ドルイドは[[ウィッカーマン(木製人形)>http://en.wikipedia.org/wiki/Wicker_man]]を動物・捕虜・犯罪人の生け贄で満たし、神聖な丘で巨大な火を神に捧げる。
動物の頭と毛皮を纏った人々は、集い、語り合う。
|&ref(資料_ウィッカーマン.JPG,,height=200)こんな感じ|&ref(資料_ウィッカーマン(実物).JPG,,height=200)21世紀(中は空っぽ)|
※ウィッカーマンは女好きのハゲ(ジュリアス・シーザー)の『ガリア戦記』でも紹介されてます。
}
#include(【共通】ケルトの祭祀と節気)
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#contents_line(level=2,sep=/)
*ケルト人ってなにもの?
中央アジアの草原から馬と車輪付きの乗り物(戦車、馬車)でヨーロッパにやって来た人達。
ケルト戦士集団があちこち征服しながら広がっていったもので、イングランドもケルト人に征服されていた。 ←その後ローマ帝国(ジュリアス・シーザーがいた国)に征服されちゃう。
[[wikipedia>http://en.wikipedia.org/wiki/Celts]]
くさりかたびら(アミアミの防弾チョッキみたいなやつ)はケルト人が考案したらしいです。
&ref(資料_ケルト人.PNG)紀元前400年頃のケルト人分布。日本は縄文~弥生時代
ケルト人を難しく言うと『インド・ヨーロッパ語族ケルト語派』の民族、簡単に言うと『大ざっぱな集合』。
ロンドン・パリ・ベルンなどの地名はケルト語が起源。
|CENTER:インド・ヨーロッパ語族|BGCOLOR(lightgrey):CENTER:ケルト語派|BGCOLOR(lightgrey):CENTER:ナイジェル&br()の&br()ゲール語(ゲーリック語)|BGCOLOR(lightgrey):CENTER:古アイルランド語|&bold(){アイルランド語(アイルランド・ゲール語)}|
|~|~|~|~|スコットランド・ゲール語|
|~|~|~|~|マン島語|
|~|~|BGCOLOR(lightgrey):CENTER:ブリタニック語 |>|古ウェールズ語 - ウェールズ語|
|~|~|~|>|カンブリア語|
|~|~|~|>|古コーンウォール語 - &bold(){コーンウォール語}|
|~|~|~|>|古ブルトン語 - ブルトン語(ブルターニュ語)|
|~|~|BGCOLOR(lightgrey):CENTER:大陸ケルト語 |>|&bold(){ガリア語}(ゴール語)|
|~|~|~|>|ガラティア語(ガラテヤ語)|
|~|~|~|>|ケルト語碑文の諸言語|
|~|CENTER:イタリック語派|CENTER:ジェフリー&br()の&br()ロマンス諸語|>|&bold(){ノルマン語}などなど(ノルマン系はこれ?)|
*ケルト人の暦
ケルトでは1日の始まりは日没から。
太陽と月の動きを目印に&bold(){コリニーの暦}や&bold(){樹の暦}が使われてた? ちゃんとしたことは分からないそうです。
[[wikipedia>http://en.wikipedia.org/wiki/Celtic_calendar]]
ケルト暦は消滅しちゃったけど、イベントは「ハロウィン」や「ヴァルプルギスの夜」となって21世紀にも引き継がれてます。
ぜんぜん関係ないけど火星にもダリアン暦というカレンダーが!
#blockquote(){&u(){&bold(){ヨーロッパの言い伝え}}
&ref(資料_ケルト神話(妖精と輪).JPG,,width=150)ケルト神話の妖精と輪
妖精の力が強まり、妖精界の扉が開いて人間界と交流する日。時間は日暮れどき・真夜中・日の昇る直前・太陽が頭の上にきて影が消えるほんの一瞬。
夏至の前夜は妖精たちが心底陽気になり、美しい人間を自分の花嫁にしようとこっそり連れ去ったりする。
逆に11月の宵祭り(冬の始まりの日)は妖精たちがすっかりふさぎこんでしまう。
}
**コリニーの暦
ガリアのコリニー暦はコリニー(フランス)で発見された、たぶんケルト最古のケルト暦。
紀元前1世紀頃のもので、青銅版にローマ数字で太陰月(60ヶ月)と閏月(2ヶ月)が書かれた5年周期の太陰太陽暦だったらしい。
[[wikipedia>http://en.wikipedia.org/wiki/Coligny_calendar]]
&ref(資料_ケルトの暦(コリニーの暦).JPG)こんな感じ
どんな暦だったかは、学者によって意見が分かれてます。
・暦の始まりはSamonios。古アイルランドのサウィン(10月31日-11月1日)?ベルティネ(5月1日)?夏至?秋分?
