沈黙はVer.1.3から存在するキーワード能力である。
効果を発動することができない。
この付与効果を受けるとユニットの持つアビリティを一切発揮することができなくなり、新たに他の能力を付与しても効果の発動が出来なくなる。
こうなると単なるBPだけのユニットとなるため、相手のコンボを崩したりデメリットのある自分のユニットを上手く活用することができる。
なお、ユニットがフィールドに出た際に発動する
CIP能力に対しては効果が及ばない。これはCoJの効果処理がユニットの効果を最優先するためである。
アイコンは吹き出しに「…」と描かれたもの。Ver.2.0EX2からは沈黙を付与した際のエフェクトが追加され、鎖で縛られるような演出となった。このエフェクトは沈黙状態のユニットにキーワード能力を付与した際にも発生する。
主な場面、特殊な例、コンボ等
- 呪縛を持つユニットに沈黙を付与し、ターン開始時に行動権を回復させる
- 沈黙を付与されたウィルスは防御禁止と攻撃禁止が無効化され戦闘が可能となる
- ただし、その他の効果である進化不可、撤退不可、寿命カウンターは無効化されない (「進化不可」は進化禁止とは異なる)
- また、フィールドを離れる際の除外扱いも無効化されない。これは沈黙状態の複製ユニットも同様である
- CIP能力によるスピードムーブに対してアムネシアで沈黙を付与しても解除されたアタック制限が再度つくことはない
- オーバーライドでレベル3にクロックアップされたユニットをフィールドに出した際、オーバークロック時の効果処理はトリガー・インターセプトカードの後となるため、アムネシアの沈黙で無効化できる
- 密偵等の「ブロックされない」という効果は次元干渉と同様の扱いになり、沈黙状態のユニットには発動しない
- 沈黙は「効果を発動することができない」という能力を付与するため、能力が付与されていない事が条件となる古の最終兵器等の効果は受けられない
対策
上記の通り、システム上沈黙を付与するのがCIP能力の効果処理以降となるため、
天空神機ゼウスの全ユニット消滅、珍獣等のサーチ効果等は特に警戒せずに使うことができる。
そのほか、進化ユニットや
人身御供等の素材として使用したり、わざとフィールドから手札や捨札に送り、トリガー・インターセプトカード等を用いてユニットを回収または特殊召喚する手もある。
また、Ver.2.0EX2からは沈黙を取り除く効果を持つ
意志の継承が登場した。
最終更新:2016年10月23日 16:37