・月の始まりは新月?満月?
・1ヶ月は前半(15日)と後半(14か15日)があって、30日の月は「matus:幸運」、29日の月は「anmatus:不運」。
|>|>|BGCOLOR(lightgrey):CENTER:月の名前|BGCOLOR(lightgrey):CENTER:1年目|BGCOLOR(lightgrey):CENTER:2年目|BGCOLOR(lightgrey):CENTER:3年目|BGCOLOR(lightgrey):CENTER:4年目|BGCOLOR(lightgrey):CENTER:5年目|BGCOLOR(lightgrey):CENTER:グレゴリウス暦|
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|BGCOLOR(lightgrey):Dumann|暗い月|29日|ANM|ANM|ANM|ANM|ANM|12月頃|
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|>|>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(lightgrey):CENTER:Summer Half of Year||
|BGCOLOR(lightgrey):Giamon|冬が終わる月|29日|ANM|ANM|ANM|ANM|ANM|5月頃|
|BGCOLOR(lightgrey):Simiuisonn|-不明-|30日|MAT|MAT|MAT|MAT|MAT|6月頃|
|BGCOLOR(lightgrey):Equos|-不明-|29日|ANM|ANM|ANM|ANM|ANM|7月頃|
|BGCOLOR(lightgrey):Elembiu|鹿狩りの月|29日|ANM|ANM|ANM|ANM|ANM|8月頃|
|BGCOLOR(lightgrey):Aedrini|輝く/暑い月|30日|MAT|MAT|MAT|MAT|MAT|9月頃|
|BGCOLOR(lightgrey):Cantlos|歌う月|29日|ANM|ANM|ANM|ANM|ANM|10月頃|
**樹の暦(Beth-Luis-Nion)
いくつかある中の1つ。13ヶ月×28日=364日の暦。
詳しいことはちんぷんかんぷん。28日、28日…っと調べてたら&link_wikipedia(13の月の暦){13の月の暦}というのがありました。
&ref(資料_ケルトの暦(樹の暦).JPG,,width=200)こんな雰囲気
|>|>|BGCOLOR(lightgrey):CENTER:月の名前|BGCOLOR(lightgrey):CENTER:名称|BGCOLOR(lightgrey):CENTER:グレゴリウス暦|
|BGCOLOR(lightgrey):1月目|BGCOLOR(lightgrey):Birch Moon|カバ|始まりの月|12月24日-1月20日|
|BGCOLOR(lightgrey):2月目|BGCOLOR(lightgrey):Rowan Moon|ナナカマド|霊的ヴィジョンへ旅の月|1月21日-2月17日|
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|BGCOLOR(lightgrey):4月目|BGCOLOR(lightgrey):Alder Moon|ハンノキ|自分を導く月|3月18日-4月14日|
|BGCOLOR(lightgrey):5月目|BGCOLOR(lightgrey):Willow Moon|ヤナギ|魔女の月|4月15日-5月12日|
|BGCOLOR(lightgrey):6月目|BGCOLOR(lightgrey):Hawthorn Moon|サンザシ|妨害の月|5月13日-6月9日|
|BGCOLOR(lightgrey):7月目|BGCOLOR(lightgrey):Oak Moon|ナラ(樫)|熊の月|6月10日-7月7日|
|BGCOLOR(lightgrey):8月目|BGCOLOR(lightgrey):Holly Moon|セイヨウヒイラギ|孤立の月|7月8日-8月4日|
|BGCOLOR(lightgrey):9月目|BGCOLOR(lightgrey):Hazel Moon|ハシバミ|賢明の月|8月5日-9月1日|
|BGCOLOR(lightgrey):10月目|BGCOLOR(lightgrey):Vine Moon|ブドウ|祝いの月|9月2日-9月29日|
|BGCOLOR(lightgrey):11月目|BGCOLOR(lightgrey):Ivy Moon|ツタ|反発の月 |9月30日-10月27日|
|BGCOLOR(lightgrey):12月目|BGCOLOR(lightgrey):Reed Moon|アシ|暖炉の月|10月28日-11月24日|
|BGCOLOR(lightgrey):13月目|BGCOLOR(lightgrey):Elder Moon|ニワトコ|完成の月|11月25日-12月22日|
|BGCOLOR(lightgrey):|BGCOLOR(lightgrey):?|||12月23日|
*ケルト人の祭祀と節気
**節気
21世紀のヨーロッパにある節気は、至点(夏至、冬至)と分点(春分、秋分)。
キリスト教に結びつけて考えているようです。 ←秋分のイベントが見つからなかった。ないのかなあ?
[[wikipedia>http://en.wikipedia.org/wiki/Solar_term]]
お馴染みの二十四節気は中国で生まれた考え方で、日本・中国・韓国・ベトナムが使っているもの。ヨーロッパで「今日は立冬ですね~」と言ったら相手ポカーン。言っちゃだめだ!
&ref(資料_節気.PNG)
|BGCOLOR(lightgrey):昼と夜の長さで分ける|BGCOLOR(lightgrey):季節の真ん中|春分・夏至・秋分・冬至|
|~|BGCOLOR(lightgrey):季節の始まり|立春・立夏・立秋・立冬|
|>|BGCOLOR(lightgrey):気温で分ける|小暑・大暑・処暑・小寒・大寒|
|>|BGCOLOR(lightgrey):気象で分ける|雨水・白露・寒露・霜降・小雪・大雪|
|>|BGCOLOR(lightgrey):生物で分ける|啓蟄(冬眠の虫が目を覚ます)・清明(お花見シーズン)・小満(麦畑が緑黄色になる)|
|>|BGCOLOR(lightgrey):農事で分ける|穀雨(田畑に雨が降る)・芒種(イネの種をまく)|
※節分、お彼岸、八十八夜、土用は「雑節」で二十四節気とは別もの。いっぱいあるねー。
**祀られているケルト神話の神様達
ケルト人はヨーロッパの広範囲に住んでいたので「ケルト神話」も地域によって違うようです。
たとえば女神ブリギッドはアイルランドに伝わる神様だし、スプリガンはコーンウォールに伝わる妖精、クー・シーはスコットランドに伝わる犬の妖精。
&link_wikipedia(ケルト神話){wikipedia}
|BGCOLOR(lightgrey):CENTER:女神ブリギッド|BGCOLOR(lightgrey):CENTER:神ベレヌス|BGCOLOR(lightgrey):CENTER:神ルー|
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|火・金属細工・豊穣・家畜・作物の実り・詩をつかさどる女神。|光・火・治癒をつかさどる神。|太陽(光)つかさどる神。&br()持ってる槍は神の一族トゥアハ・デ・ダナーンの四神器の一つ。|
**祭祀と節気
ケルト人の宗教は[[ドルイド教>http://en.wikipedia.org/wiki/Druid]]。
王様の次に身分が高いドルイド(神官)が、人間と神との間をつなぐ媒体・政治家・医者家…とマルチに重要な役割を果たしていた。
#blockquote(){&u(){&bold(){サウィンの火の祭典/死者の祭}}
年末から年始にかけての夜は異界との境がなくなり、死者の霊は親族を訪れ魔物や悪霊は作物や家畜に被害を与える。
ドルイドは[[ウィッカーマン(木製人形)>http://en.wikipedia.org/wiki/Wicker_man]]を動物・捕虜・犯罪人の生け贄で満たし、神聖な丘で巨大な火を神に捧げる。
動物の頭と毛皮を纏った人々は、集い、語り合う。
|&ref(資料_ウィッカーマン.JPG,,height=200)こんな感じ|&ref(資料_ウィッカーマン(実物).JPG,,height=200)映画「[[ウィッカーマン>https://en.wikipedia.org/wiki/The_Wicker_Man_(1973_film)]]」(1973年)|
※ウィッカーマンは女好きのハゲ(ジュリアス・シーザー)の『ガリア戦記』でも紹介されてます。
}
#include(【共通】ケルトの祭祀と節気)
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